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2008.05.31 (Sat)

依存とカルト

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 「あなたは尊い」
「あなたは神さまに愛されている」
 尊い?そんなことは、当たり前でしょう。生命は全てみな、唯一無二の存在なのだから。この空の彼方にいるという想像上の存在に、愛される必要などあるのですか?と、首を傾げてしまいますが、これは宗教団体に訪れた人に向けられる賛美のシャワーです。
 実社会は能力や手にしたものによって「階級」があると信じている人たち、そこに敗北感や虚しさを味わった人たちを、惹き付ける力が、カルトにはあるのかもしれません。
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テーマ : スピリチュアル - ジャンル : 心と身体

11:00  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.30 (Fri)

権威主義的パーソナリティ

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 T.W.アドルノ(1903~1969)は、因襲主義、反内省主義、迷信とステレオタイプ、不寛容等の権威主義を構成する9つの心理的要因に基づいてファシズム尺度を作成しました。そして、この性格も持つ人々を、ファシズムや自民族中心主義、政治経済的保守主義など、反民主主義的なイデオロギーに動かされやすい潜在的ファシストと規定したのです。

 権威主義的性格とは、
 強い者、権威ある者には同調、服従してへつらい、弱い者には力を誇示して支配しようとする傾向が顕著です。そうすることで、自らの不安、孤独、無力感を逃れようとしているといえます
 それは、差別者のパーソナリティ構造とも重なります。

テーマ : アダルトチルドレン - ジャンル : 心と身体

13:24  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.29 (Thu)

許すということ

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 「許してあげなさい」言うのは簡単です。自分がその立場に立つまでは。人を許すのは難しいことです。
 許せない相手としてまず挙げられるのは、敵対してくる相手です。パワーハラスメントを振るう上司、足を引っ張る同僚など。そうせざるをえない相手の気持ちが解るとしても、実害があるのですから、許せません。
 愛する人を奪っていった相手。昔の人は言いました。『人の恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて死んじまえ』
 時代が変わっても、人の喜怒哀楽は不変です。
 親、パートナー、恋人。より親しい相手に「許せない」という感情を抱くこともよくあります。
 この場合、許せないという感情の裏にあるのは、「あなたは私の期待に応えてくれなかった。今からでも遅くない。応えてほしい。」という思い、つまり渇愛です。

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14:08  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.27 (Tue)

愛されないとき

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 親密な関係が行き詰まったとき、防衛しようとして、さらに傷つけあう行動を取ってしまいがちです。冷めかけた相手を追いかけて、「愛している、あなたが必要なんだ」と訴えて、さらに相手を辟易とさせ、その期待はずれな反応に深手を負い、それ故に相手のそうした態度を責め、帰ってきて欲しいが故の非難で泥仕合を演じ、怒りと憎しみで心を充たします。
 その人が他の異性と寄り添い、親密な会話を交わし、自分はもう、忘れ去られた存在として放置されている、そうした状況下で、いやがうえにも敗北感が芽生えます。
 愛する人の隣に居る人が人生の勝利者で、自分は敗北者だという思いに打ちのめされます。恋する心は、愛しい人の傍らに居る事それ自体を生きる喜びとしています。それが失われたら、生きる気力もなくなってしまいます。

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10:30  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.26 (Mon)

宗教の勧誘

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 宗教の勧誘をする人たちは、とても熱心です。「ヒトの神概念は大脳辺縁系で作られるのですよ。」などと応えたところで、容易に引き下がりません。「では、なぜ神は人をそのようにおつくりになる必要があったか?」などと食い下がってきます。
 勧誘者は孤独な闇の中で光を見つけたのかもしれません。宗教の提示する概念を受け入れたその時、何らかの意識の変容が起きたのでしょう。たとえば、外界がよく見えず、不安にうずくまっているとき、めがねを差し出されたようなものかもしれません。そのねがめを掛けた瞬間、全てが輝いて見えました。こんなすばらしいものは他には無い、そう感じたのかもしれません。

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11:18  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.25 (Sun)

心理的恐喝

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 人間関係には心理ゲーム的側面があります。人間関係の中で行なわれるパワーゲームが高じれば、職場にありがちなパワーハラスメントやモラルハラスメントに移行しますが、パートナーや恋人、友人といった親しい関係性の中で行なわれる心理操作は隠微であるだけに、発信者は無論のこと、受信者も気付かない場合があります。気付かないままに、不快になり、混乱していくのです。
 心理的恐喝とは、「思い通りにさせてくれなければ○○してやらない。」と要求を突きつけてくることです。こちらからの「お願い」をはねつける手段として使われることも多いものです。親しい間柄だからこそ知っている情報を使って、屈服を勝ち取ろうとするのです。
 愛されたい、受け入れられたいと思っているなら、「もう付き合ってやらない。付き合って欲しければ××という条件を飲め」という要求を出してきます。

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10:22  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.24 (Sat)

「愛している」と言わせたい

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 告白したい。毎日その人のことだけを想い、万一その人の身に危険が迫れば、命をかけて守りたいと思っていること、その思いの丈をぶつけたい。
 そうした切羽詰った衝動に駆られるとしたら、その恋は不安定な危うさの上にあるのかもしれません。そして、その告白が事態の展開に貢献してくれるであろうと、期待しています。
 「そうか、そんなにわたしのことを想っていてくれたのか。ありがとう。これからはもっとキミの事を大切にする。」
 ですが、相手の応え如何によって大きなダメージを受ける可能性があるなら、注意が必要です。そのことばは、一気にその恋を終焉に導いてしまう危険性をはらんでいるからです。

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10:52  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.21 (Wed)

DV-盗聴

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 まだ固定電話が主流だった頃、電話の盗聴はありがちなことでした。普通の家庭のとりとめもない会話が、盗聴の対象となるのです。
 盗聴するのは家族や親密な関係にある相手です。常日頃、充分会話しているであろう相手が対象なのです。
 聞かれていることに気付いて、やめてくれるよう訴えても、やめません。
 家族のことを充分把握しておく必要がある。あるいは権利がある。というのが、その言い分です。
 電話ばかりでなく、郵便物も家族宛のものを勝手に開封します。見せて良い悪いを勝手に判断して、本人の手に渡らないこともあります。これらがプライバシーの侵害であるなどと言った感覚はありません。
 パートナーや成人した子どもが、友人と出かける打ち合わせなどをしているような場合、止めておけといった、内容に関する干渉をしてくる場合も多々あります。

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13:20  |  妄想性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.19 (Mon)

ドメスティック・バイオレンス

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『ドメスティック・バイオレンス(DV)』は、そのまま日本語に訳すと『家庭内暴力』となりますが、家庭内の全ての暴力問題を指すのではなく『パートナー間の暴力・恋人間の暴力』に限定しています。 日本におけるこのことばの歴史は、まだ新しいといえます。では、それ以前にはパートナー間における暴力の問題は存在しなかったのかといえば、けっしてそうではありません。むしろ、女性の位置が向上し、人権意識が強まったことによって、初めて社会問題化されてきた問題といえます。現在でも、女性の地位の低いアフリカやアラビアの国々では、女性に対する深刻な暴力が、伝統や風習の名の下に、容認されています。
 暴力は力の差が不均衡な関係性において、絶えず発生の危険性をはらんでいます。ですが、社会背景が容認しているからと言って、全ての親密な関係性に暴力が介在するわけではありません。そこには、振るうもの振るわれるもの、個別の個性や関係性の病理があります。

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17:24  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.16 (Fri)

エゴ・スプリット

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「他者を許せない人は、自分をも許していない。まず、自分を許さなければ、他者を許せるようにはならない。」
言い尽くされた感のあることばです。では、許されない言動をしてしまったら?そう、忘れてしまうのです!!
 規律、規範、常識、道徳。厳しい超自我で武装している人の行動が、いつも清廉潔白だとは限りません。そもそも、人を行動へと駆り立てる情熱は、快楽であり、利益への貪欲な追求なのですから。
 他者の不道徳を責め立てる人は、自分の不道徳を省みません。
「そんなことを言った覚えはない。」「記憶に無い。」
「言った言わないは水掛け論だからやめましょう。」
 こんなことばでシラを切られると、○月○日、×時×分をテープに収めて聞かせてあげたかった!!という心境にもなります。

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09:04  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.14 (Wed)

受動攻撃性パーソナリティ

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 演技性人格のような派手さはありませんが、受動攻撃性パーソナリティの攻撃性は、非常に激しいものです。内に秘めた悪意を、じわじわと浸透させるような陰湿さで、周囲にそれと気付かれぬよう、ターゲットを狙います。
 ターゲットとはスケープゴートです。本人にとって、目の上のこぶ的存在で、「この人がいるからうまくいかない。この人さえ居なければ....」といった攻撃欲求を駆り立てる存在です。

DSM-IV-TRに下記の受動攻撃性パーソナリティ障害の研究用基準案があります。A. 適切な行為を求める要求に対する拒絶的な態度と受動的な抵抗の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち4項目(またはそれ以上)によって示される。

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21:02  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.13 (Tue)

おとなの脳 老化する脳

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 生まれたばかりの頃、脳はまだ未熟です。神経細胞間のネットワークが未完成なのです。外界の刺激によって、ネットワークは充実していきます。
 未熟な状態で生まれた脳は、小児期に外界からの刺激によって、徐々に構築されていくのですが、その構築にもっとも時間がかかり最後にできあがるのが、前頭葉です。
 この部分は理性、思考、合理性などを担っています。おとなになるというのは前頭葉が完成されることです。また、おとなになってからも、前頭葉の成熟は続くといわれてます。

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11:04  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.11 (Sun)

恋愛依存の恋

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 溢れる光の中にいると、キャンドルの灯は、灯っていることすら解らないものですが、暗闇の中で灯ると、これまで見えなかった世界を見せてくれる、唯一の神々しい輝きになります。初対面の相手に、出逢った刹那、激しい恋に落ちるような場合、人の心は闇の中にいることが多いものです。処理できない困難な状況に打ちのめされていたり、あるいは、何の変哲も無い単調な日常に空虚さを感じ、退屈しきっていたり、光の見えない状況です。
  キャンドルの灯が一瞬にして闇に彩りを与えるように、恋は心的世界を一変させます。

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14:30  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.09 (Fri)

I買物依存症

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 買物と一口に言っても、生活必需品を買うのは、ちっとも楽しくありません。無くてもいいもの、それでいて、自分の趣味に叶う掘り出し物を手に入れるとき、脳の報酬回路は刺激されるのです。
 買物は格好の気晴らしです。ストレスを感じたとき、買物したくなるのは、誰にでもよくあることです。
 常に快楽のスイッチを押し続け、脳の中のランプを点灯させ続けなければならなくなったとき、それを依存症と呼びます。こうなると、部屋の中には買った物が袋から出されないままに山積みになっていても、それには目もくれず、さらに新しいものを探し続けます。すでに買ってしまったものは、報酬回路を刺激してはくれないのです。

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22:07  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.07 (Wed)

I'm not OK

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 職場の会議、大学のゼミ、人の群れの中に居ても、何か場違いな気分になるとき、みんな、わたしのこと、どう思ってるんだろう、そんなことが気になるとき、
心はこんな呟きを発しています。
 I'm not OK
 するとOKな人を見つけて、その人を模倣したくなります。ファッションの趣味、口癖、それから人生に対する姿勢なども。
 ですが、間もなく、その『神』に失望してしまいます。接していれば、相手の至らない部分も、当然見えるわけですから。

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08:22  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.05.05 (Mon)

回避依存の恋

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 どれだけ多くの異性から好意や好感を寄せられたか、もてたかということよりも、どれだけ深くひとりの相手と親密な交流を持てたか、たとえその相手が今傍らにいなくとも、後になって振り返るとき、しみじみと充足感を感じるのは、その記憶ではないでしょうか。
 ですが、回避依存の人は、他者との心の距離をつめる事に恐れを抱いています。日常、あれこれと心境を語り、必要以上に自己開示しているかに見えても、いざとなれば貝の様に心を閉ざしてしまいます。
 そして、誰か一人の対象を大切にするよりも、多くの異性に笑顔や親切そうな姿勢を振りまきます。自分はもてるといったうぬぼれを抱いてしますし、そうあるための努力は惜しみません。
 目の前にいるパートナーを愛するのではなく、『愛されている自分 』に価値を置いています。そのため、ひとりでも多くの愛していくれる存在を絶えず必要としています。

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2008.05.01 (Thu)

他者を信頼する力

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 どこの職場でも、見ず知らずの相手とメールをやり取りすることが、ビジネスの一環となっている時代。『人を信頼することが出来るのは力』だとつくづく感じます。
 自分の中に人を信じる力が弱いと、些細な納期の遅れなど、自分の期待に添わない相手の態度を悪意に解釈し、損をさせられるのではないかと身構え、憤慨を持って、対応してしまうのです。怒りは相手の心にも、怒りの火を灯します。契約も人間関係も損ねてしまいます。

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

09:33  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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