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怒りを表現する

 腹が立っているのに、何も言い返せない。黙って、我慢している。表面上は気にしていないようにふるまい、何も言わない、ということはありませんか? 怒りを見せないと、自分の我慢の限界が、相手に伝わりません。相手は、同様の言動を繰り返すことになります。黙っているということは、そうしてもいいという許可を与えているようなものです。 ところが、黙っている人は、そうは考えていません。「こんなことを言われれば、あん...

自分を基準にする

 どこかの集団やグループに所属して、したくもないことをやらされて、我慢と忍耐を重ねて、必死に頑張っている人は、なぜそんなにも苦しい努力をするのでしょう。おそらく、この先も、人生が長く続いていると信じているからでしょう。そして、自分を脇に置いて、相手に奉仕することによって、将来相手から支えられるに違いないと信じているのです。 ですが、人生はどこに終止符があるかわかりません。尽くして尽くして、見返りの...

自分を責めない

 寂しい心境でいる人は、相手から嫌われたくなくて、何か不快な事があっても、ぐっと我慢を続けてしまいます。恋人からの連絡がなくても我慢、友人から雑用係にされても我慢、そんな態度を取ってほしくないと言えなくて我慢。笑顔で、傷ついてないふりをします。 中には、一見、何でも話せているように見える人もいるでしょう。ですが、肝心のことが言えません。相手を失いたくないから、相手の機嫌を損ねるのが怖いのです。相手...

自分を優先する

 他者の感情に配慮できる人は、相手を不快にしないよう、言動に気を配ります。時には自分を脇に置いて、相手を優先し、そのために自分自身が生きづらくなってしまうこともあるのではないでしょうか。 人の気持ちに配慮できるのはいいのですが、そのために自分をいじめてしまうと、ストレスが溜まります。相手をたいせつにするのと同様に、自分自身も労わってあげることが必要です。 波風を立てるのは悪いことだというビリーブが...

凛とした静かさ

 どちらかというと無口、物静かで内向的、こうした性格の人は、他人との諍いを好みません。対立を避けたいがために、相手に譲歩して、自分の意見をひっこめてしまう場面も、度々あったことでしょう。 ですが、相手の意見に従ったからといって、自分の意見がないわけではありません。譲れない独自の人生観や世界観を、表現していない、ただそれだけなのです。 他人に対する嫌悪など、負の感情も表現することをためらいます。調和...

言い返せない人

 人と接することによって受けるストレスに悩んでいる人は、少なくないことでしょう。そうした人たちの周囲からの評価は、決して悪くはありません。「温厚で癒し系。羊のような人。」と言われたり、「棘のないバラのようだ」などとたとえられたり、素直で従順という評判を受けたりしていることでしょう。 なぜ、そうした印象を与えているのでしょうか。周囲の印象に残っているのは、些細なからかいから言葉による暴力まで、その人...

怒れる人になる

 怒れない人は、人間関係を大切に考えています。相手の身勝手な態度に迷惑を感じていても、「ここで怒ったら相手が傷つく」「ギクシャクした関係になってしまうかも」と、怒りを表現することに罪悪感を感じてしまうのです。人と対立したり、争う経験が乏しいのがその原因といえます。自分を犠牲にしても、平穏を重んじることによって、喧嘩の経験を逸してきたといえるかもしれません。 平穏の中に安心を見出したい、という願いは...

やめてもいい

 何らかの集まりなど、いつも参加している公の場に、明日は行かなければならない日だと思うと、わけもなく涙があふれ、無性に辛くて、いつまでも眠れない。 その涙や不眠症は、「行きたくない」という本心を、「行かねばならない」という義務感でがんじがらめにしていることから生じる心の悲鳴でしょうか。行くことのメリットと、行かないことのデメリットで、葛藤に引き裂かれているのかもしれません。 関係のない第三者に、不...

許せない相手を許せるとき

 誰かに対する憎しみや、許せない感情が、何十年も心の奥底に燻ってしまうことがあります。そのような時は、許すことが自分の心の健康と幸せのためだなどと、誰かに正論を言われても、憤慨してしまうのが落ちでしょう。 許せない思いを抱えているとき、心の傷が痛みを放っています。一方的に、長期間にわたって傷つけられたという理不尽さへの怒りも伴っているのです。 加害者が、略奪者が、自分の行為の結果、幸福を手に入れ、...

NOと言うために

 つい、頼まれごとを引き受けてしまい、後悔して自己嫌悪に陥ったことはありませんか? 今度は絶対断ろうと最初にNOと言ったにもかかわらず、そこを何とかと押し切られ、気付いたら引き受けてしまっていた....。ありがちな話です。 人使いの荒い人は、百戦錬磨。強引で押しが強く、会話も巧みなので、相手の勢いに飲まれてしまうのです。冷静に考える余裕がなくなってしまった状態で、「Yes」と言ってしまっている、といった結...

許せない人がいるとき

 「許してあげなさい。」他人は、それが正しいことのように、簡単に言ってのけます。あなたの心に突き刺さった太い杭のような憎しみに出会うと、たいていの人は、恐れをなしてしまうのです。過去のフラッシュバックに苦しむあなたの姿に、不穏な思いを募らせるのです。 また、第三者は、あなたの脇の甘さや不注意にも気付きます。ですから、期待していた共感はもらえず、批判さえされることもあるかもしれません。 許せない自分...

気分良く過ごすために

 こんなことを言ったら、したら、人はどう思うだろうか? 陰で非難などされないだろうか? などと考え、拒絶に合わないために、人に受け入れられそうな言動を予測して、自分の行動を決めていると、だんだん辛くなります。人に喜ばれそうだと、自分がやりたくないことばかり行っていては、自分を喜ばすことができないのですから。 あれやこれやをやってほしいと、人から押し付けられ、気の進まない行動を取っていると、その相手が...

依存されやすい人

 誰に対しても笑顔で接する好感度の高い人は、困った人たちに寄ってこられるという悩みを抱えていることがあります。未熟なパーソナリティの人たちから、依存されやすいのです。 数回顔を合わせただけのよく知らない人から、電話が頻繁にかかるようになり、しかも長電話。内容は第三者の悪口や愚痴ばかり。慰めようとすると、気に入らなかったのか逆ギレし、怒涛のように罵詈雑言を浴びせてくる。いったい、この人はどうなってい...

怒りの沸点が高い人

 怒りの沸点が高い人は、余程のことでなければ人前で激怒することはありません。普段から他者の気分を害さないように心掛け、いつもニコニコしていて、周囲からは癒しキャラと思われているかもしれません。 ですが、その傾向から、無神経な発言や、あつかましいお願いに人知れず悩むことも多いことでしょう。我慢を重ね過ぎると、いつの間にか溜まりすぎたストレスが爆発する可能性もあります。 怒りの沸点が高い人は、抑制の強...

過剰適応のデメリット

 誰しも、他者から嫌われるのは気分のいいものではありません。できれば、好感を持たれたいものです。 そこで、公の場では、我がままを抑え、気配りを披露するなど、自己演出を心がけます。その結果、思惑通り、周囲からの評価は良好に保たれます。表面的には、人間関係はうまくいっているように見え、自分自身もそう信じていたりします。 ところが、本人も気づかないうちに、ストレスは蓄積されていきます。自分はよく自重し、...