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自己愛イリュージョン

 自己愛性人格は、イリュージョンを好みます。イリュージョンと言うのは、都合のいい思い込み、解釈です。たとえば、パートナーの心が自分以外の対象に注がれていたかもしれないなどと言う事実は、受け入れたくありません。「わたしは拒んでいるのだが、彼女が押しのけても押しのけても寄ってくるのだ。」という夫の言い分を信じれば、自尊心は傷つかなくてすみます。 しかし、相手が人間である以上、どう解釈しようと動かしがた...

自己正当化型ADHDの依存性

 常に自分を正当化し、他者に自分の思想信条を押し付ける自己正当化型ADHDは、自己愛性人格障害とも、強迫性人格障害とも、失感情症ーアレキシサイミアともオーバーラップして見えます。同じ症候群の別な名称といえなくもありません。 そして、この自己正当化型ADHDには、強い依存傾向があります。聖書の解釈も非常に表面的です。それが書かれた時代の社会背景などを考慮しません。 『神は水をワインに変えると言う奇跡を行い、...

喪失がもたらす教訓

 恋をしているとき、その相手は人生のすべてです。「すべて」に去られるのですから、喪失の苦悩は離脱症状といえます。完全に抜け切ったとき、もうなにものにも依存しない状態へと変わります。「すべて」である人が、目の前で他の誰かと抱擁する、しかももう、取り返せないと知るときに味わう魂の死。それは魂の再生へと至る苦難の道のりなのです。 奪っていった相手への怒り、憎しみ、それは問題の本質からそれている事に、やが...

喪失の痛手

 彼の心が自分の上には無いことを、肌で感じてきた。だからこそ、彼をつなぎとめておきたい一心で、必死になって、自分の持てるものすべてを捧げようとしてきた。にもかかわらず、彼は面と向かって、拒絶のことばを投げかけて、他の女性の元に去っていってしまった..... それだけならまだしも、遠くへ行ってしまったならまだしも、彼と彼女と同じ環境、同じ社会に所属して、顔を合わせ共に行動する日常は、予想以上に心に深いダ...

叶わぬ恋だからこそ恋愛依存

 その恋がももはや自分に喜びをもたらさなくなったとしても、与えるばかりで、得られるものは痛みばかりといった状況に陥ったときでさえ、あまりにもその恋だけを人生の目的としていると、容易にきびすを返すことができません。得られないが故に、渇いて、さらに求め続けるという事態に陥ってしまいます。 一目彼の姿を見たい、一言声を聞きたい、ことばを交わしたい。その一念で、彼が目の前で他の女性を誘っても、表面上は寛大...

「依存症」のメカニズム

 アルコール、薬物などの物質、買物、ギャンブルなどの過程、恋愛などの関係性、対象が何であれ、それが困った状態にあるにもかかわらず、やめられなくなってしまっている。なぜ、こうした「依存症」状態に陥ってしまうのでしょうか。 それに陥る前、どういう心理状態だったでしょうか。毎日の生活に、活き活きとした張りがあったでしょうか。意思疎通のできる対人関係に恵まれているでしょうか。将来に夢や希望が持てていたでし...

失感情症 アレキシサイミア(Alexithymia)

心が黙れば、身体が話し出すといわれます。 心身症の発症機序が検討される中で、特定のパーソナリティ傾向が、関連している可能性が指摘されるようになりました。アメリカのSifneos(シフネス)という精神科医が提唱したのは、 アレキシサイミア(Alexithymia)=失感情症です。 アレキシサイミアの特徴を簡単に言うと・自分や他人の感情に気づくことが難しい(鈍感である)。・感情を表現することが難しい。・自己の内面へ眼を向...