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2012.01.30 (Mon)

グリーフワーク 死別と孤独

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 人はいずれ、愛する人と別れるときが来ます。いつか遠い将来、そういう時が来るのだと、誰しも、理解しているつもりでいます。
 平均寿命が発表されると、あるいは、肉親の寿命から、自分たちの余命を測ることもあるでしょう。保証された長さではないにもかかわらず。
 別れは、ある日突然、何の前触れもなく襲いかかることもあります。たとえ平均寿命まで何十年残されていようとも。
 覚悟もないままに受け入れなければならない突然の別れは、突風に見舞われた後に、片腕のない自分を発見するようなものでしょう。
 昨日まで居た人がいない、その人が立てていた音がない、しーんと静まりかえった静寂。音のない映像だけの世界に迷い込んでようです。
 この時になって、気付くのです。幸せと不幸せは、対極にあるものではなく、実は葉っぱの裏表のように、分かちがたくくっ付いているものだと。
 たった独りでいることは、この上もない恐怖です。他の誰かと接することによって、紛らわしたいと願います。ですが、癒しをもたらしてくれるような対象が、傍に居るとは限りません。むしろ、いないことが多いでしょう。
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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

13:27  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.01.09 (Mon)

暴君タイプ

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 物事が予定通り運ばないとき、思い通りにならないとき、傍に居る何の関係もない相手に、いら立ちをぶつけたくなるのは、誰にでも経験のあることでしょう。その対象は家族やパートナーといった、甘えられる対象であることが多いことでしょう。受け止めて心配してくれる相手であり、安心して本音を語れ、後からいくらでも埋め合わせができる対象です。
 ところが、暴君タイプが選ぶ対象は、こうした信頼関係にある相手ではありません。同じ職場の中でも、ほんの少し顔を合わせる程度しか接点のない相手であることも多いものです。
 では、何を基準に、その対象を選んでいるのかと言えば、その人なりの直観で、相手が反逆してこない、我慢してくれるとみなした相手です。暴君タイプが理不尽な怒りをぶつけてくる時、何か自分に落ち度があったのだろうかと考えるようなタイプです。ターゲットに選ばれてしまったことに、内心自尊心を挫かれて、悶々と悩んでしまうようなタイプです。
 暴君タイプは被害者タイプを見つけ出すのがうまいと言えます。そして、相手が些細な意地悪を我慢すると、だんだんとそれはエスカレートしていきます。
 皮肉、嫌味、揚げ足取り、やがて暴言。被害者は相手の姿を見かけたり、声を聴くだけで、怯えるようになります。
 場合によっては、相手の攻撃を止めるために、相手に気に入られようと努力することもあるかもしれません。こんなふうにしか人と関われない気の毒な人だと、内心見下してしまう場合もあるでしょう。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

09:53  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.01.03 (Tue)

安全神話

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 遠くの街を災難が襲ったと、風の便りに聞き及んでも、わたしたちはわけもなく安心しています。その波は、ここまでは及ばない。その風は、ここまでは吹いては来ないと。
 隣家の、まだ若い主や、当然未来にあふれているはずの子供の訃報に接しても、明日は我が身だとは考えません。ただ、気の毒だと同情するばかり。いえ、それすら、しないかもしれません。
 自重しなかったからだと、誰からともなく批判の声も聞こえます。利害の対立があった場合など、安堵する人もいるかもしれません。天罰だと考え、当然の報いだと内心、嘲る心もあるかもしれません。葬儀の席から帰宅すると、いえ、葬儀の席に付いているときでさえ、自分たちの日常の話題を和やかに交わしたり、葬儀の手順に不満を漏らしたり、この世にあることのはかなさに、思いをはせる人など、いないのかのようです。
 災難はいつも、自分や、自分たち家族の外側に起きる物語なのです。『私だけは特別だ。わたしは、まだ若いパートナーや子供を失うようなことを知らない人生を送れる。』誰しも、そのように思っています。安全の中で楽しむ日々が長く続くことを信じています。脳は不安に翻弄されないために、根拠のない楽観に甘んじるようにできているのです。

テーマ : 愛のかたち - ジャンル : 恋愛

22:36  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.01.02 (Mon)

愛するということ

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 この人の為に何かしたい。自分にできることで、相手の喜ぶことをしたい。愛は、人を行動に駆り立てる力です。
 決して、『人の為にいいことのできる自分』が相手や周囲に認められることを目的にしていません。それは愛されたい願望であり、愛ではありません。
 『こんなにもあなたを好きなわたしに、愛を注いでください。』と要求しません。もちろん愛し返されることは喜びであり、それがなければいつかは枯れていくのも、人の心というものですが、それでも、愛は毎日鉢植えに水を注ぐように、与えることによって、相手の命が輝くこと、それを見ることが喜びなのです。
 愛は、渇いた心に注がれる水のように、相手の命に希望を与えます。そしてまた、自分が注ぎ、育てようとしているその相手によって、救われるものなのです。互いに満たしあい、共に喜びあうのが、愛の力です。

テーマ : 愛のかたち - ジャンル : 恋愛

14:47  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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