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2013.01.30 (Wed)

いら立ちと虐め

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 虐められやすい人は、ことばによる攻撃に対して、即座に言葉で反撃できません。唖然としているうちに、言われっぱなしになって、後で憤懣やるかたない心境になります。
 誰に対してもそうなるわけではなく、関わりの薄い相手に対して、こういう傾向が顕著です。つまり、まだ本音を言えない様子眺めの相手から、攻撃を受けるという構図になります。
 即座に反撃ができないのは、その結果がどう出るか、予想がつかないからです。気心の知れない相手だからこそ、慎重になります。親しい相手ならば、気軽に感情を出して、そこで諍いが生じたとしても仲直りも容易です。
 そこで、気心の知れない相手に対しては、まずこちらから丸腰になること、善意や好意を言葉や態度で示すことによって、矛先を収めてもらおうとします。こちらから仲良くしようという意思を示せば、相手も好感を抱いてくれるだろうと。友好関係に発展させることで、自分を守ろうとするのです。
 ところが、思惑は外れます。ますます不当な激怒をぶつけられるようになり、何故??と訳が解りません。漠然と、こういう場合は反撃しなければいけないのだと気付いていても、スキルの不足からうまくいきません。すると、自分の個性への劣等意識が生じ、自尊心が低下していきます。
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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

13:25  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.29 (Tue)

対象喪失と鬱病

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 人の命が永遠でない以上、人生のある時期に愛情や依存の対象を喪失するという経験は、誰しも免れえません。グリーフワーク、悲哀の仕事には1年から3年程度かかると言われています。これは、他の家族の有無、経済状態、本人の健康状態によって大きく異なってきます。
 三世帯同居など大家族の中で暮らしていると、配偶者との死別からの立ち直りも早まることでしょう。ところが、最近ではパートナーとの死別=独り暮らしとなる人たちの割合が増えています。
 自ら独身生活を選択している人の独り暮らしに比べ、ある時期に突然パートナーを喪失した人は、混乱し、人生の意味までも喪失する可能性が高くなります。自分を支えてくれる人の欠如がうつ病につながりやすいです。たとえ離れて暮らしていても、誰かと繋がっているという意識が、人には必要なのです。
 日常の些細な出来事も、それを話す相手が誰もいないと、重たいストレスとなってのしかかってきます。全ての出来事に独りで対応していかなければならないとなると、いやがうえにも不安は募ります。誰とも繋がりの無い状態は、大いなる危機なのです。それほどに、わたしたちは他者との触れ合いの中で、精神の均衡を保っているのです。一人暮らしは、孤独感を募らせ、社会的交流が欠けているといった感覚を、いやがうえにも自覚させます。

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

12:47  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.19 (Sat)

 境界線逸脱

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 年に数回、職場での合同会議の席で顔を合わせる相手、その顔と名前と存在を知っている程度の相手から、突然電話が掛かってきます。何か不自然さを感じながらも受け応えしていると、頻繁に電話をかけてくるようになります。依頼事や、第三者の悪口といった内容で、何とかなだめて落ち着かせようとするうちに2~3時間の長電話になってしまうことも多く、しかも早朝や夜更けにかかってくるので、しだいに迷惑感が募っていきます。すると、相手はいきなりいら立ちを爆発させ、閉口するほどの激しい攻撃を浴びせかけてきます。
 「もう限界」を声にすると、ぴたっと電話は止まり、ほっと胸をなで下ろしていたころ、もう相手の存在など忘れたころに、絶縁状なるものがポストに舞い込みます。小さな字で、ぎっしりと誹謗中傷を書き綴り、しかもアンダーラインまで引いてあります。それを書いている間、自分のしていることに対して冷めてこなかったその情熱と執着の激しさに唖然とするばかりです。ここまで相手を中傷しなければならないその執着が恐ろしくなります。

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12:00  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.18 (Fri)

対人関係過敏症

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 わたしたちは、日常多くの人々と関わっています。新しく出逢った人の人となりを推し量り、相手との接し方を決めていく。誰もが当たり前のようにしていることですが、実は高度なスキルを必要とします。どんな相手とも適切に関われる人は、少ないかもしれません。誰にとっても人間関係は、少々頭の痛いこともあることでしょう。
 中には、人とのかかわりが全般的に不得意な人もいます。他者に対する不信感が強く、関わることに不安や恐れを抱いていたりします。
 ですが、決して孤独愛好家ではありません。好かれたい、愛されたいという欲求は人並みに、あるいはそれ以上にあります。それなのに、なぜか上手く関係を築けません。本人も、内心悩んでいるものの、なぜ自分だけが浮いてしまうのか、孤立してしまうのか、理由に思い当たりません。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

09:02  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.15 (Tue)

NOが言えない人たち

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 概ね周りの人たちと仲良くできているようでいて、不愉快な特定の出来事を我慢している人がいます。その人は、頼まれごとを断ることが苦手だったり、 自分の意見を表現することを躊躇いがちだったりすることでしょう。こうした人は人一倍働いているのに、評価が低く、屈辱感を感じていることが多いものです。
 寡黙な人は従順な人と見られやすく、周囲の人にとって、使いっ走りを頼みやすい人です。本人も、頼まれた用事を自動的に受けてしまいます。内心は不快に思い、時には怒りを覚えながらも。
 どういう理由でそうしているのかと問われても、確たる理由など見当たりません。ただ、そうしたスタイルが習い性になっている、ということでしょうか。潜在意識の中には、他者との対立や、周囲からのマイナス評価を怖れていることが考えられます。
 他者から受け入れられることで、自分自身に対してOKを出しているようなところもあることでしょう。ですから、他者からの誤解や批判に傷つきやすいのです。傷つけられたくないがゆえに、従順や同調、迎合と言った手段で友好的に接していると言えます。
 そこまで犠牲を払っているにもかかわらず、なぜか雑用係として利用されたり、感謝もされず頼りないなどと評価されては怒りがこみあげてくることでしょう。時に、他者のイライラの捨て場所的に、八つ当たりされることもあるかもしれません。「なぜ?なぜ、わたしなの?あんなに力になってあげたのに!!」と、理由が全く解りません。

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16:18  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.13 (Sun)

人間関係を良くするために

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 人づきあいで何か不愉快な感情が生じた時、わたしたちは簡単に相手を批判してしまいます。相手が精神的に未熟だから、至らないから、こんな状態になっていると相手を責める光景は、日常的に見られます。ですが、責めて相手との関係性が良くなることは少ないでしょう。たとえ、指摘されるだけの非が相手にあったとしても、相手は自分の立場からの事情説明、あるいは言い訳を口にすることでしょう。そして、それを責めてくる人との間にわだかまりを感じてしまいます。

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2013.01.11 (Fri)

傷つくということ

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 時に、ことばは刃物のように、人の心をえぐります。いつまでもその傷跡が塞がらず、痛み続けることもあるでしょう。
 ですが、ことばは、本来、誰も傷つけることはできません。そのことばを受け取った時、傷つくことを選んだのです。上司や親族、教え子や義理の子供から良い評価を得たいと頑張っていると、批判や非難に傷つきます。自分のこういう点が、周囲の人に比べて劣っていると信じていると、それを指摘することばに傷つきます。
 恋人の裏切りにも傷つきます。恋人に裏切られたというよりは、恋人への期待に裏切られたと言うべきかもしれません。一生懸命を尽くしていれば、いつかはきっと!!という期待に背かれたのです。
 劣等感を突き、自尊心を引き下げかねない出来事に、人は傷つきます。あんなことが平気で言えるなんて、あんな態度が平気で取れるなんて、人間性を疑う!!と、相手を非難したい心境にもなるでしょう。確かに、相手は「その程度の人」なのかもしれません。その程度の人に、本気で腹を立てるのが、劣等感の仕業なのです。

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18:26  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.05 (Sat)

怒っている人の心理

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 怒りをまき散らす人ほど、はた迷惑なものはありません。大人ならば、マナーとして、自分の立腹で周りにいる何の関係もない人に、不快な思いをさせないものです。とはいえ、時には、言動の端々にいら立ちがはみ出す事も、あるかもしれません。特に、親しい相手には、甘えから、そうした傾向が顕著になります。親しくなくとも、部下などの弱い立場の者に、鬱憤を炸裂させる人もいます。
 「わたしはこんなに大変なのだから、もっとわたしを楽にさせるよう、しっかり仕事しろ。」と言いたいのかもしれませんが、逆効果になります。怒りは怒りとして伝染するのです。事あるごとに周囲の誰かを使って憂さ晴らしをしているのでは、職場の士気も下がり、能率も悪くなり、抑うつになる人や離職者が後を絶たない事態に陥りかねません。
 友人知人に、愚痴をこぼすという形で、憂さ晴らしするのもよくみられる光景です。さらりと言ってのけたり、ジョークを交えて周囲を笑わせるだけの余裕があるときには、さほど問題にはなりません。怒りがあまりに激しくて、自己正当化や被害意識に取りつかれたように、自分本位の主張を聴く人に受け入れさせようとすると、それは聴く人にとって暴力になります。

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09:53  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.04 (Fri)

傷ついた子供の心理

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 周囲の人々と、安心のおける関係でない状態は、大人にとってもストレスが溜まります。ましてや、まだ充分社会化されていない幼少期における虐待的な環境は、人格形成や対社会的姿勢に、大きな影響を及ぼさずには済みません。青年期は元気に乗り切っても、中高年期に差し掛かってやっと、生育期の環境の影響の大きさに気付くこともあります。

 疎外や無視、ことばによる虐めの中で生きる子供には、世の中が楽しいものという認識が持てません。
「生まれてこなければよかった」「どうして生まれてきてしまったのだろう」「眠っている間にナイフが落ちてきて、死んでしまえるといいのに。」自殺念慮は生まれたことへの後悔という発想を取ります。
 他者との暖かい交流が乏しく、傷つく経験が多いと、当然、人間は危険な存在とみなし、進んで他者と関わりを持とうとはしなくなります。社会への関心は低くなり、他者への共感も生まれません。自分を守ることが優先され、人づきあいに必要な責任感などがうまく形成されません。したがって、ますます他人とうまく関わることができず、人を避ける一方で、安心と見なした特定の誰かには過度に甘えるといった傾向もみられます。

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12:05  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.01 (Tue)

過去からの卒業

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 わたしたちの過去には、無数の傷跡があります。中には、今も痛みを放っている傷もあるでしょう。
「あの人だけは、死ぬまで許せない。いえ、死んでも許せない。永遠に許せない。」そんなふうに、憎むしかできない苦しさを、今も抱えているかもしれません。その人は、それだけの痛手をあなたに与えたことでしょう。
 それは、心変わりして、他の異性の元に去っていった恋人かもしれません。自分を守るために、追ってくるあなたを、虫でも払うかのように振り払った人。ふたりの幸せで満ち足りた姿を、絶望と孤独の中で眺めるしかなかった痛み。
 あるいは、親としての務めを果たせない父親かもしれません。家庭を安心できない不穏なものと変えただけでなく、年端のいかない子供にまで依存するような親だったかもしれません。
 職場の上司や同僚、知人かもしれません。相手がいら立つたびに、あなたは八つ当たりに戦々恐々としていたのかもしれません。それとも、密かにあなたを陥れようと画策する危険な相手だったのかもしれません。
 それに対して、何もできなかった。一矢報いることはできなかった。ただ、理不尽な仕打ちを受け入れるしかなかった。相手を許せないとき、わたしたちは甘んじるしかなかった自分の不甲斐なさを許していません。他の誰かだったら、もっと毅然とスマートに対処できていたはず。自分が未熟だったから、不器用だからと、責め続けています。自分を陥れたり傷つけたその相手が、他の人たちの間で認められ、幸福にしている姿を観ると、ますます理不尽さを感じることでしょう。

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