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2013.04.30 (Tue)

ハラスメント加害者像

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 被害者、あるいは傍観者としてハラスメントに遭遇した時、「あの人はなぜこんなことをしているのだろう?」と不思議に感じたことはありませんか? 
 誰でも、疲れや多忙さから、いら立つことはあります。そんな時には、つい、傍に居る人に刺々しい口調を返したりしたこともあったかもしれません。そうした態度は持続しないのが普通です。ストレスから余裕をなくしてしまっている自分の姿に気付き、八つ当たりされた相手に対して、申し訳なさを感じるからです。そしてまた、相手との関係性を持続させようとします。だからこそ、相手からも、今日はご機嫌斜めだ、何かあったのかなと、余裕を持って受け入れられるのです。
 人間関係を良く保つには、自分の心のバランスが傾いたときにはそれに気づき、振り戻す必要があるのだといえます。時たま不機嫌になったり、あれこれ至らないところがあるにせよ、自分はいい人間であり、相手もまたそうだという認識が根底になければ、他者と良い関係を構築し、維持していくのは難しいのかもしれません。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

22:11  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.29 (Mon)

境界性パーソナリティ障害の輪郭

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 境界性パーソナリティ障害は、衝動的な言動を特徴としています。湧き上がってくる衝動をうまく制することができず、普通の人がするように、よく考えてから発言することができません。相手や周囲が困惑したり不快に感じるような発言を、気分のままに口に出してしまいます。
 当然の結果として、あちこちで難航する対人関係を経験することとなります。その出来事に自分が及ぼした負の影響を直視することが難しいので、責任も自覚できません。必然的に不満や愚痴が多くなり、自らが作り出した不幸を他者や環境のせいにして嘆きます。
 心の中では、自分を受け入れてくれる、依存できる関係を求めています。柔和そうな人、包容力のありそうに見える人、遠目に眺めて、この人なら!と思えるような人を見つけると、不自然なほど急速に接近しようとします。
 この時には、見た目の印象だけで、相手を理想化しています。ですが、接近して、思い描いていた相手の姿とは違った一面を見たり、相手からの抵抗や拒絶に出会うと、理想像は脆くも崩れ去ります。相手は、一気に人格や人間性に難のある人と化してしまうのです。今しがたまで理想化していたその人を、こき下ろし、非難せずにはいられません。思っていた人と違う、役に立ってくれそうもないと知ると、相手を罵倒して見限ります。あるいは、それは、自分が拒絶される痛みを回避する手段かもしれません。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

10:47  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.25 (Thu)

職場のハラスメント

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 職場のハラスメントは、個人の問題であるとともに、組織の問題でもあります。精神的負荷の多い職種、それぞれのメンバーが時間的、体力的に余裕のない状態では、他者のミスに不寛容になりがちです。
 あるいは、メンバーの中に、人間性に問題のある人がいると、職場全体がその人の姿勢に影響され、ハラスメントが容認される傾向もあります。そうした場合には、組織全体が支払う代償も大きくなりますが、渦中にいると慣れから認識が甘くなってしまいかねません。
 加害者は、不健全な精神性を持っていると考えられます。後輩から挨拶するのが筋、といった硬直した上下関係に捕らわれた支配性が強い人、ストレスへの閾値が低くすぐに暴発する地雷のような人、些細なことを悪意に解釈し、いつまでも嫌味を言い続ける人、いずれの場合も他者の痛みへの共感性が欠如しています。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

17:29  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.22 (Mon)

成熟の時

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 私たちの過去には、数々の痛みが散らばっています。心が幼く未熟であればあるほど、対人関係での傷を負いやすいのです。
 そうした数々の痛手を通して、今では、あの頃には解らなかった人の心の構図が見えてきました。些細な問題はいつも起きるけれど、いつまでも心を煩わせるほどの事ではないと、感じるようになってきました。
 一緒に時を過ごす相手を、選ぶようにもなりました。かつては、愛しても愛し返してくれない人を、追いかけたこともあったかもしれません。今では、ちゃんと心を返してくれる人を、さらに幸せにするために自分の存在を使おうと決めています。
 的外れな非難や中傷を真に受けて、泣き言や言い訳を口にすることもありません。動揺して傷つくほどの価値もないことだと、今では知っています。

テーマ : 癒し・ヒーリング - ジャンル : 心と身体

12:12  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.19 (Fri)

敏感関係妄想

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 人がひそひそと立ち話をしているのを見ると、自分の悪口を言っているのではないかと感じる。対人関係に齟齬を生じ、感情が過敏になっているときには、誰しもこうした穿った見方をしがちです。他人の目、他者の評価が気になっているのです。
 うまくいかなかった事柄に対して、内心くじけていますから、「だいじょうぶだよ」と外側から支えられないと辛いのです。ところが、落ち込みがひどいと、他者からの慰めや励ましのことばも、本心ではないと疑いがちになります。本当は見下しているのだろうと、決めてかかるかもしれません。自分に対して周囲の人がマイナスの評価をしていると思い込んでしまうのです。
 こんな自分を周囲はよく評価してくれるはずがないと、自分自身に対して劣った評価を出しすぎています。その自分への見方を変えられなくなった時、周囲からの良い評価を集めて、繕おうとします。すると、不都合な現実を直視することができません。
受け入れられない現実を、自己の中で都合よく書き換えてしまいます。責任を問われかねない場面では、現実を湾曲し、他者に責任転嫁し、自分を被害者の位置に据えて、理不尽に責められていると訴えます。潔く謝罪するなど、とうていできません。そんなことをすれば、人望を失う、それを何より恐れるのです。実際には、正しい人を演じ続けることによって相手を傷つけ、人望も失っていくのですが。

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2013.04.18 (Thu)

フラッシュバック-過去の再演

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 事故や災害など、生命にかかわるような恐怖体験に遭遇した時の記憶が、それを連想させるような視覚情報や聴覚情報に接した時、不意に生々しく蘇る。その映像のひらめきが、フラッシュバックと呼ばれています。
 恐怖体験ばかりではありません。過去の出来事、虐めや虐待、失恋など、理不尽な辛い経験が、あの日あの時のワンシーン、さながら映画を見るように思い出され、同時に当時経験した悲しみや怒りが、再び湧き上がってきます。
 すでに遠い過去の出来事、相手はもう、すでにここにはいない、もう二度とあんな態度を取られることもない、そのはずなのに......。

 深く情動を揺さぶった出来事ほど、強く海馬に記憶されます。留めておく必要があると、脳は判断するのです。おそらくは、未来に待っているかもしれないの同類の危機に対処するための情報として。
 一刻も早く忘れたい、時が過ぎるほどに徐々に薄まっていく記憶、そう思っていたにもかかわらず、たびたび蘇ってくる忌まわしい記憶。
 信じていた相手から思いもかけず裏切られ、拒絶された一瞬、その時の相手の表情、声のトーン、その時の部屋の様子や周囲の状景まで、映画を見ているかのような映像として再現されます。そうして再演するたびに、忘れがたい記憶としてさらに脳裏に深く刻むことになります。
 忘れたいのに、意思に反して繰り返し思い出してしまう、フラッシュバックは当事者を苦しめます。
07:33  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.11 (Thu)

奪う人

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 あの人は敬遠したい、あまり関わりたくない、そう感じる人たちの特徴を上げていくと、幾つかの共通点が見つかるのではないかと思います。さらにその共通点を絞り込んでいくと、自分と相手の関係性が見えてきます。
 その人は奪う人なのです。あなたから、時間、動力、金銭などを一方的に奪う人、しかもお返しを考えない人、してもらって当然と考え、与える心を持たない人です。
 奪うものは、時間や動力ばかりではありません。話題と言えば、他者の批判非難、翻って自分の自慢話。聴きたくもない不快な話題ばかり。これでは付き合わされる人は疲れます。早々に逃げ出したくもなるでしょう。言動の端々に、こちらのそうした思いを感じ取ると、いきなり激高して喚きたて、非難攻撃してくる人もいるかもしれません。まるで、もっとおっぱいを飲みたいのに、母親から離される赤ん坊のような憤りです。

 奪う人は、この人と付き合うことで、自分にとってどんなメリットがあるの?を考えて、常に周りの人たちを値踏みています。少しでもデメリットだと感じると、自分から口にした約束を翻すことも平気です。約束のドタキャン、さらに自分が口にしたことも「言った覚えはない」と突っぱね、相手に責任転嫁、自分を被害者に仕立てることも多々あることでしょう。自らが相手に与えた時間や金銭の損失、相手の精神的な痛手を想像する能力が欠如しているかのように見えます。

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10:49  |  パートナーシップ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.08 (Mon)

自閉症スペクトラム

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 自閉症スペクトラムの人は、高い知能や言語能力にもかかわらず、他者の意図や感情を直感的に汲み取ることが苦手です。そのため、しばしば社会生活に困難を感じたり、あるいは周囲が困惑したりします。相手や周囲の状況を理解し同調するといった対人コミュニケーションの障害が主な特徴で、近年の脳科学の発達から、定型発達者との脳活動の違いが解ってきています。
 定型発達の人は、相手の発言内容と表情や声のトーンが異なっている場合、非言語情報を重視して相手の真意を読み解くことが多いものです。そのときには内側前頭前野など、相手の意図や感情を理解し判断する部位が活動します。自閉症スペクトラム障害の人では、非言語情報を重視する傾向が少ないのです。内側前頭前野の活動が喚起されにくいことが解っています。この内側前頭前野などの活動が弱いほど、日常生活における対人コミュニケーションの問題が生じてきます。
 一方、不安や恐怖といった危険を察知する刺激に対して反応する扁桃体の活動は増強されます。その結果、統合失調症に似た症状が出現する場合もあります。
 精神症状が出現する背景に、社会的場面での他者との関係構築の失敗、それに対する偏った認知などがあります。外部情報を的確に認知しえないがために、不安や恐怖が過剰になってしまうのです。

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2013.04.05 (Fri)

いじめと自尊心

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 モラハラやパワハラは、特定の反撃できない相手を、狙い撃ちにすることが往々にしてあります。狙われた相手は、選ばれてしまったこと、それ自体にショックを受けます。何故なのか、自分側には思い当たる理由がありません。迷惑をかけるようなミスもしていないし、そればかりか、攻撃者とも協調してやっていこうと、ずいぶん気遣いも重ねているはず!!
 被害者は、人と闘った経験が乏しいのです。それゆえにスキルもありません。したがって、自信もまたありません。結果への恐れはあります。人と争ったりして、周囲の人たちの反感を買わないか、非難の対象にならないか、究極は解雇など、その社会から排除されることへの怖れです。
 だからこそ、非難や攻撃を受けないように、常日頃、気を配っているのです。皮肉なことに、それ故に、攻撃対象に選ばれてしまいます。

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2013.04.02 (Tue)

非社会性パーソナリティの周辺

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  非社会性パーソナリティは、他者や社会への無関心を特徴としています。他者の感情には無関心です。配慮することができません。したがって、自己中心の動機で、容易に約束を翻すなどの、幼稚な裏切り行為に走りがちです。
 一見して、社会的経験やスキルが不足しているように見えます。他者への無関心のゆえに、社会から遊離していったのかもしれません。
 心の中の光景は、窓を閉ざし、常に自分だけと対話しているイメージです。社会への無関心から、社会的規範やルールを守る意味も理解しがたくなっています。周囲には無責任で、信頼できない人と映ります。当然、持続的な人間間係の維持は難しくなります。

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18:17  |  自己愛性人格障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.04.01 (Mon)

自己愛が過敏になるとき

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 人間関係に疲れて、ちょっと距離を開けたいと感じる時、そこには自尊心の傷つきがあることでしょう。自己愛が充たされていないのです。周囲が満足に自分を評価してくれないといった不満も抱えていることでしょう。
 他者から受け入れられ、良い評価を貰うことによって、その集団の中に居ることに安心感を得たいと考えていると、どうしても他人の目が気になります。当然気遣うことが多くなり、それは社交上のものであることが多いので、頑張りに対して成果が得られないと疲れを覚えます。
 わたしたちは、人生の途上で、何度か、連帯感のある団体の中に、後から一人入っていくような場面に遭遇します。適応を強いられる場面です。周囲は、積極的に手を差し伸べて招き入れてくれるような人ばかりではありません。むしろ、こちらから積極的に、その社会のカラーに染まることを要求されることが多いことでしょう。いきなり新しいやり方を提案しても、受け入れてはもらい難いことでしょう。必然的に言葉を選び、意見も慎重に小出しにする方が賢明だと考える人も多いことと思います。
 自らを抑制し、相手に従うのは、常にストレスがかかっていますので、ふと投げ出したい衝動にも駆られます。馴染むまで、打ち解けるまでの期間限定、慣れると楽になると考えないと、やっていられません。

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10:36  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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