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2011.12.19 (Mon)

所属の獲得と心理的引きこもり

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 たった独り、郷里を離れて、知人もいない異郷の地に住む。それだけで、これからどうなるんだろうという、心細さを覚えます。加えて、異文化への戸惑いも大きいものです。
 あまりにも世界観が異なっていると、すんなりと馴染むことはできません。だからといって、他に何処へ行く当てもない。こうした時、追い詰められたような葛藤に陥ります。
 周囲と違う世界観を口にすることができません。疎外されることは、すなわち、居場所を失うことだからです。
 口を閉ざし、周囲の発言に耳を傾け、自分が属した社会がどういう社会なのか、注意深く観察します。そのうえで、受け入れられそうなことばを選ぶのです。人と打ち解け、なごんでいるように見えても、心は閉じています。それだけ、周囲を警戒しているのです。異文化を持ち込もうとしたら、シャットアウトされそうだ、という危機感を持って臨んでいるのです。
 自己開示も自己主張もできない状態ですので、当然内心にはストレスを抱えています。やはり自分にふさわしい居場所ではないと感じ、去ることも考えます。排除されることを最も恐れながら、自ら去ることを考えるという、奇妙な葛藤の中に居るのです。
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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

13:31  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.15 (Thu)

対人不安とソーシャルスキル

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 人と接するのが苦痛。何を話していいのかわからない。気を使う。どっと疲れてしまう。こうした対人不安は、そもそも対人関係の不足から生じています。
 生まれつき外交的で、人の目も気にせず、批判などどこ吹く風といった人もいますが、内向的な人は場数を増やすことによって慣れていくしかありません。
 ですが、コミュニケーションがうまくゆかず、傷つく場面があると、相手との関係性を絶って、引きこもってしまうのが対人不安のある人の傾向です。相手が、共感性に優れ、向こうから歩み寄ってくれるような人である場合、よい関係性を保てますが、そうでない場合は難航します。そしてまた、それがコンプレックスとなり、自信喪失を深めてしまいます。不安だから避け、避けることによってスキルが磨かれず、自信喪失に陥るのです。

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

11:30  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.12 (Mon)

「特別な人」の条件

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 「いい人」とは「自分にとって都合のいい人」だとも言われます。「いい人なんだけどねー、でも....」特別、関係を深めたい人ではないということでしょうか。
 一方、特別な人は、フォーマルな垣根を越えて、親密な関係性を深めたい人、あるいは深められる人と言えるでしょう。第一印象では、ルックスの良しあしで惹かれることもありますが、次の展開に進めるか否かは、やはり人間性にかかっています。人格として成熟した人に、人は誰しも惹かれるのです。
 人格の成熟は年齢と共に自動的に得られるものでもなく、むしろ脳の老化によって、かつて得ていた分別を喪失していくケースもあります。変えたくとも変えられない生まれ持った気質もあります。成熟とは、自分の脳の傾向を知り、不適応に陥らず、過剰適応に走らず、無理なく周囲に適応していく能力と言えるでしょうか。
 それぞれの社会には、それぞれのルールがあります。たとえ、一見不合理なルールでも、長い歴史や背景があり、一瞬にして変えられるものでもありません。しかたなく、従順であろうとすると、ストレスをため込みます。だからといって、たった独りで反抗し、従わなければ逸脱行為とみなされます。面倒だから、何も考えずマニュアルを頼ろうとすると、自分を見失います。さじ加減は微妙です。

テーマ : 愛のかたち - ジャンル : 恋愛

15:42  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.09 (Fri)

ドタキャン 回避の心理

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 逢いたくて、待ち遠しかった、楽しみにしていた約束を、土壇場でキャンセルされると、寂しくてたまらなくなります。私はそれほど逢いたい存在ではないんだな、それなら、なぜ誘ってくれるのかなと、相手の意図が読み取れません。
 でも、好きだから、大切な人だと思っているから、ショックを隠して、じゃあ、この次、またね。と、明るく振る舞います。そんなことが繰り返されると、振り回されて、疲れてしまいます。
 実際、たいして用があるわけでもないのに、なんとなく、その日の気分次第でドタキャンばかりくりかえす人は、相手のことをそれほど大切に思っていないのでしょう。少なくとも、相手の痛手を察することができません。いつも、眼差しが自分に向いています。約束を実行することが、その日の自分の気分を高揚させそうなら、すんなりと守りますが、何かしら損失に目が向くと、躊躇い、行動が起きません。
 相手が、その約束が、自分にとってプラス部分が大きいのか、それともマイナスなのか、常に天秤ばかりの上で、葛藤しています。その葛藤が、行動に現れるのでしょう。
 相手が自分のために、料理や掃除など、何かしてくれる分には会いたいのですが、相手のために何かしなければいけない、金銭的負担を担ったり、責任を引き受けたりは、回避したいという思いの表れかもしれません。その結果、相手が何かしてくれそうな場面には会い、負担を強いられそうなシーンは回避という選択になります。支えを求めているけれど、与えたくない人と言えるかもしれません。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

14:20  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.03 (Sat)

ドタキャンと失恋

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 楽しみにしていた約束をドタキャンされるのは、かなりのストレスです。先に約束していた相手に対して、「あなたと会うより大切な人がいる」「その用があなたよりも大事だ」と、聞こえますから。わたしが大事なら、その日は回避して、別の日に他の用を済ませるはずです。
 その用も、差し迫った仕事ではなく、他に交際している意中の誰かがいるわけでもない。約束した相手と共に過ごすよりは、独りで過ごすことを選ぶといった感じです。約束はしたものの、その日が迫ってくるにつれ、気分が重くなってきたということでしょうか。
 これは気疲れする相手と会うときの心情です。自分から交際を申し込んで、付き合っている相手とのデートに覚える心情だとしたら、首をかしげてしまいます。つまり、早々に心変わりしてしまったのでしょう。それ以外に、妥当な答えが見つかりそうにありません。
 とはいえ、たまに会った時の、うれしそうな、楽しそうな様子と、あまりにギャップがありすぎ、どちらが本心なのか、悩んでしまいます。
 相手からは、電話もメールも来ません。それでも、何か月も前から、コンサートの約束をしていたので、その間際にはきっと連絡が来ると思っていました。すると、来たのは、「コンサートには独りで行くから」という、例によってドタキャンの電話でした。
 ああ、そうだった。この人はいつもこのパターンだったと、改めてショックを受けます。
 二人で出かけると、会話を交わしたり、食事をおごったり、それが重いんだろうなと感じて、理由を聞いてみると、確かに憶測をなぞるような答えが返ってきます。誰かと時を共にすると気を使うから、独りが気楽だと。これまで、ずっと独りで気楽に生きてきたから、これからもそうしたいと。
 この人と共に生きる未来は幸福だと思えないような、この人を幸せにするために頑張りたいと思えないような対象だったわけですね、わたしは。
 わたしとしては、この人を幸せにしたい、支えたいと思った時期もあったわけですから、誰かと共に生きるよりも一人の方が幸せという答えには、さすがに、改めて落ち込みました。度重なるドタキャンがそれを如実に物語っていたにもかかわらず。

テーマ : 恋愛心理 - ジャンル : 恋愛

14:51  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.02 (Fri)

職場を去りたくなる時

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 この仕事は自分に合わない、やめたい。と、思うとき、仕事の内容そのものよりも、人間関係に起因していることが多いものです。
 たとえば、苦手な人がいる。疎外されるような気がして、本音を言えない。軽んじられているような気がする。などなど、心理的緊張を強いられることが多いと、知らず知らずのうちに、疲れがたまってしまいます。
他にも、この会社に役立っていないな。というような無価値感を伴っていることもあるでしょう。自分を、軽んじられても仕方のない存在にしておくのは惨めですから、必死に頑張って、必要な存在になろうとする人も多いでしょう。その結果、オーバーワークで疲れ果て、すべてを投げ出したくなってしまいます。
一方、うまく機能している職場には、独特の雰囲気があります。トップダウンの上下関係ではない、フラットな関係性です。もちろん、当然職場には上司と部下の関係、先輩後輩もあります。だからといって、その権威で、相手を抑え込もうとしない、協調していく雰囲気があるのです。シリアスな場面でも、ジョークを交わしながらこなしていこうというゆとりもあります。多少言いにくいことも、ジョーク交じりなら、受け入れてもらいやすいものです。
 立場は違っても、人間として平等という意識がなければ、人は心を開けません。心地よい職場には、そこに居る一人一人が友人であるかのような雰囲気があります。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

13:01  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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