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蓄積疲労

 疲れてくると、身体は様々なシグナルを発します。些細なことと見逃さず、早めの休息を取ることがたいせつです。 疲れが溜まりすぎると、夜、床についても、一向に寝付けません。心拍数も早いままで、やっと眠りに落ちても、2~3時間で目が覚めてしまい、以後寝付けないということもあります。 朝の目覚めもすっきりとはしません。疲労感を引きずって、身体は重く、脈拍は早いままで、肩や全身にこわばりも感じます。 こうな...

愛と別れ

 もしもわたしが、重い病床にあって、愛する人の傍らには、すでに別の異性がいたとしたら、「あの人を頼みます。幸せにしてあげてください。」そんな言葉が唇を突くのでしょう。 身を切られるような嫉妬の苦しさは、その人なしに、一人生きる身の寂しさを思えばこそのもの。この世を去らねばならぬ身ならば、後に残していく人の孤独を案じずにいられるでしょうか。...

不信という防衛

 たいせつだと思っている人の言動によって傷ついてしまうと、以後、その人のことばが、なんとなく信じられなくなってしまいます。また、同様に、態度を翻されてしまうのじゃないかと、なかなか不信感をぬぐえません。 もう、二度と、あんなふうに傷つきたくはないと、予期不安から心を守ろうとするのです。ほんとうは信じたいのに、安心できない。ひどく辛い心情です。...

失恋の力

 今思い出しても、あれは人生で最悪の経験だったという、悲惨な結末を迎えてしまった恋。その相手は、これまで出会った異性の中で、最低の存在に成り果てていることでしょう。人生で最悪の経験と思えるほど、傷つけあってしまったのですから。その苦い記憶が、ほのかな暖かい色をも、真っ黒に塗りつぶしてしまっています。楽しいひと時も、あったはずなのに。 それを台無しにしてしまったのは、ちょっとばかり、多くを望んだから...

幸せでいてください

 もしもわたしが、ある日突然死んでしまって、もうあなたのもとに行かれなくても、どうか幸せでいてください。かたくなにならず、心を開いて、また誰かと愛し合って、幸せでいてください。 あなたはわたしの希望でした。荒野の中のオアシスでした。 こんなに早く別れが来るなら、もっと大事にすればよかった、何もしてあげられなかったと、いつまでも嘆かないでください。 そんなふうに悲しんでもらえて、この上もなく幸せです...

悲嘆と愛

 愛着の対象を失うと、人は無人島に独り取り残されたような寂寥感を味わいます。街中を歩いていても、まるで自分が下着姿のままでいるような感覚です。家に帰っても、待っていてくれた人はもういない。これからもいない。昨日まで居た人はもういない。 行き交う人々は、別世界の住人達です。彼らは健康で、帰っていく家庭がある。彼らは、自分のような天涯孤独な身の上になることなど、一生涯ない。この世でたった一人、自分だけ...

喪の作業

 パートナーは空気のようなものだと感じる人は、多いことでしょう。そこに居るのが当然で、日頃それを意識することもなく、感謝すらしないけれど、決して裏切られるようなことはない、すべての人が去っていったとしても、この人だけは傍に居てくれる、そう信じられる存在かもしれません。 何もない貧しい日常を過ごしていても、傍らにその人がいる、それだけで、ああ、幸せだと感じられる日常。その日常にある日、突然終止符が打...