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2017.06.13 (Tue)

カルトリーダー

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 宗教団体が多用するマインドコントロールは、まず賛美のシャワーから始まります。セミナーや勉強会に誘って、訪れた人を気味が悪いほど褒めたり、親し気に話しかけたり、関心を示します。薄っぺらなお世辞や、社交辞令的な関心なのですが、人は誰でも関心を抱かれたり理解を示されるとうれしいので、親近感を抱く人もいることでしょう。その一方で、相手の現状を否定し、「神とともに歩む正しい生き方」に引きずりこもうとします。

 カルトに心酔する心理は、片思いの恋愛感情に似ています。遠目に見る対象が、素晴らしい存在だと疑わない、あの心理です。その人の良くない評判を耳にしても、決して受け入れようとはしません。
相手が長所も欠点もあるただの人間だなどとは、露ほども考えないのです。
 相手が生身の人間であれば、交際が始まれば、いずれ幻想は破れます。ところが、実体のない神への幻想は、スクリーンの中の俳優へのあこがれ同様に、長く続くことも多々あります。宗教団体は、こうした個人の幻想を共有し、仮想現実を構築する力を持っています。団体内での人間関係の絆が強固になると、この仮想現実を声高に否定することは、難しくなっていくことでしょう。
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テーマ : スピリチュアル - ジャンル : 心と身体

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2017.05.22 (Mon)

カルトの世界

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 全ての創造主たる唯一無二の『神』がいるとする概念は、科学の発達とともに、衰退してきました。かつて、未成熟な社会では、全ての物事の成り立ちと結末を、神の技として一件落着としました。世の中は、様々な不条理に満ちていますから、神の計らいとして受け入れるしかない、人の悲しみも見てとれます。

 伝説が、故人を神の座に持ちあげます。後世の人々の理想が、幾重にも書き加わって、いつの間にかバイブルは、荒唐無稽なものになっていきます。海の上を歩いたり、死者を生き返らせる能力を、神たる超人に与えます。海の上を歩いてでも助けに来てほしい、愛しい人を蘇らせてほしい、祈るしかない悲しみがそこにあります。
 藁にでもすがりたい、そうした心境の時、人は藁を掴みます。たとえ、藁でも、大海原を独り漂流する心には支えとなるのです。

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2016.02.18 (Thu)

自己愛性パーソナリティとスピリチュアル

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 自己愛性パーソナリティの人は、常に相手を支配したい、相手の行動をコントロールしたいという自己中心的な欲求を持っています。そのため、初めは平等であった友人関係にも、ともすれば上下が生じます。また、言いなりになってくれる優しい人や、年下の相手を好む傾向があります。しかも、自分の言い分を聞いてくれる相手を見下し、格下に見て、尊重しません。対等な関係作りが苦手ですから、友達関係もできにくくなります。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

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2015.09.21 (Mon)

絶対を求める心理

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 あなたの周囲にいる肉親や友人、恋人といった人々は、その人なりにあなたに好意や好感を抱いているでしょう。ですが、完全ではありません。親でさえも。あるいは、自分の想いでさえも日々移ろうものです。
 不変で揺るがない愛を求めたら、その対象は身近な人ではありえなくなってしまいます。いつも自分に従ってくれるペット、そして、決して逢うことがないが故に自由に空想を膨らませられる有名人など等。
 ありのままの現実を受け入れられない心は、神秘的、超越的な理想や幻想に依存するようになっていきます。そして、空想の中の、絶対的に自分を受け入れ愛してくれる何ものかを夢見続ければ続けるほど、現実はつまらないものになっていきます。

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2015.03.26 (Thu)

宗教カルト

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 たとえ強大な力を自負するものがいたとしても、しょせんひとりの人間という存在は、か弱いものであることに変わりはありません。第一、その生命体としても限界を越えることはできません。
 すると、人は、自らの限界を越える力を、そうした力を有する存在を、乞い求めるものかもしれません。太古、環境に翻弄されていた人類は、宗教に魂の救いを求めてきました。
 不条理を生きる人の心を癒す装置として、宗教は機能してきました。現代もなお、宗教の哲学に慰めを見出す人は多いものでしょう。
 それは、個々人の人生観の領域です。これが、特定の教団となると、本来の趣旨から外れてしまいます。器を築いて、魂を入れずといった現象も起きてしまいます。職業宗教人の横暴を許す土壌となりうるのです。

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09:56  |  カルト  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.11.10 (Tue)

カルト・アイデンティティ

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 カルトとは本来、熱狂、崇拝を意味することばですが、強固な信念を共有する、熱狂的、閉鎖的な集団、特に宗教団体を指して使われています。
 心の居場所をなくしているとき、人はカルトからの誘いを受けやすいといえます。所属する社会での人間関係がうまくいかないとき、無条件でそうした自分を受容してくれる場所、帰る場所があればよいのですが、 自宅に帰っても「あなたの態度が問題だ」などと非を突かれては、心の安らぐ場所がありません。
 こうした状態にあるとき、その団体の信徒が力になってくれると、そこに居場所を見出してしまうのも無理からぬことです。他の社会では尊重されず、親との関係もうまくいかず、そこにしか居場所がないという人もいることでしょう。
 何かができる、何かの役職に就いている、そうしたアイデンティティを持たない人を、団体は好んで引き受けようとします。心身の障害を持っている人、またはその家族、そのために差別観や疎外感を感じていたり、自尊心を保てずに悩んでいる人、さらに、人生の意味を教えてくれる指導者を探している人、若く、素直で、相手の説く世界観を受け入れやすい人は、要注意です。

テーマ : 人生を豊かに生きる - ジャンル : 心と身体

10:34  |  カルト  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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