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過集中と自己正当化

 関心を抱いた一つの事柄にこだわり、周りが見えなくなるという過集中。どこまでも追求していく姿勢は、分析といった分野に優れた成果をもたらす資質です。ところが、これに、自分の見解、価値観が絶対正しい、または優れており、相手は間違っている、もしくは劣っているといった観念が加わりますと、モラルハラスメントの土壌になります。 脳は信じたいように信じます。自分の脳が認識している事実と、外界の現象とは、必ずしも...

抑うつに陥ったとき

 たとえそれがDV、モラハラ的関係であったとしても、親密な関係性の崩壊は、紛れも無く「喪失」なのです。辺縁系の絆の喪失によって、報酬系は混乱をきたし、失意と抑うつに沈みます。「あれこれの苦痛から解放された、これはいいことなんだ」とは、俄かには思えません。 ありきたりですが、回復には「休息」が大事です。疲弊した脳を回復させるためには、脳の中にこれ以上ストレスホルモンを増やさないことが大切です。 栄養の...

モラハラ的関係

「この人といると、なんか傷つく感じがする。」「罪悪感を押し付けられているように感じる。」「なんか見下されているように感じてしまう。」 どういう言動をしてモラルハラスメントと呼ぶのか、一つ一つ具体例を挙げれば切りはありませんが、その人といればいるほど、何かもやもやとして、劣等感が膨らんだり、意欲が失せてしまったり、訳も無く疲れを感じるとしたら、それはモラハラ的、つまり不健全な関係と呼べるかもしれませ...

恋の麻薬が切れたとき

 ほとばしる胸のときめき、近づきたい激しい欲求、少しでも一緒にいたいという欲求、姿を見ただけで跳ね上がる胸の鼓動。恋に落ちるというこの感情の爆発は、どこかしら薬物依存症に似ています。古くから「恋は病」といわれる所以でしょうか。...

DV-保護命令

配偶者からの身体に対する暴力、又は生命等に対する脅迫を受けた被害者が、 その生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きいときに、 裁判所が被害者からの申立てにより、配偶者に対して発する命令です。 (1)被害者への接近禁止命令、(2)被害者への電話等禁止命令、(3)被害者の同居の子への接近禁止命令、(4)被害者の親族等への接近禁止命令、(5)被害者と共に生活の本拠としている住居からの退去命令、の5つの類型があります...

デートDV 加害者の印象

 多くの虐待・DV加害者は、外面が良く、とてもそのような行為を行ようには見えない。DV被害者が、後になって異口同音に語る言葉です。 では、親密な関係性にならないと解らないのかといえば、必ずしもそうではありません。初対面の頃の何気ない言動の中に、その萌芽を見て取ることも多いものです。バタラーの特徴 1★いつも癒されていたい、尽くされていたい。(一見、自身もマメで尽くす人にも見える。)(初対面の頃に、自分...

DV加害者プロフィール

 DVはケースバイケースです。加害者の年齢も職業も、生活環境もまちまちです。その一方で、加害者像には幾つかの特徴もあります。1. 悪いことをしたという自覚が全くない。 相手(パートナー、恋人)があんなことをいうから、こんなことをしたから、それを受けて自分は、こういった反応に出た。対人スキルが未熟なのは相手(パートナー、恋人)で、自分は「教育する」立場にある、と思い込んでいます。「正義の制裁」だと信...

ドメスティック・バイオレンスの現実

 ドメスティック・バイオレンスが世間を騒がせるのは、被害者もしくは加害者の死亡や、第三者が巻き添えになるなど、悲惨な事件に発展したケースのみですが、話題には登らなくとも、現実には、日本でも頻繁に起こっていて、その被害は深刻です。 統計によると、妻からの離婚調停申し立て理由の約三割は夫の暴力で、この割合は現代でも減ってはいません。夫からの身体的暴力を理由に、離婚を決意した女性が、毎年一万人以上もいる...

モラルハラスメントとの遭遇

 モラルハラスメントの加害者は最初から加害者の顔をして登場するわけではありません。知り合った頃は、その立派な外面に惹かれ、親しくなったころ、やっと、その内面に触れることになるのです。もちろん、被害者は、関係性がまだ良好な頃から、何らかのきな臭い気配を感じてはいます。気付きながらも、期待や願望から楽観視しているといえます。 そのうち、被害者の好意に慢心したかのような態度で、見下してきたり、意見の違い...

見えにくい暴力 モラルハラスメント

 モラハラの2本柱は『脅迫と罪悪感を抱かせること』です。 被害者は身に覚えの無いことで激しく責められたり、精一杯しているのに認めてもらえなかったり、非難されたり無視されたりします。モラルハラスメントが見えにくいのは、特定の個人を対する巧妙な心理的暴力だからです。 『嫌味 皮肉 上げ足を取る 食って掛かる 無視』 など、陰湿な態度で自分の敵意や反感を相手に知らせる『不平、非難型』逆上して制裁を加えると...

ストーカーの心理

 誰にとっても相手の心変わりはいやなものです。親密な関係性の終焉を受け入れるのは、辛いことです。できれば、もっとよく話し合って、よりよい関係を構築したいと思います。相手にその意思がなさそうなら、職場からの帰り道で待っていようかと考えたりもします。  ですが、それを実行することはありません。追いかけたいという衝動には強い自制がかかるのです。その行為がもたらす結果をネガティブに予想したり、相手の出方に...

カルトに依存する心理

 ピラミットの頂点を目差す市場競争社会。 評価に値するものが自分にあるだろうかと不安に思う人にとって、神に『選ばれた存在』であることは魅力的な価値基準かもしれません。 私は神に『選ばれた存在』であり、神を知らない人は、人として精神修行のまだ底辺にいるのだというエリート意識。したがって、未熟な彼らに、人として、神に従って生きる道を教え説かねばならないという使命感。 また、神は水をワインに変えてまでも...