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2007.12.31 (Mon)

共感する脳-眼窩前頭野

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 網膜の裏側にある眼窩前頭野は、脳の前頭前野皮質と皮質下が出会う重要な位置を占めています。そして、情動脳である大脳辺縁系と、知性の脳である前頭前野をつなぐ働きをしています。つまり、情動の源である大脳辺縁系の偏桃体が喚起した情動を制御し、偏桃体からの要求を抑制する働きをするのです。周囲の状況を的確に解釈し、内的及び外的経験に照らし合わせて、意思決定を行なうためには、大切な部位です。
この部位の機能が低下すると、共感する力が損なわれます。
 多くの精神疾患、あるいは人格障害、発達障害は、前頭前野や帯状回、眼窩前頭野などの機能障害に原因がありますが、この眼窩前頭野の障害では、辺縁系の活動の調整、統合に支障が生じます。すなわち、抑制力の低下が起き、衝動をおさえられないといった、いわゆる強迫性を生じるのです。
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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

23:09  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.29 (Sat)

謝れない脳-自己正当化

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 人が「自分は悪くない、間違っていない」と自分自身を正当化しようとする時、その内心には何があるのでしょうか。
追い詰められると嘘をついて急場を切り抜けようとすることは誰にでもありますが、自己正当化が著しい人には、自己欺瞞があるように思います。
 嘘を自覚しながら、相手を欺くことから来る良心の痛みを拒絶しているように感じらるのです。自分をだますことで抵抗感や罪悪感を拒絶している......。自分の落ち度を見ない、直面しない。そうやって、自分自身から自分の姿を隠し、正しさの仮面を付けた自らの姿を真の姿だと信じて安堵しているのです。
仮面の姿を鏡に映して、「私は正しく、価値のある、優れた人間」であるから「私にはそうする特権がある」と思いこむ。
 この自己正当化のためには、外界に対する認知を、自分の都合のよいようにゆがめなければならなくなります。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

23:06  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.27 (Thu)

おとなの発達障害の対人関係

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 おとなの発達障害の特徴のいくつかは、人格障害と共通しています。人格障害とは、発達障害の症状の呼び名であるという見方もできそうです。
脳のどの部位に問題が生じているのかと考えてみれば、おそらく眼窩前頭皮質や帯状回(関心の対象を速やかに移動するギア)などの機能がうまく働いていないかのように見えます。思考を司る前頭葉と感情が生まれる場所である側頭葉が、うまく連結していない、そのために自他の感情に気付かず、ものごとの解釈も表面的であるような印象を受けます。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

11:46  |  脳と精神  |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.26 (Wed)

おとなの広汎性発達障害 その特徴

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 高機能自閉症、アスペルガー症候群、ADHD。いずれも、基本的な問題は「対人関係が円滑に結べない」ことです。合併症として、強迫性人格障害、自己愛性人格障害、うつ病、チック、失感情症などがあります。その特徴は、重なり合う部分も多く、明確な区分は難しいものです。
 いずれの場合も、人間関係の障害には、極端な不器用さ、融通の利かなさ、自己への「こだわり」の強さが、その中核にあります。
物理や数学などの等の科目は優秀で、高学歴、得意分野では優れた成績。一見、障害があるようには見えないことが多い広汎性発達障害。その対人関係の躓きには、どんな特徴があるのでしょうか。


テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

08:42  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.25 (Tue)

おとなの広汎性発達障害

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発達障害とは、一生持続する心身の機能不全が、発達期に生じるものをいいます。中でも、精神遅滞がないか、あってもごく軽いものを「軽度の発達障害」と呼んでいます。広汎性発達障害、ADHDはその代表です。
罹患者は学童期の3-5パーセント、男女比は4-9:1と男子に多いと報告されています。学習障害を伴わないので、周囲が気付かず、思春期以降、対人関係の問題や、被害的言動をきたし、生育暦を尋ねて、発達障害が発見される場合もあります。
 職業・職種・地位・収入・年齢・性別・学歴・IQを問わず、あなたの身近にもいる「個性的な人たち」時に「とても困った人」にもなる人たちには、どんな特徴があるのでしょうか。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

13:06  |  脳と精神  |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.21 (Fri)

霊感商法-神世界

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神奈川県警の警視が関与した疑いが持たれている霊感商法事件で、
「神世界」が、詐欺容疑で捜索を受けました。
ヒーリング(癒やし)」をうたい文句にしたサロンなどを展開する同社に対して、弁護士会には被害相談も寄せられているといいます。
問題が明るみに出たことにより、今後相談件数は増える可能性もあります。
 神世界は、有限会社「千手観音教会事業部」という名で2000年に設立。2年後に現在の名称に変更しています。
 営業拠点としてカウンセリングなどを行う「ヒーリングサロン」を展開。甲斐市竜王にその基幹拠点とみられる店舗があります。
 「最初は安価なヒーリングから始まるが、『病気の原因のオーラがでている』などと不安をあおり、祈願やお守りを次々と売りつけてきました。

テーマ : 不安定な心 - ジャンル : 心と身体

13:53  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.19 (Wed)

バタードウーマン、なぜ逃げない?

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 好きだった人が、幸せをもたらしてくれると信じていた相手が、傲慢であり、横柄な態度で挑んできた。そこに一欠けらの愛も感じられないと悟ったとき、こうした関係性に陥った相手の心性と共に、自分の心のベクトルも考えないわけにはいきません。
「バタード・ウーマン・シンドローム」暴力的対応を許す人は、他の場面でも往々にして、そうした傾向があるものです。条件の悪い職場、上司のパワーハラスメント、その職場を辞める決断がなかなか付かない。知人からの興味のない誘いを断れない等など。
 真意に背いてしまうとき、人は自分自身に対して、言い訳を考えます。そうすることによって、葛藤に決着を付けようとするのです。
 すぐに激昂する癖のある上司、意地の悪い友人(友人とは言えない)
「でも、あの人にだっていいところはあるわ.....」
その人の自分に対する態度の中から、賢明に良い材料を探そうとします。

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13:26  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.17 (Mon)

依存症-渇く心

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 人間関係への嗜癖には、絶えず誰かに夢中になっていなければ、孤独感や淋しさに飲み込まれてしまうといった『恋愛依存症(Love Addiction)』やセックスを通して誰かとつながりを感じていたい『セックス依存症(Sex Dependence)』、相手から自分を必要とされ、求められる事によってしか自分の存在価値を実感できないという『共依存関係』、等があります。


嗜癖問題の起きる原因は様々ですが、その根源にあるものは『人生に対する虚無感や空虚感といった虚しさ』です。
自分の人生に対する楽しみや喜びが少なく、目的意識も乏しいために『未来に対する希望』が持てず、日常の仕事や家庭のストレスに負けてしまって、『一時的な快楽へと逃避』してしまうところに嗜癖問題の原因があります。

10:05  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.16 (Sun)

不平屋の妄想

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『不平の多いパーソナリティー』には、
被毒妄想、迫害妄想のような、明らかに常軌を逸したとみなされる妄想はありません。
自分の容姿や能力に対する『劣等性コンプレックス』が非常に強く、そこから発する、根強い不満感と病的な嫉妬心によってそのパーソナリティは特色付けられています。
気に染まぬ相手に対しては、脹れ面をする、皮肉、嫌味、当てこすりを言う、食って掛かる、などの態度で挑むだけの強さを持っています。
普段から、ツンとすまして、ことばや態度にトゲを含んだ、キツイ人物という印象を持たれています。
『他人の魅力や価値を否定する言動(批判)』によって自己の優越感や自尊心を辛うじて保っているという自我の脆弱性があります。
このような態度で人を遠ざけておきながら、自分は報われていないといった不満を抱いています。

テーマ : 心と幸せ - ジャンル : 心と身体

14:29  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.15 (Sat)

自己愛性人格の自己正当化

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自己評価が他者依存的なナルシスティック・パーソナリティ(自己正当化型ADHD)は
外面を装うことに長けています。
この外面で周囲の賞賛を得ることを積み重ねて、自信を強化させていきます。
それは、評価されなかったときの抑うつと表裏一体をなしています。
 こうしたことから自己愛性人格は、『厳しい超自我』に強く依存します。良くない評価を恐れるがために、絶対に正しい答えを欲しがるのです。
「宗教に簡単にはまる」こともそうですが、「答えを出してくれる人に依存したいという衝動」を持っています。親密な相手の『助言』をなんら吟味することなく、真に受けます。
 ひとたび思い通りに行かないことがあると、仮面の下の自信のない素顔が、手近にある「確実な答え」に飛びつくのです。

テーマ : ADD/ADHDと共に暮らす - ジャンル : 心と身体

16:52  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.12 (Wed)

自分をたいせつにするということ

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 恋は病に似ています。感情脳の大脳辺縁系が優位になり、冷静な思考である前頭葉の活動が落ちます。これは他の原因で起きる微細脳機能不全に似ています。
 恋愛感情は強烈な依存と生みます。そのために、相手のニーズばかりを優先し、自分をたいせつにできなくなってしまうことが往々にしてあります。
「相手には複数の女性がいることも分かっているのに、どうしても別れられない」「相手は私を利用しているだけのようだけど、それでも別れたくない」などなど....。
とはいえ、その相手との間に、幸福な未来がないことを、自覚していないわけではありません。

テーマ : 恋愛の悩み - ジャンル : 恋愛

11:00  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.10 (Mon)

終った恋を評価する

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「わたしの一生懸命なところが彼には重たかったんだわ。」
 恋が終焉に差し掛かる頃、その原因を自分の中に探し出し、改めようとします。自分らしさを押さえ、彼の希望とニーズに添うようにしようと考えるのです。自己への反省の裏には、相手への執着があります。まだ、自らの幸福を相手に依存しているのです。その為に自分を折り曲げようとしています。
 問題や障害から距離を起き、休む機会を得ると、おのずと認知も変わってきます。その恋が不毛のままに終わり、ボロボロに傷ついた心が休むことにより癒されてくると、
「あんな孔雀のようなオトコを愛した私がバカだった。今度はルックス倒れじゃない相手を選ぼう。」と考えるようになります。これが軌道修正です。

テーマ : 過去を振り返る - ジャンル : 恋愛

11:39  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.02 (Sun)

恋に溺れる恋愛依存

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 恋愛依存症は、その他の依存症がそうであるように、耐え難い現実を和らげる手段なのです。
 理不尽な要求を突きつけて、脅迫してくる隣人、それに対して一矢も報いられない不甲斐ない自分、助けてくれる人のいない孤独。寒々とした荒野をさまようような人生。大きな岩に押しつぶされたかのような、身動きの取れない日々が続くばかり.........。
 そこに、ある日突然、舞い込んで来る恋。それは一瞬にして、世界を薔薇色に塗り替えます。

テーマ : 恋愛依存症? - ジャンル : 心と身体

13:30  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.12.01 (Sat)

ディペンデンス・シンドローム(依存症)

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 買物、ギャンブル、ゲーム、ファミコン....それが生活全体を覆ってしまい、本人もこのままではいけないと思うのに、やめられない.....。
なぜ、やめたいのにやめられないのか。このままでは生活が破綻してしまうかもしれないと、恐れを抱いているのに、なぜ.....?
 背景を見れば、その答えは見つかります。依存症に陥っている人の心理は、孤独な状態にあります。脅迫者の影に脅えて、生きた心地がしていないのかもしれません。しかも、それに対して、自分はなす術がない。助けはどこからも来ない。四面楚歌。分かってくれる人はいない。この世がまるで地獄のように思えるけれど、死にたくもない。このまま、永遠に闇が続く....そうした未来像しか見あたらない。希望はどこにもない。
 こんな時、買物をする、ほしい物が、手にはいる。その瞬間、「ドーパミン神経」が、脳内に快感を発生させます。

テーマ : 心と幸せ - ジャンル : 心と身体

12:30  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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