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中身のない人

 中身のない薄っぺらい人は、きれいごとを平気で口にします。たとえば、誰とでも仲良くしましょう。自分を傷つけた人を、許してあげましょう。といった類のことを。たいへん立派ですが、絵に描いた餅のような理想論で、現実的ではありません。この人は、生身の人間関係の深淵を覗いたことがないのだろうか?そうした印象を受けることでしょう。口先だけが達者で、安っぽい理想論を振りかざして、他人を操作しようとしているという...

カルトリーダー

 宗教団体が多用するマインドコントロールは、まず賛美のシャワーから始まります。セミナーや勉強会に誘って、訪れた人を気味が悪いほど褒めたり、親し気に話しかけたり、関心を示します。薄っぺらなお世辞や、社交辞令的な関心なのですが、人は誰でも関心を抱かれたり理解を示されるとうれしいので、親近感を抱く人もいることでしょう。その一方で、相手の現状を否定し、「神とともに歩む正しい生き方」に引きずりこもうとします...

人間関係に疲れる人

 誰に対しても、いつも笑顔で接することを心掛け、相手の話題に相槌を打ち、興味を持って聞いているかのように装い、相手からの心ない仕打ちにも、相手の事情や自分の落ち度を省みて、許し受け入れようと努力する。人間関係に疲れる人は、忍耐と努力が過剰になっています。良好な人間関係は心地いいものですが、自分を偽り、努力して作り出そうとすると、疲れます。 もちろん、相手もこちらの気遣いに気付きますから、初対面のこ...

他人を思い通りに動かしたい人

 さほど親しくもないのに、いきなり頼みごとの電話がかかってくる。あるいは、愚痴や悪口を長々と聞かされる。このような迷惑な人に、心当たりはありませんか? 相手の立場に立つことなど、考えも及ばず、思い立ったら即行動!!とばかりに、それほど親しい間柄ではなくても、遠慮なく、自分の都合次第で夜更けであろうと、連絡を取ろうとしたり、買い物を依頼したり。自分の都合のためだけに、そうした行動を取ることが習慣になっ...

カルトの世界

 全ての創造主たる唯一無二の『神』がいるとする概念は、科学の発達とともに、衰退してきました。かつて、未成熟な社会では、全ての物事の成り立ちと結末を、神の技として一件落着としました。世の中は、様々な不条理に満ちていますから、神の計らいとして受け入れるしかない、人の悲しみも見てとれます。 伝説が、故人を神の座に持ちあげます。後世の人々の理想が、幾重にも書き加わって、いつの間にかバイブルは、荒唐無稽なも...

日常の中のサイコパス

 「ここだけの話だけれど」と、自分が知りえた他人の秘密を口外する人は、複数の人に同様の手口を使っています。自分は信頼されている、選ばれた存在だ、などと思うと、後で、裏切られた心境になることでしょう。「ここだけの話だけれど」と、悪口を言っていたその相手と会うと、親しく接することができることにも驚かされることでしょう。第三者に愚痴らねばならないほどの人物なら、なるべく疎遠にしたいと考える感性の持ち主に...

精神病質-サイコパス

 サイコパスの脳は、他者の感情に共感する部位が、発達していません。他者の感情に鈍感であるからこそ、他者を傷つける発言や行為を、無頓着に繰り返してしまうのでしょう。 感情の起伏が少ないので、退屈を感じやすいという特徴があります。それ故に、より強い刺激を求めて、前後の見境なく、衝動に屈してしまう傾向が顕著です。なぜ、後で問題になり、不利益を被るようなことを、やってしまうのか。抑制の取れた人には理解しが...

DVから逃げない女

 壁に叩きつけられ、階段から突き落とされ、首を絞められ、命の危機にさらされながらも、駆けつけた警察官に「転んだだけ」と告げて、夫をかばう女性。なおも暴力夫の傍に留まり続ける女性。 「なぜ?」と、誰もが疑問を投げかけるでしょう。心配し、忠告する友人たちに、「人それぞれ、生き方がある。」と背を向け、友人を失っても、夫を選ぶのはなぜでしょうか。「親密な距離」の範囲外にいる第三者には、とうてい理解できませ...

感じのいい人の憂鬱

 人と接する時は、にこやかな笑顔を心掛ける。これが、人に好印象を与え、受け入れられる基本でしょう。 ですが、いつも、いつまでも微笑みをもって人に接するのは、付き合いが長くなるにつれ、苦痛になってきます。 相手が、自分の感情を傷つけた時、平気なふりをして微笑んでいると、相手はこちらの痛手に気付けません。その結果、相手は、同様の態度を取りつづけることになります。...

意地悪のターゲットにならない

 意地悪な人は、人の弱点を突くのが得意です。相手が困惑したり、傷つく姿を見て、楽しむという特徴を持っています。意地悪をすることに対して罪悪感がなく、嫌われることへの恐れもなく、相手の苦痛に対して共感性もないので、自分の欲求のままにを意地悪をする傾向があります。 いつ、このような人物のターゲットにされないとも限りません。常日頃から、「場」に気心の合う仲間を作っておくことが大事です。意地悪をされても、...

あなたの隣のサイコパス

 あなたの身近にいる困った人には、次のような特徴はないでしょうか。 精力的で堂々として、遠目には、行動的で勇気のある人物、のように見える。この人の脳は、不安感や恐怖感を感じにくい構造になっています。そのため、刺激的な挑戦を求めます。 口にする言葉も楽観的で、表面的なお世辞もうまく、人たらしです。いつも、取り巻きに囲まれていることも、多いものです。 ですが、付き合いが長くなると、気付きます。自分の評...

良心が未発達な人

 共感とは、他者の感情を感知する能力です。この能力があるからこそ、相手に感情移入し、同情を感じます。相手に痛みを与えるような言動を慎むことも、自然にできるのです。良心は、この他者の痛みを感ずる能力から生まれます。 利他的な脳は、側頭葉と頭頂葉が接する領域に、灰白質がより多くあると言われています。この領域に損傷を受けたり、未発達であると、道徳的判断に影響が出ると考えられています。...

共依存になれない関係

 支配願望が強い人は、周囲の人々を意のままに動かしたい、という願望を常に抱いています。他人は自分が有能感を感じるための道具にすぎない、とでも思っているかのように。 もちろん、最初からそうした素を見せるわけではありません。初対面では人一倍フレンドリーだったり、気の利く態度で接してくることが多いので、多くの人は好印象を抱くことでしょう。 ですが、親しくなるにつれ、徐々に相手に対して支配的な態度を取るよ...

相手に合わせる人

 どのような人が相手でも、微笑みながら、頷きながら、興味津々の様子で、また、内容によっては深い共感を示しながら、相手の話にとことん付き合う聞き上手な人。相手に合わせる人は、こんな人です。 解る人には、相当気を使っているなと解るのですが、表面しか見ない人の目には、その胸の内は見えません。相手に合わせる人は、基本的に、自分を抑圧する人、我慢する人なのです。楽しそうに振舞っているからといって、楽しんでい...

他人を利用することしか考えていない人

 他人を利用する人は、あなたに何の利益ももたらさず、あなたの時間とエネルギーを吸い取ってしまいます。悪意がなく、友人のように接してくるために、邪険にするのも躊躇われ、扱いにくいものです。 彼らは、あなたの情報を、自分の目的を達成するために利用します。他人を利用する人は、常にあなたからなにを手に入れられるかを考えています。あなたから奪ってばかりで、与えることはほとんどしません。もっとあなたから利益を...

怒りを表現する

 腹が立っているのに、何も言い返せない。黙って、我慢している。表面上は気にしていないようにふるまい、何も言わない、ということはありませんか? 怒りを見せないと、自分の我慢の限界が、相手に伝わりません。相手は、同様の言動を繰り返すことになります。黙っているということは、そうしてもいいという許可を与えているようなものです。 ところが、黙っている人は、そうは考えていません。「こんなことを言われれば、あん...

愛された記憶

 なんでも、もらって当然と思っている人がいます。何かしてもらって当然、お金や品物をもらって当然、頼みごとを断られても、あっさり引き下がらず、食い下がる。さらに、やってもらったことに、出来栄えが悪いとケチをつける。お返しなど、考えもしない。もらうことに慣れきってしまった世界の住人なのだろうと考えないと、理解できない類の人たちです。 みんなと仲良くやりたい、誰とでも友達になりたい、嫌われるのが怖い。他...

人を見下す人

  何らかの点で、自分より劣った人を見下す心理は、誰にでもあります。ただ、それを小ばかにしたような口調で言葉に出し、周りの人を不快にさせてしまう人は自制心が足りません。 そうした人は、自分に自信がなく、周りから受け入れられるかどうかを、いつも気にしています。自分の置かれている現実が、思い描いた理想に及ばず、思い通りにならないことに不満をため、いつも苛立っているのです。 努力で解決できるものなら努力...

犠牲にならない生き方

 「自己中にならず、他人に親切にしましょう。」この言葉だけを聞くと、誰しも、納得し、頷くかもしれません。他人を助ければ、自分もまた、困った時に助けてもらえる、と信じたいものです。 だからといって、他人に親切にせよ、人助けをしなさいと口を酸っぱくして言う人には、注意が必要です。それは、自然に振舞っている人に、罪悪感を植えつけるものだからです。親しくもない顔見知り程度の相手にも、自分を犠牲にして支えな...

とげとげしい人の心理

 何かといえば、批判や非難、バッシングと、否定的な話題ばかりの人に、うんざりしたり苛立ったことはありませんか? 話題に上るのは同僚や知人の悪口、テレビを付ければ、芸能人や政治家の悪口、そればかりではありません。あなたが何か発言するたびに、すぐに否定したり、反対意見を突きつけてきます。同調くれない、共鳴してくれない、どうでもいいことにまでダメ出しされて、もう付き合うのが嫌になる、という人もいるのでは...

自己愛性パーソナリティ その対応

 自己愛性パーソナリティの人は、他人は全て自分の役に立つために存在していると思っているかのようです。少し親しくなると、あれこれ図々しい頼みごとをしてくるようになります。 してくれることを当たり前のように考えているのか、引き受けたからといって、感謝もされません。しかも、これまでなんでも言いなりになってくれた人が、不服を口にすると、困った人だとばかりに、逆ギレ、癇癪球をさく裂させることもあります。 あ...

必要とされたい人

 人から頼られ、必要とされることに喜びを見出す人は、少なくないことでしょう。この承認欲求は、他者から必要とされないとき自分を傷つけ、同様の他者を侮蔑する考えに至ります。他人にとって役に立つ資質を、その個人が有していないなら、誰の役にも立たないなら、その人には生きる価値がない、不要な存在だという思想に通じるのです。 必要とされたい人は、家族のためによく働き、社会の中でも他者に抜きんでて功績を積もうと...

不倫にはまる

 独身女性の、婚外恋愛に対するハードルは、一昔前に比べると低くなっているように感じます。とはいえ、まだまだ「不倫」への社会の目は厳しいといえるでしょう。 そもそも、なぜ、不倫に至るのでしょうか。出会ってしまった。好きになってしまった。その人が既婚者だった、ということでしょうか。 幸せなゴールはないと、もちろん誰しも初めから知っています。ただ、知識として知っているのと、実感として身に染みているのは違...

依存と愛の欠如

 依存心が強いということは、相手に対し、自分の望むようにふるまってくれることを期待し、そうすることが当然のように要求してしまうことなのです。自分を満足させるために、相手に対してこうしてほしいと勝手に期待し、相手がそのように振舞ってくれないと、失望して相手を責めたり、怒りをぶつけたりしてしまうのです。 本来、人は皆、自分の行動を自分で決める自由がありますから、人が自分の期待通りに動かないからといって...

毅然とした姿勢

 他人との諍いを好まない人は、周囲と異なる意見を口に出さなかったり、心にもない同調を示したり、ついつい周囲の人たちの言いなりになってしまうことが多いものです。独りで受けて立つ勇気がないから、周囲を見方にすることで、安全を確保したいという生き方の癖がそこにあります。争った経験がないからどうしていいかわからず、おのずと受け身な生き方になってしまうのです。 ですが、その場では、他人の意見に押されたり、や...

支配欲と強大な依存心

 周囲から良く見られたいという自己顕示欲、思いどおりに人を動かしたいという支配欲、ほとんどの人が潜在的に持っている欲求なのでしょう。ある程度、それができる立ち位置になると、人を操れるという誤解と傲慢が生じ、それが自他ともに不幸にしてしまうことがあります。  強い支配欲は、かなえられているときは、まわりが迷惑を被り、かなえられないときには自分が悩んでしまいます。決して望ましいものではありませんが、上...

支配欲の周辺

 支配欲の強い人は、一方で、困った人を助けたい人でもあります。困った人がいると聞けば、急いで駆けつけます。 そして、手を差し伸べるのですが、それは周囲の評価を得たいという強い願望から生みだされた行為なのです。初めは気付かなかった相手も、やがて、そうと知るようになります。「この人は、わたしの問題に何の関心もない。関心があるのは、ただ、差し伸べた自分の手が立派に見えるかどうかということだけ。陰では、こ...

自分を基準にする

 どこかの集団やグループに所属して、したくもないことをやらされて、我慢と忍耐を重ねて、必死に頑張っている人は、なぜそんなにも苦しい努力をするのでしょう。おそらく、この先も、人生が長く続いていると信じているからでしょう。そして、自分を脇に置いて、相手に奉仕することによって、将来相手から支えられるに違いないと信じているのです。 ですが、人生はどこに終止符があるかわかりません。尽くして尽くして、見返りの...

自我の危機

 うまくノーを言えない人は、不本意なことを不用意に引き受けてしまい、疲れて不満を溜めこんでしまいます。そうした生き方が癖になってしまった背景には、自分を受け入れてもらえない事への恐れが、潜んでいるのかもしれません。遠い昔の、辛い経験がその恐れの源である可能性があります。 人から虐待を受けた動物は、人を恐れ、容易に近づこうとはしません。人間もまた、対人関係に喜びの記憶がないと、人と関わることを躊躇す...

依存心と支配欲

 自己中心的な人は、周りの人に感謝しない人です。自分の指示通り動いてくれ、役立ってくれる人を見下し、その人を支配しようとします。心からの心配や、同情を覚えることもないようです。 病気見舞いに来てくれたその人と、話をした後で、何やら責められているような不快な気分になったり、屈辱を感じたら、その人は自己中心的な人である可能性が高いでしょう。 自己中心的な人は、前向きにバリバリ仕事をしているように見えて...