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他力本願と無価値感

 学歴や社会的ポジション、収入、ルックスなど、自分が価値を置いている資質が優れている相手と対するとき、無意識のうちにコンプレックスが生まれることがあります。まして相手が好意を寄せる異性なら、こんなに素敵な人が自分なんて本気で好きになってくれるはずがないといった、無価値感が生じてきます。  すると、相手にふさわしい自分になろうと、相手は価値を置いているけれど自分は興味のない分野の勉強や仕事に熱心...

依存症 逃避と幻想

 依存症になる可能性は誰にでもあるといえますが、その一方でなりやすい状況があることも確かです。いかんともしがたいストレスにさらされた現実、あるいは退屈といった状況に対して、なすすべもない状態に陥っているときです。  その依存対象に夢中になっている時だけ、この現実から目を背けることができます。依存は逃避の手段なのです。周囲を変えることができないという絶望を、自らの内的世界を変えることによって癒すので...

支配の形 搾取

 支配には、支配されている人が、そうとは気付きにくい隠微な形をとるものもあります。「あれこれと要求が多い人」がそれです。そうした人に限って、こちらからの頼み事は軽く受け流してしまいます。 頼み事をしてくるときは、急に声音のトーンが上がり、優しくなったりもします。しかも、その内容は、こちらには荷の重い、過ぎた要求であることも多いものです。 そして、聞き入れたとしても、望みの叶った後は、感謝のことばも...