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2009.08.24 (Mon)

他力本願と無価値感

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 学歴や社会的ポジション、収入、ルックスなど、自分が価値を置いている資質が優れている相手と対するとき、無意識のうちにコンプレックスが生まれることがあります。まして相手が好意を寄せる異性なら、こんなに素敵な人が自分なんて本気で好きになってくれるはずがないといった、無価値感が生じてきます。
  すると、相手にふさわしい自分になろうと、相手は価値を置いているけれど自分は興味のない分野の勉強や仕事に熱心に取り組んだり、相手にとって理想的な自己像を演出したり、自分の意見を言うことに不安を感じて、本音が言えなくなってしまいます。
 ありのままの自分では受け入れられないという自己否定が胸中にありますから、相手の言動も否定的に解釈しがちになってきます。そして、自分を抑圧して、相手や周囲のニーズに沿って生きようとするのですから、だんだん苦しくなってきます。にもかかわらず、無価値感に苛まれていると、往々にしてさらに頑張ってしまいます。
 これは自分の人生を生きていない状態です。意中の相手から愛されたり、仲間から受け入れられるのは幸せですが、愛されることへの願いが強くなりすぎると、相手に振り回されてしまいます。 
   意中の人や、友人のためにと、自分の時間や動力を捧げているのですから、相手がその犠牲に報いてくれなければ惨めな気持ちになります。自らの幸福の主導権を相手にゆだねてしまっているからです。
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テーマ : AC(アダルトチルドレン) - ジャンル : 心と身体

20:42  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.22 (Sat)

依存症 逃避と幻想

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 依存症になる可能性は誰にでもあるといえますが、その一方でなりやすい状況があることも確かです。いかんともしがたいストレスにさらされた現実、あるいは退屈といった状況に対して、なすすべもない状態に陥っているときです。
 その依存対象に夢中になっている時だけ、この現実から目を背けることができます。依存は逃避の手段なのです。周囲を変えることができないという絶望を、自らの内的世界を変えることによって癒すのです。快楽物質ドーパミンを分泌し、悲壮感とのバランスをとるために、脳がそれを欲しているといえます。
 したがって、ひとつの対象への依存が見られるときには、常に他の対象への依存への移行も生じます。嗜癖は苦痛への自己治癒なのですが、それ自体が新たな困った問題を引き起こしていることを自覚したとき、他の対象へシフトするのです。

テーマ : 不安定な心 - ジャンル : 心と身体

08:42  |  共依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.08.06 (Thu)

支配の形 搾取

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 支配には、支配されている人が、そうとは気付きにくい隠微な形をとるものもあります。「あれこれと要求が多い人」がそれです。そうした人に限って、こちらからの頼み事は軽く受け流してしまいます。
 頼み事をしてくるときは、急に声音のトーンが上がり、優しくなったりもします。しかも、その内容は、こちらには荷の重い、過ぎた要求であることも多いものです。
 そして、聞き入れたとしても、望みの叶った後は、感謝のことばもありません。あったとしても、白々しいほど、お世辞的な態度です。
 要求を断ったら、今度は相手がその決断に対して罪の意識を抱くような態度をとります。罪の意識にからめとって、相手を操ろうとするのです。わたしが悪かったと、自分を責める殊勝な態度を周囲にちらつかせながら、激しく相手を切りつけるます。
 こうした一連の言動を計算した戦略として自覚を持って行っている場合もありますが、無自覚のうちに行われている場合も多いものです。そうした場合、人間関係に問題が生じると、「いつもわたしは誤解されてばかりいる」と周囲にねちねちと嘆いたりします。そこにもまた、周囲からの同情や賛同を得ようとする意識が、無自覚なまま働いています。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

08:55  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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