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2018.10.26 (Fri)

被害者を演じる

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 自分にある責任を回避するために、また、同情を得るために、事実を湾曲し、被害者ぶる人たちがいます。その人たちは、自らの被害者ポジションを力説することで、周囲の同情を得、味方が増えると考える癖を持っています。 依存心の強さが窺えます。同時に、その湾曲されたストーリーで、他者を信用させられると思っているとしたら、他者を理解する想像力が弱いと言えます。自分しか見えていません。

 被害者を演じるという行為は、自分を被害者にするために、他者を加害者にしてしまいます。そして、当然自らが負うべき責任を果たそうとはしません。それは、加害者によって押しつけられるものとなります。現実は、否定されているのです。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

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2018.08.13 (Mon)

被毒妄想

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 被毒妄想は、被害妄想の中の症状の一つです。自分の食事に毒を盛られるのではないか、という強い思い込みに囚われ、家族が作った手料理にも一切口を付けなくなります。自分で好きな食品を買ってきて、家族とは別に、ひとりでこっそり食事をすることを好みます。
 スーパーで売られている食品にも、毒が盛られているとは、なぜか考えないようです。加えて、家族が自分に毒を盛っているとも思っていません。
 他者、とりわけ、家族以外の他者に強い不信感を持っており、害されるのではないかという危惧を常に抱いています。誰が、どういう経路で侵入し、どんな類いの毒を混入させるのかといった具体的な想像はありません。ただ、漠然と他者への不信感を料理に投影させているのです。
 可能性がないことを、家族が丁寧に説明しても、不信感、不安感は消えないので、一時納得したように見えても、妄想はすぐに復活します。

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2018.04.16 (Mon)

権力者の病

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 他者の苦痛に対して冷淡でいられる人は、能面のように無表情なのではありません。むしろ、そうでない人よりも、うわべは魅力的であることが多いものです。他の人よりも、親切な振る舞いが目立ったりします。それは、心のこもらない建前だけの親切です。演じている親切、仕事のように行っている親切です。ですが、付き合い始めのころには、気付けず、魅力的に見えてしまいます。

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2015.09.08 (Tue)

妄想と自己愛

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 妄想性人格障害の人は、不都合な現実を見つめることができません。不都合な現実とは、自分の判断がいつも正しいわけではないというものです。
 そもそも、人間を「正しい人」と「悪い人」に分けること自体が、幼児的発想といえます。関係性の中で、時と場合によって、ひとりの人が正しい人にも悪い人にもなりうるものですから。
 ところが、妄想性人格障害の人は、いつも自分が正しくないと不安なのです。そこで、受け入れられない現実を、自己の中で都合よく書き換えてしまいます。すると、責任転嫁や、悪くないのに責められるという被害意識が生じてきます。

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2015.05.03 (Sun)

逆境と妄想

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 妄想性人格障害の人は、現実見当識そのものが完璧に損なわれているわけではありません。ただ、他者の言動の背後に不穏なものを読み取ろうとする傾向が著しいのです。
 妄想性人格障害の診断基準は、根拠もなく、他人が自分に危害を加えたり、だまそうとするのではないかという疑いを持つ傾向です。友好的な人に対しても、その誠実さや親切の意図を探ろうとします。吹聴されるのではないかと恐れて、自己開示できません。侮辱されたり、軽蔑されたと感じると、過剰反応を示して激怒したり、トラウマとなって、いつまでも相手を恨みがちです。根拠もなく恋人や配偶者の、心変わりを疑います。
 こうした傾向は、逆境の中では、誰しも心当たりがあるものかもしれません。もちろん、信頼は大切です。ですが、疑った方がいい人物も存在します。その判断を、わたしたちの脳は、必ずしも正確に下せているとは言い切れません。

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2014.12.04 (Thu)

原始的防衛機制(精神病的防衛)

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 妄想性パーソナリティ障害、境界型パーソナリティ障害、自己愛パーソナリティ障害などの症状形成に関連する防衛機制です。
 否認と歪曲
 受け入れ難い現実を無かったことにします。抹殺した現実を、都合のいいように歪めて書き替えます。他者に対して白を切る、嘘をつくのではなく、自分自身を騙そうとします。妄想の土壌となります。

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2014.11.28 (Fri)

被害妄想の背景

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 理詰めで説明しても、払拭しきれない不穏な妄想。妄想性障害は微細な脳機能の失調による現実見当識の障害ですが、そこに陥っていく人の心理にも一定の傾向があります。
 まず、過去に他者との間に、良好な関係が築けていません。信頼していた人に裏切られた、陰口を聞いてしまった、などの傷心から、他者との間に壁を築いてしまうような場合が多いと言えます。親になじられ続けたり、苛めを経験して人間不信に陥っているケースもあるでしょう。

 被害妄想の背景には、孤独があります。それも、今現在、家族を失うなどの理由で独り暮らしになるといった状況的孤独ではなく、過去にさかのぼって、他者と親睦を深められなかった魂の孤独です。傷心から人間不信に陥り、他者を退けてしまった、あるいは慰めを求めながらも、他者との関わり方が解らず、必然的に孤立してしまった孤独です。

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2014.09.27 (Sat)

妄想に生きる人

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 私たちは外界を、とりわけ他人の心の中を、あるがままに見ているのではなく、自分なりの解釈を持って見ています。時に、その憶測を真実と思い込み、誤解します。そうした傾向が高じると、何でもない出来事に、危機的な演出をして大騒ぎしかねません。安心を得るためには、自分が感じた解釈の妥当性を、検討してみることが必要です。

 ところが、妄想性人格障害の人は、誤解だと解っても、なお、不信を拭えない場合が多いものです。誤解だ、自分が思ったほど相手は危険ではないと知って、安心できません。今度は、誤解してしまった自分の過失を、受け入れられないのです。不都合な現実を、直視することができません。
 受け入れられない現実は、自己の中で都合よく書き換えられてしまいます。そして、その自説で周囲を説得しようとします。現実が見える周囲の人たちは、うんざりすることでしょう。

 不都合な事実、とりわけ、自分の過失にまつわる事実を真摯に受け止め、負うべき責任を引き受ける力の欠落、こうした未成熟な精神性が妄想性パーソナリティの根源にあります。ですから、不当に責められている被害者を演じるのですが、自分自身すら欺き、ねつ造した真実を自ら確信します。
 自己愛の傷つきに耐えられず、現実を歪曲し、不当な非難を受けている被害者あることをアピールしても、周囲を納得させることは難しいものです。妄想性人格障害の人は、完全無欠な自分であることによって、防衛を図ろうとしているのですが、当然のことながら、挫折します。

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2014.08.25 (Mon)

妄想性パーソナリティからの回復

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 疑い深く、キレやすく、他者に対しては冷淡で、共感や同情を示さない。妄想性パーソナリティ障害の数々の特徴は、点在する点ではなく、糸のように繋がっています。スムーズに人と関わることができず、傷ついて不信感を抱き、他者を脅迫者とみなしてしまっている状態といえます。
 他者と分かち合う喜びを知らず、身構えすぎてしまっている人たちの姿は、周囲の目には、陰湿で卑屈で、自己中心すぎる危険な存在と映り、共感や同情を得ることは難しいものです。
 強すぎる警戒心と依存心は、ワンセットです。周囲が信頼できないから、不安は強く、守ってくれる存在を欲しています。家族やパートナーが、理解者として選ばれますが、家族も充分には理解しえず、自分たちにも向けられる不信感と、過ぎたる依存心に疲弊してしまいがちです。そのために、パートナーを失うのではないか、他に誰か心を通わす人がいるのではないかといった疑念も生じてきます。 

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2014.08.15 (Fri)

疑心暗鬼

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 妄想性パーソナリティなど、被害妄想を抱きやすい人は、他者の表情や言動から、相手の感情を読み取る直観力が乏しいといえます。相手が何を感じ、考えているか解らない不安は、緊張感を、ひいては警戒心をもたらします。空気が読めずに、周囲から浮いてしまったり、疎外されてしまったという負の経験は、いっそうその傾向に拍車をかけることでしょう。そして、危機から身を守ろうと身構えるあまりに、外界を実際よりも危険なものと認識しやすくなるのです。

 疑心暗鬼は、誰の心にも忍び寄ります。日ごろ交流のない隣人や親族の言動を不審に感じたり、恋人や友人の心がちゃんと自分に向いているか気になったり。そんな時には、自分の心の中をちょっと点検してみてください。きっと、「不安」があることでしょう。
 自分の健康状態に不安を抱いているとき、また、対人関係に傷ついているとき、疲れている時など、わたしたちは、他の事柄に対しても疑心暗鬼を生みやすい精神状態にあるといえます。こうした時は、周囲からのサポートや慰めが欲しいときなのです。
 ところが、周囲からの理解は得難く、私情にかかわらず仕事はスマイルでこなさねばならず、といった状況が続くと、他人のちょっとした態度にも過敏になってしまいます。何でもない言動を、自分への非難と受け取りやすくなるのです。

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2013.11.21 (Thu)

パラノイア-被害妄想への依存

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 妄想性障害を持つ人は、例えば、「近隣の人たちが私を陥れようとする」という妄想を、家族が受け入れるよう繰り返し繰り返し説得します。家族がそれを否定し、理路整然と説明しても、この妄想を覆せません。一度は納得したかに見えても、暫くすると、またもくもくと妄想が膨れ上がります。また、逆に、これほど危険が蔓延しているのに、なぜそんなに呑気でいるのか、なぜ察知できないのかと憤ります。 全てにおいて、現実見当識が崩壊しているわけではありません。ある事柄において、恐れが暴走した状態とも言えます。その「信念」は時間をかけて、当事者の意識の中で現実と化しているのです。これを覆すのは容易ではありません。
 もっとも、その信念を誰彼かまわず話すわけではありません。ほとんどの人は取り合ってくれないと知っています。耳を傾けてくれる人にだけ話すのです。したがって、多くの場合、家族、特にパートナーが選ばれます。

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2013.09.14 (Sat)

加害者の被害意識

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 多くの心理的虐待加害者は、傍目には温厚で良識的な人に見えます。職業も教職など、知的なホワイトカラーに属している人も少なくありません。外では卑屈なほど他人に気を使う人が、親しい相手に暴力的に対している等とは、想像だにできない人も多いことでしょう。
 それでも、何気ない言動の中に、加害者の兆候を見て取る事は可能です。その人は、常に人間関係を上下で考えようとしています。職業的立場が、収入が、性別が、年齢が、あるいは知性が、相手よりも勝っていると考えることに安堵を感じ、支配欲が頭をもたげます。常にパワーゲームを生きているのです。優位に立つことのできる対象は、自らの足りない自尊心を満たせる格好の道具なのです。
 わたしたちの自尊感情は、他者と比較することによって揺らぎやすいものです。「できる人」の傍に居ると自尊心が傷つくことが多く、逆にいたらない人が傍に居ると、自分はできる人だと、相対的に自己評価は高くなります。このため、悲観的な気分に陥っているときは、従事している不得意分野で、自分よりも不器用な人と一緒だと、立ち直りやすいのです。プライドが高く、自分という存在を胸中深く卑下している人が、貶められる他者を常に求めるのも、こうした心理の働きでしょうか。その対象を支配、コントロールすることでパワーを得ようとするかのようです。
 そうした支配被支配のパワーゲームに生きている人は、他人に脅かされることを怖れています。常に相手よりも正しく、優位にいないと安心できないかのようです。

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2013.09.09 (Mon)

被害不安と被害妄想

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 被害妄想は、統合失調症やうつ病、認知症などの人たちに見られる症状です。違法薬物の使用によっても現れます。それは脳が必要以上な不安を処理できずにいる兆候でもあります。
 重大な精神疾患ばかりでなく、ミクロな「思い過ごし」は、わたしたちの日常生活でも珍しくはありません。考えすぎだよと人に言われて、修正できるなら、それは妄想とは呼びません。
 「その出来事」が起きたら、自分には対応する力がないと疲弊感や自信喪失に陥っているとき、わたしたちは「それ」が起こりはしないかと、その兆候に過敏になってしまいます。齟齬を生じている他者の言動を、必要以上に危険なものと解釈しがちにもなります。こんなときには、無い力を振り絞って対処しようとはせず、気分転換やリフレッシュが必要です。楽観的に軌道修正してくれる、第三者の存在も重要でしょう。

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12:08  |  妄想性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.08 (Thu)

対人関係能力と被害妄想

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 統合失調症周辺の人たちには、「被害妄想」的訴えがよく見られます。中にはSF小説のような荒唐無稽なものもありますが、多くの場合は「周囲の人から嫌われている」「自分だけが理由もないのに悪意を持たれている」といった被害感、疎外感が多いようです。
 子どもの頃から、協調性に欠けていたり、集団のルールを守れなかったり、といった理由で、集団に馴染みにくく、集団からも受け入れてもらえず、ともすればいじめの対象になった、等の経験の積み重ねが背後にあるのかもしれません。本音至上主義の子供社会では、ちょっと浮きがちな子供は無視されたり排除されてしまう傾向が強いのです。
 そうした経験を積み重ねてしまうと、その子の自尊心や自己評価は低下してしまいます。さらに、対社会認識は、「他者は自分を傷つける存在」という恐れや不信感に満ちたものになってしまいます。自分を受け入れてくれない他者集団に対して、恐れと同時に敵意を持つようになってしまうのも無理からぬことかもしれません。被害妄想の背景には、その人の成育史が隠されていると考える方が自然と言えそうです。

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2013.06.08 (Sat)

他者不在の病

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 妄想性人格障害は他者を悪意に誤解する病ですが、その本質は他者不在の病と言えます。他者に対する不信感や猜疑心が非常に強く、その根底には恐れがあります。他者を怖れるがゆえに、常に過敏に反応し、身構え、逃走と闘争の体勢を取っているのです。
 こうした特長は、コミュニケーション能力の欠乏に、端を発しています。他者と会話していても、相手の心情や心理を読み解けません。それだけに、共感性のある人よりも、気遣いが激しくなります。
 相手の目に、自分がどう映っているのか、解らないので非常に気になります。そこで卑屈なまでに相手に媚びてしまうこともあります。
 たとえば、人にプレゼントを贈ります。そして、「盗られた」という被害意識を抱きます。プレゼント自体が不本意な気遣いであるために、被害意識が生じてしまうのです。
 必然的に、人と接すると疲労感が激しく、家に戻り、独りになってほっとします。社会に出ても、コミュニケーション不全のために、一つの職場に長く勤めることができません。非常に傷つきやすく、傷心のために離職を繰り返したり、ときに引きこもります。
 とはいえ、全くの一人では生きられません。世話してくれる家族あってこその引きこもりです。生活能力がありませんから、家族には重荷になります。

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