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2011.06.17 (Fri)

疲弊と救世主願望

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 「がんばろう、日本!」
などといわれても、何をがんばれというんだ、これ以上!!と、返したくなる人も多いのではないでしょうか。
 この混沌とした状況の中で繰り広げられる政界のドタバタ劇は、日頃政治に無関心な人々の口さえも、唖然としてあんぐり開けさせてしまったことでしょう。
 原発事故の影響は、自己保身に汲々とする人々の間で過小評価され、専門家の発言までもが、業界寄りではないかと、疑わしくなるほどです。ひとり一人が自己責任で正確な情報を集め、判断を下さなければならない、そうした局面に差し掛かっているといえます。
 できるだけ早く、できるだけ遠くへ退去するのが最も安全なのはいうまでもありません。ですが、それが可能なのは、ごく一部の恵まれた人たちだけでしょう。多くの人々にとって、別の世界で別の人生を生きるのは容易ではありません。環境がどう変化しようと、そこに留まり、そこで生きるしか選択肢がない人も大勢います。
 不安を抱え、しかも、それを払拭できないとなると、人の心は次第に疲弊していきます。これからの人生の中で最もましなのが、不意打ちにカタストロフが襲いかかってきた今この時で、今後、さらにじわじわと状況は悪化していき、蝕まれていくばかり、もうかつての幸せな時代に戻れない、そうした究極の絶望を自覚すると、人は少しずつ、未来から目をそらし始めます。今日という日を、平穏に、何がしかの喜びを見出して過ごしたいと思うようになります。先のことは考えたくないのです、恐ろしくて。
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テーマ : 健康で元気に暮らすために - ジャンル : 心と身体

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2011.06.10 (Fri)

友だち地獄

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 人は、絶対的孤独に弱いものです。群れていることに、安心を見出します。友人と呼べる人がいないと、なんだか自分に欠陥や難があるのではないかと、不安にも駆られます。
 だからといって、友人関係の維持にばかり気を取られると、それに振り回されることになりかねません。その相手、集団とうまくやっていくために、何を我慢していますか?
 いうまでもなく、人は楽しいことが好きです。一緒に楽しめることに喜びを見出します。
 ですが、誰しも、いつも楽しいばかりの心境ではいられません。辛いときもあります。不安を抱えているときもあります。
 相手が、そうした胸中を吐露した時、少しでも気分が楽になるように慰めたり、励ましたりしてあげたいと思うでしょう。そんなふうに相手をケアできるのは、自分の心に余裕があるからでしょうか。
 「重い、ウザい」と感じて、早々に立ち去って行ってしまう人もいます。結構長い付き合いで、これまで本音で付き合えてきた相手なら、今、支えが欲しいときに去っていかれたら、「なんて友だちがいのない....!!」と怒りすら感じるかもしれません。
 「辛いから、気遣ってほしくて泣いていたら、周りに誰もいなくなってしまった。仕方ないので、楽しいふりをして笑ったら、周りに人が戻ってくるようになった」
 こうした経験が続くと、他人に泣き顔を見せられなくなります。辛いと言えなくなります。いつでも微笑んでしまいます。自分の抱えている悩みを脇に置いて、相手を慰めるといった生き方の癖が身についてしまいます。相手に傍に居てほしいから。去って行かれたくないから。
 そして、疲れ果ててしまいます。独りが怖いから、友だちを作ろうと必死なのに、一人になってほっと疲れを癒します。

テーマ : 壊れそうな心 - ジャンル : 心と身体

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