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理想化とこき下ろし

 境界型パーソナリティの人は、自分を受け入れてくれそうな人だと感じると、急速に接近しようとします。自分を現状から救ってくれる救世主のような人、理解し愛情で包んでくれる人と、勝手に理想化し、依存してしまうのです。 相手からすれば、よく知りもしない人が、急速にどんどん近づいてくる、それも依存という形で寄ってこられるのは、不可解で、迷惑も感じることでしょう。 自分が期待していたような保護や世話、愛情を相...

あなたの隣のサイコパス

 あなたの身近にいる困った人には、次のような特徴はないでしょうか。 精力的で堂々として、遠目には、行動的で勇気のある人物、のように見える。この人の脳は、不安感や恐怖感を感じにくい構造になっています。そのため、刺激的な挑戦を求めます。 口にする言葉も楽観的で、表面的なお世辞もうまく、人たらしです。いつも、取り巻きに囲まれていることも、多いものです。 ですが、付き合いが長くなると、気付きます。自分の評...

良心が未発達な人

 共感とは、他者の感情を感知する能力です。この能力があるからこそ、相手に感情移入し、同情を感じます。相手に痛みを与えるような言動を慎むことも、自然にできるのです。良心は、この他者の痛みを感ずる能力から生まれます。 利他的な脳は、側頭葉と頭頂葉が接する領域に、灰白質がより多くあると言われています。この領域に損傷を受けたり、未発達であると、道徳的判断に影響が出ると考えられています。...

他人を利用することしか考えていない人

 他人を利用する人は、あなたに何の利益ももたらさず、あなたの時間とエネルギーを吸い取ってしまいます。悪意がなく、友人のように接してくるために、邪険にするのも躊躇われ、扱いにくいものです。 彼らは、あなたの情報を、自分の目的を達成するために利用します。他人を利用する人は、常にあなたからなにを手に入れられるかを考えています。あなたから奪ってばかりで、与えることはほとんどしません。もっとあなたから利益を...

依存と愛の欠如

 依存心が強いということは、相手に対し、自分の望むようにふるまってくれることを期待し、そうすることが当然のように要求してしまうことなのです。自分を満足させるために、相手に対してこうしてほしいと勝手に期待し、相手がそのように振舞ってくれないと、失望して相手を責めたり、怒りをぶつけたりしてしまうのです。 本来、人は皆、自分の行動を自分で決める自由がありますから、人が自分の期待通りに動かないからといって...

依存心と支配欲

 自己中心的な人は、周りの人に感謝しない人です。自分の指示通り動いてくれ、役立ってくれる人を見下し、その人を支配しようとします。心からの心配や、同情を覚えることもないようです。 病気見舞いに来てくれたその人と、話をした後で、何やら責められているような不快な気分になったり、屈辱を感じたら、その人は自己中心的な人である可能性が高いでしょう。 自己中心的な人は、前向きにバリバリ仕事をしているように見えて...

ポジティブ姿勢

 くよくよと過去を引きずる暗い性格は、多くの人に好まれない。何事もポジティブに受け止めて対処するのが良いことだ。誰しも、多少なりとも、こうした価値観を持っているかもしれません。 確かに、ポジティブな人は、明るくエネルギッシュで、リーダー気質です。物怖じせず、行動力も抜群で、周囲の人を引き付ける力を持っています。 ですが、こうした人と付き合うと、疲れを覚える人も少なくないことでしょう。ポジティブ一点...

強迫的考え

 人間関係で嫌な思いをすると、その相手と顔を合わせる集まりから、ちょっと距離を置き、自然と疎遠になってしまうのは、ありがちなことです。ところが、強迫的考えの持ち主は、それは逃げることだ、逃げてはいけない、と踏みとどまります。 傷ついて逃げ出してしまう自分を、許せずにいるのです。何事に対しても、逃げ出してはいけないと自分に言い聞かせ、ポーカーフェースで傷ついていないふりを装います。何か対策があればい...

無気力な人

 「あ~しんど」「疲れた」と、口を開けばため息交じりの口癖ばかり。聞かされる方は、「私と居ると疲れるの?」「私と居ても、幸せじゃなさそう。」と、嫌な気分になるものです。 「疲れた」が口癖の人には、他にも特徴的な傾向があります。一見して生気がなく、影の薄い印象を受けます。うつ病かな?と感じる人もいるでしょう。 また、親しくなると、劣等感が強く、それを払拭しようと努力する意欲もないことに気付くでしょう。...

幼児的万能感

 幼児的万能感は、幼いこどもの頃、持っていた幻想です。泣いていたら、大人が駆け寄ってきて、助けてくれる、解決してくれる、だから大丈夫。 願いも大人が聞きとどけてくれる、まるで、自分が大人を支配し、自由に動かせる力を持っているかのようです。 そういった幻想は、誰も助けてくれない、自分で何とかするしかない経験を重ねることによって、消滅します。ところが、成人後も、こうした万能感を持ち続けている人も、少な...

コミュニケーション障害

 人は、会話しているとき、相手の言葉のみに焦点を合わせているわけではありません。声のトーンや表情、微細な体の動きと会話の内容を照合して、妥当性や相手の真意を推し量っています。 他人とのコミュニケーションが上手くとれない人は、相手の言葉以外の要素に注意を払うことが苦手です。そのため、相手の感情の動きが表現されている言葉と異なるとき、戸惑います。相手が不誠実な人に見えて、信頼できなくなってしまうことも...

加害者的な人

 無自覚のうちに、ともすれば加害者になる人には、次のような傾向があります。 一見、明るく社交的で、人の注目を集めることができます。表面的な気配りは、むしろ他の人よりも習得しています。ですが、継続的に近くで接すると、心が伴わない表面的な対応に気付き、周囲の人は表層と内面の乖離を感じるようになっていきます。感謝のことばも謝罪も俊敏にできるのですが、マニュアル通りのような、血の通わない表現に終始しがちで...

自己重要感と嗜癖

 弱い立場の相手を見下したり、蔑んで憂さ晴らしをする人は、大人げないものです。そうした人は、虚勢を張ってはいても、胸中深く、自己重要感の低さを隠し持っているものです。周囲は迷惑しますが、本人も生き辛さを抱えていることでしょう。 他人を低く評価し、相対的に自分を持ちあげるといった心理ゲームを繰り返したところで、自分の絶対的価値が上がるわけではありません。むしろ、他者にやさしくないその態度から、家庭で...

サイコパス-捕食者

 精神病質的パーソナリティの人は、一見普通の人に見えます。ところが、親しく付き合ってみると、合理的ではないところや、場合によっては、非常に暴力的な面も見られます。統合失調症のような妄想や幻覚に翻弄されているわけではなく、外界の出来事を事実として経験する能力を持っています。言語能力も高く、普通の人よりも魅力的に見えることも多々あります。 ところが、ある面は、幼児のように未発達です。衝動的で我慢を知ら...

躁的防衛

 精神的成長心には、自分が犯した間違いや問題点を見つめる作業が必要です。苦い経験を真摯に受け止めて、そこから学ぶことを通して人は成長します。 人がさし出す鏡を叩き割ってばかりいては、こうした成長が起きません。そして、同じ過ちを幾度も繰り返すことになります。 誰かから非難されたとき、「あんな成績の悪い人の言うことなんて」「酔った勢いで言ったことだから」「彼の気を引こうとして、適当なことを言っているだ...