Sponsored Link

社会不適応症候群

 「人格障害」は、その傾向によって詳細に分類されていますが、特徴を総括すると、人間関係が未熟であり、そのために周囲を困らせたり、傷つけることでしょう。8~9歳児の言動に、大人の「その人」と重なるイメージを見つける人もいるかもしれません。何らかの脳の機能障害で、成熟を纏うことができずにいる大人とも言えそうです。この方たちの巻き起こすトラブルは、周りの人たちの理解を越えていることもしばしばです。 境界...

心を軽くするために

 嫌なことがあった時など、一人で抱えているのは苦しくて、誰かに胸の内を受け止めてほしいと思うことでしょう。吐露しても安全な相手として、友人、恋人、パートナーなどが選ばれます。 その出来事をジョークを交えて、他人事のように笑って話せる余裕はありますか?それなら友人も楽しんで付き合ってくれ、その人の視点からの意見も述べてくれることでしょう。 あまりにも自分の心が憤りや怨念に溢れていると、聞く人をいら立...

心理的攻撃を受けた時

 こちらから先に偏見を抱いたり、非難した等の理由もないのに、いきなり誰かから激しい攻撃を浴びせられたいうような経験はありませんか? 何故?と考えても、応えは見当たりません。まるで通り魔に遭遇したみたいです。 身体が傷を負ったときも、その瞬間は衝撃を感じるばかりで、痛みはさほど強くはありません。何が起きたのか理解できる頃になって、傷は持続的な痛みを発します。 心も同様です。その瞬間は、何が何やら、脳は...

もらったものを数える

誰かに何かを期待して、それが思惑通りに進まなかったとき、わたしたちは、失望を覚えます。相手が応えてくれるべきだと考えていると、怒りの感情さえ湧くかもしれません。「あなたは○○すべき!」と非難して、相手を従わせたくなるかもしれません。 そうすることによって、相手が罪悪感を抱いて反省し、自分の期待どうりに動いてくれるかといえば、決してそうではありません。100のことを期待して50のことしかしてもらえなか...

自分を守ること

 相手の些細な失敗を執拗に責め続けたり、癖や身体上の特徴を嘲笑ったり、大勢の前で怒鳴りつけたり、あからさまに無視したり、居ないかのようにのけ者にしたり、そうした扱いを日常的に受けていると、誰しも心理的に追い詰められてしまいます。人間関係の移動が少ない閉鎖された社会では、さながらウィールスが蔓延するように、居合わせる人々が不健全な感情に汚染される可能性があります。 このようないじめの問題の深刻さは、...

加害者の被害意識

 多くの心理的虐待加害者は、傍目には温厚で良識的な人に見えます。職業も教職など、知的なホワイトカラーに属している人も少なくありません。外では卑屈なほど他人に気を使う人が、親しい相手に暴力的に対している等とは、想像だにできない人も多いことでしょう。 それでも、何気ない言動の中に、加害者の兆候を見て取る事は可能です。その人は、常に人間関係を上下で考えようとしています。職業的立場が、収入が、性別が、年齢...

ボーダーラインの幼児性と攻撃 

  人は孤独を感じると、親和欲求が高まります。ですが、節度をわきまえず、ついつい相手に求めすぎたり、要求を出しすぎると、うるさがられ、たいせつな人間関係を壊しかねません。 受け入れられないとなると、途端に攻撃的になる人もいます。あなたは冷たい、身勝手、なってない等など、わざわざ相手に電話をかけ、暴言を吐いて喧嘩を吹っかけるような人は、孤独であることが多いものです。 その人の過去も現在も、うまくいか...

被害不安と被害妄想

 被害妄想は、統合失調症やうつ病、認知症などの人たちに見られる症状です。違法薬物の使用によっても現れます。それは脳が必要以上な不安を処理できずにいる兆候でもあります。  重大な精神疾患ばかりでなく、ミクロな「思い過ごし」は、わたしたちの日常生活でも珍しくはありません。考えすぎだよと人に言われて、修正できるなら、それは妄想とは呼びません。 「その出来事」が起きたら、自分には対応する力がないと疲弊感や...

許せるということ

 「今のわたしなら、あんなことはしない!」そう振り返るとき、わたしたちは過去の自分の愚かさが許せません。同時に、あの日あの時、あの人にされたことを、振り返るたびに腹立たしく感じることも多々あります。ましてや、自分を陥れた相手が、その時の勝利によって、以後幸福を甘受しているのは許せません。内心、相手の不幸を願うこともあるでしょう。 ただ漫然と時間が過ぎることによって癒されない感情は、受け止め方を変え...

脱迎合のすすめ

 あなたの友人が、陰であなたを批判しているのを小耳にはさんだら、あまりいい気分はしないことでしょう。なんだか裏切られたような心境にすらなります。 だからといって、相手の期待に添うよう、態度を改めるのはストレスがかかります。他人を怒らせないよう、表面上は合わせる、自分の意見や怒りは我慢する、争いになるなら自己主張しない、それは人間関係を円滑にする良い戦略かもしれません。ただし、周りが同様に平和主義者...

心理操作されないために

その人は、決して計算ずくで言っているのではないのかもしれません。ただ、聞く方には相手の意図がなんとなく透けて見え、不快な感情を抱くことがあります。それは、相手があなたを、それとはなく非難して、もっと自分に奉仕させようとすることばだからです。 他人に罪悪感を与えて、もっと自分の手足として役立てようとするとき、暗に他の誰かの善行を誉め、目の前にいる不満の対象を、何かに比喩しながら不足を訴える。それは実...