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カルトリーダー

 宗教団体が多用するマインドコントロールは、まず賛美のシャワーから始まります。セミナーや勉強会に誘って、訪れた人を気味が悪いほど褒めたり、親し気に話しかけたり、関心を示します。薄っぺらなお世辞や、社交辞令的な関心なのですが、人は誰でも関心を抱かれたり理解を示されるとうれしいので、親近感を抱く人もいることでしょう。その一方で、相手の現状を否定し、「神とともに歩む正しい生き方」に引きずりこもうとします...

カルトの世界

 全ての創造主たる唯一無二の『神』がいるとする概念は、科学の発達とともに、衰退してきました。かつて、未成熟な社会では、全ての物事の成り立ちと結末を、神の技として一件落着としました。世の中は、様々な不条理に満ちていますから、神の計らいとして受け入れるしかない、人の悲しみも見てとれます。 伝説が、故人を神の座に持ちあげます。後世の人々の理想が、幾重にも書き加わって、いつの間にかバイブルは、荒唐無稽なも...

自己愛性パーソナリティとスピリチュアル

 自己愛性パーソナリティの人は、常に相手を支配したい、相手の行動をコントロールしたいという自己中心的な欲求を持っています。そのため、初めは平等であった友人関係にも、ともすれば上下が生じます。また、言いなりになってくれる優しい人や、年下の相手を好む傾向があります。しかも、自分の言い分を聞いてくれる相手を見下し、格下に見て、尊重しません。対等な関係作りが苦手ですから、友達関係もできにくくなります。...

絶対を求める心理

 あなたの周囲にいる肉親や友人、恋人といった人々は、その人なりにあなたに好意や好感を抱いているでしょう。ですが、完全ではありません。親でさえも。あるいは、自分の想いでさえも日々移ろうものです。 不変で揺るがない愛を求めたら、その対象は身近な人ではありえなくなってしまいます。いつも自分に従ってくれるペット、そして、決して逢うことがないが故に自由に空想を膨らませられる有名人など等。 ありのままの現実を...

宗教カルト

 たとえ強大な力を自負するものがいたとしても、しょせんひとりの人間という存在は、か弱いものであることに変わりはありません。第一、その生命体としても限界を越えることはできません。 すると、人は、自らの限界を越える力を、そうした力を有する存在を、乞い求めるものかもしれません。太古、環境に翻弄されていた人類は、宗教に魂の救いを求めてきました。 不条理を生きる人の心を癒す装置として、宗教は機能してきました...

カルト・アイデンティティ

 カルトとは本来、熱狂、崇拝を意味することばですが、強固な信念を共有する、熱狂的、閉鎖的な集団、特に宗教団体を指して使われています。  心の居場所をなくしているとき、人はカルトからの誘いを受けやすいといえます。所属する社会での人間関係がうまくいかないとき、無条件でそうした自分を受容してくれる場所、帰る場所があればよいのですが、 自宅に帰っても「あなたの態度が問題だ」などと非を突かれては、心の安らぐ場...