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自尊心が揺らぐとき

 自尊心が揺らぐ場面は、日常の中に多々あります。たとえば、その場に居合わせた人の中に、恵まれた職業に就いた人がいて、周りの人々がいささか社交辞令的な賞賛のシャワーを降らせ、自分には注目してもらえないといったような場合、何やら負け犬になったような屈辱的な気分になります。成績や能力において、相手と格差がないと思っている場合はなおさらです。 自分は決して劣ってはいないと思っているにもかかわらず、周囲から...

妄想性人格障害の構図

妄想性人格障害の人の心は、常に猜疑心に満たされています。特定の誰かではなく、全ての他者がその対象です。なぜ疑わずにはいられないのか、それは不安だからです。 不安な事柄に対して、その信ぴょう性や妥当性を吟味する前頭前野の機能が低下しています。そのために、感情をつかさどる大脳辺縁系、扁桃体で生じた不安感を処理できません。そればかりか、どんどん膨らんで、恐怖感にまで膨張させてしまいます。 従って、いつも...