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2012.04.28 (Sat)

人間関係を選ぶこと

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皮肉や嫌味、的外れな批判、揚げ足取り、口を開けばトゲ刺すことばばかり、そうした人はそれが習い性になっているのでしょう。もしかしたら、自らの自尊心の低さゆえに、あなたの足を引きずり降ろして、性質の悪い満足感に浸りたいのかもしれません。「サボテンにだって、きれいな花が咲くのだから」などと、懸命にその人の良い所を探して、仲良くやっていかれるように歩み寄ろうとしても、徒労に終わることが多いでしょう。
 同じ職場だから、避けられないのだから、気持ちよく過ごすためにと、無理な努力を続けているうちに、いつしかトゲで傷らだけになり、心に溜まった怒りを晴らすすべもなくしているということになりかねません。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

21:54  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.27 (Fri)

微笑みうつ病

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 本当は辛い。苦しい。でも、辛いといえない。微笑みをつくろって、今日も元気な振りを続ける。そうしているうちに、いつしかへとへとになってしまう。人前では明るく振る舞っていても、独りになると、涙が止まらない。幸せになりたい!!と心が叫んでいる。周りに幸せな人ばかりがいるのが、辛くて仕方がないと、心が訴えている。
 微笑みうつ病の笑顔は、硬直した笑顔です。心の中には、不安が巣食っています。本当は、幸せな人の傍には居たくないのです。別段、その人が意地悪なわけではありません。ただ、その人たちの日常の会話、それぞれの穏やかな家庭の平穏な一コマに触れる、それだけで、傷ついてしまうのです。
 わたしには何もない。突然の嵐が、すべてをもぎ取ってしまった。以後、一人ぼっちで生きてきた。これからも.......。そんな不安な人生を、この人たちは一生涯知ることはない。知らなくていいのだ。その圧倒的な格差に傷つかずにはいられません。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

17:46  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.17 (Tue)

絶望を生きるとき

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  第二次大戦下の過酷なアウシュヴィッツで、最後まで生きのびた人たちには、共通の傾向があったといわれています。それは、屈強な肉体や身体能力ではなく、少ない食料を分け与えるなど、他者を気遣える人びとだったといいます。
 確保した食料は空腹を満たすために、自らが生き延びるために、独り占めしたいところでしょう。他者を思うゆとりなど無くて当然の状況です。それでも、一部の人々は、もっと飢えている人の為に、もっと衰弱している人の為に、分け与えたのです。

 喪失や絶望の渦中にあるとき、人は生きる希望を得たいと願います。藁をもつかむ思いで、願わずにはいられません。手を差し伸べてほしい。その手にすがって、この状況から這い出したいと。
 自らの体験を聞いてくれるだけでいい、と感じない人はいないでしょう。それだけで、苦痛のいくらかは癒されることでしょう。
 ところが、この願いは、なかなか叶えられません。人は、本来、経験したことのない痛みを共感しえないのです。生きてきた背景も現在のスタンスも違えば、理解すらしがたいのです。
 そのうえ、人は誰も、自分の日常を生きることに忙しく、他者の苦痛に寄り添うために、多くの時間を使えません。ほんの少しの支えが欲しいと願えば、甘え過ぎという評価のもとに、距離を置かれかねません。

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10:45  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.11 (Wed)

八つ当たりの心理

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「八つ当たり」とは、対峙しなければならない問題や相手とは関係ない人やモノに、怒りをぶつける状態のことを言います。
たとえば、仕事をしくじって上司から叱責された場合、より良い対応は、ちゃんと自分の落ち度を自覚し、認め、受け入れ、その点については謝罪し、次回からはどうするといった対策を示せることです。
 ところが、仕事ぶりを否定されることは、自尊心が傷つくことですので、認め、受け入れることは、意外と難しいのです。つい、同僚との間で、上司を非難する会話が弾んだりします。
 そして、鬱憤を晴らしたところで、相手や自分を客観視できればいいのですが、ただやみくもに上司からの評価を怖れていると、被害者意識が強くなる一方です。そこで、上司からの受けがいい同僚に、筋違いな怒りを覚えたりすることもあります。あの人は、わたしのような苦労を一度もしていないといった具合に。

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11:47  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.07 (Sat)

あなたの隣の反社会性パーソナリティ障害

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危険な犯罪者といったイメージの強い反社会性パーソナリティ障害ですが、見るからに凶暴な印象を放っているとは限りません。隣人として接する限りは、気弱で善良な、どちらかといえば自信なさげな人々の中にも紛れているかもしれません。隣人ならば影響は少ないですが、ステディな関係になるのは要注意です。欠如しているのは、良心や責任感かもしれません。
 反社会性パーソナリティ障害は、『自己中心性、無思慮な衝動性、反社会的な犯罪性、虚言癖(嘘つき)、他者への共感の欠如、反省や良心の不足』などの特徴を持っています。パーソナリティ障害というよりも、発達障害に属するのかもしれません。脳機能障害も推察されています。
 親密な対人関係に支障をきたす特徴には、危険な人格からはほど遠い印象もあります。
 軽躁的でテンションが高く、如才ない話しぶり。人当たりもよく、「表面上にはとても魅力的」で、自分自身もその魅力を熟知しています。自己愛性人格とも重なります。
 ですが、しばらく付き合ううちに、表層的で、思慮の浅い部分に気付きます。知性は低くありませんが、他者の心情への洞察力は低く、情緒的な触れ合いが難しいのです。

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13:29  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.05 (Thu)

婚外恋愛の結末

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 恋愛は、始めるよりも終わらせる方がはるかに難しいものです。特に相手が既婚者である場合は、危険な結末になります。
 相手に妻子がいると知った時点で、女性側も、この恋にハッピーエンドはないと諦めていることでしょう。そうと解ってはいても、恋の引力に引きずられることも多いものです。ですが、覚悟しているよりもはるかに凄惨なものになるとは、知らずにいる人も多いかもしれません。
 それは、多少は信頼していたはずの男性の、かくも鮮やかな、完璧な裏切りです。
その人には、帰る場所があるのです。今まで帰らなかったとしても。
 その場所とは、家ではなく、妻のスカートの後ろです。妻の後ろに隠れて、自分こそ被害者だと居直ります。以前囁いたことばも記憶がないと突っぱね、謝罪や誠意を求めようとする女性に、水掛け論はやめましょうと切り捨て、挙句にストーカーのようだと脅しをかけてくる、思いもしない寝耳に水の展開になるのがお決まりのコースです。
 そして、妻の方も、夫の不誠実に気付かず、夫に代わって、夫をたぶらかす不埒な女と闘おうとします。

テーマ : 不倫 - ジャンル : 恋愛

07:15  |  恋愛依存  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.04 (Wed)

共感と寛容

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 生きている間に、人は様々な経験を重ねます。その質と量は個々人によって、大きく異なります。
 人が他者の痛みに共感を覚えるとき、それは、自らの記憶の中から、過去の類似の経験を思い起こしたときといえます。
 失恋の経験のない人には、その痛みは解りません。また、一口に失恋といっても、ケースバイケースです。解らない人には、「バカなこと」にすぎません。
 相手の痛みを想像できることによって、人は寛容にもなれます。従って、人生で直面するさまざまな問題を解決してきた人ほど、まだその渦中にいる人に対して、暖かい眼差しを注くことができるといえます。「苦労してきた人は優しい」ということばは、このことを指しているのでしょう。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

11:21  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.03 (Tue)

寂しさの病理

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 人が社会的に孤立し、接する対象がいない状態に陥ると、心身には様々な変化が起きてきます。睡眠障害、うつ病などの原因になるのです。
 寂しさは、副腎質ホルモンのコルチゾールのレベルを高め、高血圧などを引き起こしたり、免疫をつかさどる白血球を減少させます。
 人は孤独を感じると免疫機能が低下し、ウィルスや細菌に感染しやすくなり、逆に社会的なつながりができると免疫機能は活発になります。
 さらに、深い孤独を感じると、脳は社会的脅威に対する警戒心を強めます。見知らぬ他者に、ネガティブな感情を抱きやすくなるのです。訪ねてくる人もなく、たまにあるとすれば、それは集金人だけ。すると、必然的に、他者との接触は、損失をもたらすことという認識を持ちやすくなるのです。不信感や対人不安が生じやすくなります。
 不安を癒してくれる対象がなければ、脳は外界の脅威を過大に評価し、他人に対してネガティブになりやすいものです。社会的なつながりがあってこそ、安心して他人と接することができるのです。些細な出来事も、愚痴や本音を打ち明ける対象がなければ、重荷となって背負いきれなくなるのです。誰か、自分を解ってくれる人がいないと、永遠に続くかのような静寂の中では、夜も安心して眠れません。
 社会から切り離された状態が続くと、生きる意味も感じられず、意欲もわかず、抑うつに陥り、生きていることそれ自体が苦痛になってしまいます。

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

14:36  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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