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過去の傷をいやすこと

 心の傷は、時間がすべて癒してくれるとは限りません。深く傷ついた記憶は、時を経ても消えないのです。その相手との縁が切れても、それで終わりではありません。思い出すたびに怒りや悔しさがこみあげてきて、悶々として、自分を苦しめることになります。 体調が悪いとき、今、別の問題を抱えているとき、そうした不調の時に、過去のイヤな記憶は甦ってきます。まだ許していないから、甦ってくるのです。不当だった、理不尽だっ...

怒ることへの恐怖心を越えて

 すぐにキレて、他人に噛みつく人は、自己中心的な困った人。そう考える人も多いことでしょう。平和に、協調して過ごせるなら、それに越したことはありません。ですが、そのためには、どんなことも我慢する、そうすることでしか得られないような平和は、いずれ人間関係を破綻させてしまいます。 相手と衝突することを恐れて、諍いを避けるためにどんなことでも我慢してしまう人は少なくありません。この衝突回避症は、その場はし...

見えない

 どんなときにも幸せの材料は傍にあるのに災いに目が釘付けで見えないだけ...

臨機応変にできない!!

 不意打ちに、理不尽なことをされた、言われた。こうした場合、よほど親しい間柄でもない限り、とっさに言い返せない人は、少なくないかと思います。思いがけない出来事に、脳がフリーズしてしまうのです。何か言おうとすると、固まってしまい、声が出ません。 言い返したら、さらに相手からの攻撃が来るのでは?といった不安な心理も働きます。すると、波風立てない方がいいという結論になります。そして、耐え難い我慢は、恨み...

立派なことを言う人

 スピーチや、一対一の会話でも、思わずうなづきたくなる立派なことを言う人はいるものです。上から目線な態度も、人生経験が豊富で苦難を越えてきた大人の人格に見える場合もあります。その人との交流が浅いと、つい、心惹かれてしまうかもしれません。 立派な発言には、共感することも多いものですが、発言が立派だからと言って、その人の行動も整っているとは限りません。発言だけでなく、その人の行動も視野に入れると、落差...

許すということ

 元恋人を、あるいは親を、許せないと悶々とすることは、多いものです。私たちは、関係性の距離が近いほど、相手に依存したい、甘えたい心を持っています。ところが、それが満たされないことも多々あります。相手も同様の心をもって、対峙してくるからです。結果、奪われるばかりだった、得たいもの、得られて当然のものが得られなかったという怒りが生まれます。 親は、幼い子供を保護し、一方的に与える存在と位置づけられます...

怒りを出せない人

 怒りを覚えても怒らない、怒りの感情を表現しない人は、そもそも、怒りを表出する経験が乏しいのかもしれません。怒りを覚えたとしても、すぐに抑圧してしまう癖が身についてしまっていると言えるでしょう。 成長期に家庭や学校で、いじめ、虐待などを経験してきた人は、「ありのままの自分でいい」という感覚が育っていません。そこで、笑顔などの、受け入れられる感情を演出し、怒りを表出することを恐れます。成長期を通して...

やさしい人は損をする?

 誰しも、自分が所属する社会は、居心地のいいものであってほしいと願うことでしょう。そのための手段として、友好的に、良心的に、周囲の人々に接することが、無意識のうちにできるまでに身についている人も、少なくないと思います。ソーシャルスキルの基本とも言えます。 周囲から好感を得て、自分が所属する社会が、居心地のいいものとなるために、そうしているのです。当然、周囲も、その人の気遣いに気付くことでしょう。同...

頼まれごとは断ってもいい

 人からの頼まれごとは、面倒なことが多いものです。それは、たいせつな自分の時間を使うものです。場合によっては、幾ばくかの金銭が必要なこともあるでしょう。些細なことでも、コストがかかることに変わりありません。 人から頼まれごとをされやすい人は、信頼されているのかといえば、そうとも限りません。頼みやすい人、言いつけやすい人、利用しやすい人であることも多いのです。 相手は、ちゃんと日ごろの付き合いに対し...

生きづらい人たち

 安心できない環境のもとで子供時代を過ごした人たちが、大人になってからら、こうした症状が出てしまう事があります。 深く考えず、自動的に、周囲の期待に応えてしまう。自分としては、不本意で、内心腹を立てている。 その怒りを、悶々としているにもかかわらず、相手の反応が怖くて表現できない。表現したとしても、後々まで、相手の反応を気にして、相手にぎくしゃくした感情を抱き続ける。 やりたくないことでも、断った...

憎しみから解放されるために

 許してあげなさい、と第三者は言うことでしょう。怒りや憎しみの感情は、外ならぬ本人を傷つけるもの、手放して楽になりましょうと。 そうはいっても、一方的に傷つけられ続け、その傷跡が今も深く残っているのに、加害者を無罪放免にできるでしょうか。恨むことしかできない、それを悪だと言われたら、最初の一撃を受けた時、死ねば良かったという結論になってしまいそうです。 動物は敵と出会うと、瞬時に闘争、それができな...

不適切な自己開示

 初対面の相手との会話は、共通の話題や当たり障りのない話になるものです。家族や、親しい相手にするような話題は選びません。 初めてのデートで、自分の悲惨な生い立ちを語る人には、注意が必要です。その人は、過去の傷からまだ立ち直っておらず、精神的なサポートが必要な人なのかもしれません。あるいは、そうした話題が、相手の胸を打ち、感動や同情の念の湧き上がるとを期待しているのかもしれません。思いがけず聞かされ...

虐待後遺症

 成長期にいじめや虐待を経験し、ただじっと耐えて、嵐が過ぎるのを待ち、生き延びた子供が、嵐が去った後で、もう危険な相手がいなくなってから、人間不信や対人恐怖症に苦しむことがあります。渦中にいるときは耐えるのに必死でしたが、もうその必要がなくなってから、症状が出るのです。身体へ受けた傷が、その瞬間よりも、時間をおいてから激しく痛むように。 脳内にインプットされた記憶が、時間とともに整理され、人生観を...

我慢は報われない

 不快なことをはっきり不快だと言ったら、嫌なこともきっぱり断ったら、どんなに楽だろう。そう思いながらも、相手を怒らせたら気まずくなる、究極、相手と疎遠になる、この居場所を失ってしまうと躊躇い、結局従順に相手に従ってしまうことはないでしょうか。こんなにも我慢してるのだから、相手との絆を深められるはず!そう確信して。 ところが、予想に反して、相手は感謝するどころか、ますます支配的になり、積もる我慢の堰...

置かれた場所で咲きなさい?

 「置かれた場所で咲きなさい」という言葉がヒットしました。美しい言葉かもしれませんが、わたしの心には引っ掛かります。ブラック企業、ブラックな上司のもとで、一生懸命働いたところで、行き着く先は心身ともに過労でダウン、という展開になる可能性は濃厚です。ここは自分の居場所ではないと気づいたら、咲ける場所を探した方がいいのです。大地に蒔かれた植物の種ではないのですから。...