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依存される関係

 友人や知人と、対等な関係だと思って付き合っているうちに、いつの間にか一方的に依存されて、疲れてしまったことはないでしょうか。最初は親切のつもりで引き受けていたことが、いつの間にか、当然のように自分の仕事になって、矢継ぎ早に用事を振ってこられて困惑したり。足元を見られて調子に乗られているのかと、愕然とすることもあるかもしれません。 「貸し」を積み重ねておけば、きっと自分が困った時に力になってくれる...

共依存になれない関係

 支配願望が強い人は、周囲の人々を意のままに動かしたい、という願望を常に抱いています。他人は自分が有能感を感じるための道具にすぎない、とでも思っているかのように。 もちろん、最初からそうした素を見せるわけではありません。初対面では人一倍フレンドリーだったり、気の利く態度で接してくることが多いので、多くの人は好印象を抱くことでしょう。 ですが、親しくなるにつれ、徐々に相手に対して支配的な態度を取るよ...

情緒不安定な人

 情緒不安定な人は、外部からの些細な刺激にも敏感です。しかも、不安が喚起されやすく、ネガティブな解釈をしがちです。その結果、負の感情が強くなる傾向があります。 すると、揺らぐ感情を抑えきれません。傍に居る安心な相手に向けて吐き出してしまうので、周囲はたまったものではありません。付き合いにくい人という印象を持たれるのも、無理からぬことでしょう。 本人は、負の感情に翻弄され、いつも精神的に疲れています...

他のために生きる?

 人の役に立つ人間になろう。役立つ喜びを知ろう。などと言われます。あまりに自己中心的になりすぎず、利他の心を持ちなさいということでしょうか。 自分が生きていることによって、家族や友人など、喜びを受け取っている人が必ずいます。ですが、職場や友人等の役に立つ事が、生きる目的だと考えるのは怖いことです。 「仕事をしてもらって助かる」「一緒に過ごすと楽しい」は、相手に取ってのあなたの価値です。たとえば、羊...

依存的な関係

 友人であれ、恋人であれ、全ての関係は、得るものと与えるもののバランスが釣り合っていないと長続きしません。相手からの要求が多く、自分ばかりが尽くす側で、損ばかりする、しかも、相手からは軽視されているようだといった疑念が強まれば、遠からずその関係は破綻してゆきます。また、相手に対しても、怒りや恨みといったネガティブな感情ばかりが残ってしまいます。 わたしたちは、誰しも、幸福感を得るために相手と付き合...

人間関係依存症

・頼まれると、断り切れずに押し切られてしまう。・他人と対立することを避けたがる。・対立することによって、相手から嫌われることを恐れる。・他人の相談事は親身に聞く。そうすることで、相手との関わりを深めたい。・指図や命令をされると、つい、自動的に応じてしまう。不満や憤りを口にしない。関係性を悪化させたくないので。 こうした傾向があると、いつしか自分の価値観に反する行動を取ってしまいかねません。そして、...

無理のある関係

 いつも、相手を優先したり、周りに合わせて自分を抑えてばかりいると、次第に心に疲れが溜まっていきます。協調性や、相手を受け入れる姿勢は、人間関係においてとても大切なことですが、限度があるのです。他人の価値観に、異議を唱えず、いいね!と言いつづけていては、ホントのことを言わせて!!と、心が絶叫しそうになることでしょう。 新しく入った集団に早く溶け込みたい、始まったばかりの恋を成就させたい、そうした願望...

あなたを裏切る人

 目の前にいない友人知人を貶したり、あざ笑ったり見下したりしている人は、陰ではあなたのことも同様に言っていることでしょう。面と向かって、見え透いたお世辞を言ってくれているからといって、安心してはいけません。自分は大丈夫、相手の役に立っているから、愛されているから、等と油断していても、状況は変わります。 つきあっても大丈夫かどうかを判断する基準は、個別の愛着ではありません。その人に、他者、他の生命に...

無実の罪悪感

 友人からの頼まれごと、無理だから断ったけれど、あの人は困るのじゃないかと心配になり、悪いことをしたような罪悪感に駆られてしまう。引き受ける義務はなく、自分の都合を優先する権利があるにもかかわらず、抱いてしまう罪悪感は、無実の罪悪感と呼ばれています。こうした良心的な心理は、他者を操作することに慣れた人には利用しやすい人となってしまいますので、要注意です。 無理なことには毅然とNOを言う、この一言に尽...

我慢の多い関係

 波風を立てると後が面倒。相手に好かれたい。いい関係を築きたい。認められたい。こうした理由で、わたしたちは、ぐっと堪えて我慢します。相手の言動に不満や傷つきを感じても、「ま、いいか、些細なことだ。」と、流そうとします。 ですが、そうした感情は、流れては行かず、心の中に沈殿してしまいます。悪感情が沸き上がってくるたびに、その人のいいところを思い出すように心がけ、自らに抑圧を強いていると、不眠症や過敏...

メサイアコンプレックス

 困っている人を見ると、何か力になりたいと感じるのは自然な心の動きです。優しい人といえるでしょう。ですが、自分にとってあまり負担にならず、相手にとって有益なものでなければ、余計なおせっかいとなってしまいます。相手に対する知識や、直観力が問われます。 自分が有能な存在であるために、人を救いたがる人を、メサイアコンプレックスと呼びます。共依存の片方の担い手です。メサイアコンプレックスは、自分が救世主に...

共依存症になりやすい人

 相手の頼みごとを断ったら、そのままその人との関係が途絶えていくように思っていませんか?嫌われたくないから、少々いやなことでも無理して引き受けていませんか?そうすることで、自分が相手から、親しい存在だと認識されていると考えていませんか? 相手にとって必要な存在でいたいために、無理して相手の要求に応じ続けている人は、ただ役に立つという理由だけで、重宝がられていたと知ってパニックになります。特にわたしで...

共依存-献身的な虐待

 献身的に義理の親の世話を焼く嫁、子供の宿題まで代わってやる母親、親族や知人のお金の無心に快く応じる人、こうした特徴をすべて兼ね備えている人もいます。 周囲からは「よくできた人 」と誉めそやされることもあるようですが、あなたは釈然としません。陰で、その人が、義理の親を非難し、愚痴をこぼしているのを知っているからです。看護されるしかない家族は、きっと針のむしろだろうと気の毒に思わずにはいられません。...

お金を貸す人 借りる人

 「今ちょっと持ち合わせがないからお金貸して。」顔見知りからこんなことを言われれば、誰しもその人と友人になりたいなどと思わない、そのはずです。ところが、中には、これまでの借金を返してもらってもいないのに、繰りかえし貸し続けてしまう人もいます。「断ったら、かわいそうだから。」というのが、その言い分。借りた人はそれを遊興費に使い、贅沢な買い物も繰り返しています。かわいそうな人などではありません。...

Win-Winの関係

 友人関係は対等な関係ですから、どちらかが一方的に相手のために何かをやってあげる関係に陥ると、そもそも友人関係そのものが危うくなります。たとえ、以前力になってくれたから、今度は自分が力になりたいといった動機から出た行動であったとしても、です。 対等な関係が崩れてくると、もはや友人ではいられないのかもしれません。いつの間にか相手が指示を出し、自分が従う関係になってしまっていることに気付くと、誰しも戸...