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2010.06.11 (Fri)

愛と別れ

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 縁あって出会った人とは、いつの日にか別れの時が訪れます。常に流動していく環境の中にあっては、人の心の移ろいやすさにも、おのずと目が行きます。
 ところが、運よくウエディングベルが鳴り、安定した日々が長く続くと、人はその安定に慣れてしまいます。すると相手は、空気のような存在になります。無くてはならない存在だけど、あって当然、ある日突然いなくなることなど考えられないというわけです。
 ですが、いつものように朝元気に出かけて行った人が、いつものように帰ってくる保証などどこにもないのです。平均寿命まで後何十年残っているとしても。
 唐突に訪れる死別という別れは、激しいショック状態をもたらします。その中で渦を巻くのは、後悔とそれに伴う罪悪感です。仕事に追われて一緒に過ごす時間を充分に持てなかった。疲れて、つい八つ当たりしてしまった。もっと気遣ってあげたかった。おいしいものを食べさせてあげたかった。一緒に楽しい経験を積みたかった、等など.........
 罪悪感は自分に向けられた怒りですが、相手の心変わりによる生別の場合は、怒りは相手に向けられます。怒りの背後にあるのは、執着が発する痛みです。傍目にはもう無理と解っているような状況にあっても、取り戻そうと追いすがります。
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テーマ : 人生のコツ, 生き方のコツ - ジャンル : 心と身体

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2010.06.07 (Mon)

孤独回避症候群

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 「人は一人では生きて行かれないものだから....」
 聞き覚えのある歌のセリフを常套句にして、結婚や家庭円満の素晴らしさを力説する年配者の持論に、思わず引いてしまうような経験はありませんか?それは、単に価値観の偏りばかりでなく、いくらイヤだといっても一人で生きるしかない境遇に置かれた人たちに、不幸の烙印を押すことばだからです。
 
 かつて第二次世界大戦の終戦を知らず、ジャングルでひとり生活をしていた日本兵がいました。どのような状況に置かれても、人はその境遇になれ、生きていかれるものです。
 「あなたなしでは生きていけない」と泣いてすがった相手が去ってしまっても、自分の心臓が止まるわけではありません。心臓が止まりそうなほど、断ち切れぬ執着に身もだえるだけです。
 生物としては一人でも生きていかれるけれど、人は孤独を恐れがちです。他人との繋がりによって不安を紛らわし、退屈と孤独を癒します。それを美化しすぎれば、「人は一人では生きて行かれないものだから....」と他者に寄りかかることを正当化することにもなりかねません。
 どんな人間関係であっても、必ず負の側面があるはずです。一緒に過ごす時間を持つためには、自分自身のための時間が削られます。
 また、摩擦も付き物です。そんな時には面倒な人間関係を全部投げ出して、独りになりたくなることもあるでしょう。ですが、孤独が怖いと、独りになりきれません。失恋の痛手は友人で、友人とのトラブルはパートナーで癒してもらいたいと願うと、絶えず受け入れてもらえる存在を必要とします。

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