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モラハラ加害者の認識

 パワハラ、DVが始まる以前から、加害者になりそうな人は、何となくそうと予見させる雰囲気があります。「他者の言動を悪意に解釈する」妄想性パーソナリティに共通する特徴が、加害者にもあるのです。 部下の仕事が遅いとき、慎重だからミスが少ない人だとは考えません。他者にはマイナスの評価を下します。「期限までに間に合わなかったら、トップから責任を問われるのはわたしだ。あいつはわたしを潰す存在だ。」当然、辛く...

過去を越えて

 その痛々しい思い出、今も傷跡の残るその出来事は、何を教えてくれましたか?その人がまぶしく見えて、近づいてやけどを負った恋でしたか?これほどまでの裏切りを人がするのかと、愕然と膝をついたこともあったでしょうか? 痛みに触れて、人は隠された危険に不慣れだった自分を発見します。人を見る目は、その苦い挫折が与えてくれるものなのです。その危険に触れる前に知っていられるといいけれど、実際には自らの経験を通して...

愛と憎しみ

 ふたりの関係が、どちらかの心変わりによって思いがけず終焉を迎える時、心変わりされた人は、胸をえぐられるような苦痛を感じることでしょう。一方、決断して自ら別れを決めた人は、その判断を正当化し、前向きに次の人との幸せな交際をスタートさせるかもしれません。 ふった側フラれた側によって、視界に映る状景はずいぶん違います。ふった側は、まだ何とかなるかもしれないと追ってくる相手を、疎ましく思い蔑みさえするか...

癒されない痛み

 仕事のトラブルが続き、奔走している時や、体調を崩して臥せっているとき、過去の癒されていない痛みが、ずるずるとイモずる式に蘇ってきます。「思い出してはいけない、思い出すほどに記憶に深く刻印されるから。忘れなさい、許しなさい。」異口同音に言われている言葉です。 ですが、癒されていない痛みは、事あるごとに蘇るものです。思い出すなと言われても、しかたがありません。思い出している今は、今の問題のためにメン...

他者不在の病

 妄想性人格障害は他者を悪意に誤解する病ですが、その本質は他者不在の病と言えます。他者に対する不信感や猜疑心が非常に強く、その根底には恐れがあります。他者を怖れるがゆえに、常に過敏に反応し、身構え、逃走と闘争の体勢を取っているのです。 こうした特長は、コミュニケーション能力の欠乏に、端を発しています。他者と会話していても、相手の心情や心理を読み解けません。それだけに、共感性のある人よりも、気遣いが...

コミュニケーション障害としての暴力

 コミュニケーション障害の人の中には、同じ相手に対して理想化とこきおろしを繰り返す人がいます。顔見知り程度のよく知らない人に対して、こういう人だ、素晴らしい人に違いないといった自分のイメージを投影し、積極的に相手と親しくなろうとします。ほどなく、相手の実像が見えてきたら、「こんな人とは思わなかった」とこき下ろすのです。そして、次の対象を探し、また同様に.....。 お近づきになろうとする方法も、頻繁に...

けじめと告白

 告白の目的は、もちろん好意を告げて、良いお付き合いをスタートさせることです。ですが、こんなにもこんなにも想っていることを解ってもらいたい、受け入れてもらいたいとせつに願っているときは、しない方が賢明かもしれません。相手の出方次第では、深手を負ってしまいます。 一方、告白しやすいのは、終わった恋でしょうか。切なさや未練はまだ心の中に巣食ってはいるけれど、もうふたりの前途はないと知った時、どんな返事...

不安と不満と不信

 あの人にとって、わたしっていったい何?他人行儀で水臭くて、いつまでたっても親密になれない。 相手の本心が解らないとき、進んでいいものか、それとも引き返すべきなのかと、悩んでしまいます。不満が不安を生み、相手への不信になります。相手の誠実さを疑ってしまいます。もう、この人とは距離を開けた方がいいのかもしれない....。いや、それは不本意だから、寄り添っていこう。日々同じ問答を繰り返してしまいます。 も...