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傲慢と自己愛の障害

 しばしば暴力的な言動で、DVやモラハラの加害者像として登場する人格に、自己愛性人格障害があります。ここでいう人格障害という概念は従来の精神病質とは異なり、実年齢がいくつであろうとも、一定の未熟さを脱しない人格といえます。 外面の柔和さと、内心の怒りの閾値の低さに乖離があり、親しくなるにつれ、そのジキルとハイドのような二面性に驚くこともあるでしょう。そうした影の部分は、表面上は尊大さや傲慢さとして見...

失恋からの回復

 もしも、あの日あの時、あの場所で、あの人に逢わなかったら、こんなに不幸になりはしなかった。もしも、時を戻せるなら、あの人に出会わない、出会ってしまったとしても好きにはならない、そういう人生を生きたい。そうすれば、こんな苦しみも悲しみも知らずにいられた。 ひとり、涙にくれながら、何度、そう心に叫ぶことでしょう。親密な男女関係は、程度の差こそあれ、すべて依存症だといっても過言ではありません。したがっ...

愛されたい症候群

 なぜ、あなたは愛する人とのとっておきの夕食のひと時に、その人の些細な言動を取り上げて、文句や不足を言っているのですか? その人と、長い人生をずーっと一緒に歩いていきたいから、自分が不安に思うこと、さみしく思うことを、ちゃんと相手に伝えようとしているのですね。もっとぴったり寄り添いたくて、もっと愛してと要求を出しているのですか。ちょっと気まずく沈黙が流れて、せっかくの料理が冷めてしまっても。 これ...

憎しみを手放せないとき

「憎しみを抱いてはいけない。自身の健康のためにも捨てなければいけない。」よく言われる言葉です。ですが、恨んではいけない、許さねばいけないと、ネガティブな感情を封じ込めれば封じ込めるほど、行き場を失った怒りは、胸の奥で沸き立ってしまいます。 そもそも、逆さに持ったフォークやハサミにも似た言葉の凶器で、斬りつけられた傷が、痛み続けているのなら、許せるはずもありません。人間なのですから。天使ではないので...