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2014.04.29 (Tue)

怒れない人

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 内心憤りを感じながら、それを口にできない人は、表現するリスクを致命的と考えています。そんなことをしたら、相手は気分を害して、もうこれまでのように付き合ってくれなくなる、しこりができて気まずくなる、そして、いずれ絶縁状態になってしまう......。このように考えると、辛くても我慢するしかありません。そして、少しでも対立した相手には、きっと相手に嫌われているはずと、自分の方から距離を置いてしまいます。近寄りがたくなってしまうのです。
 こんな事態にならないために、日ごろから、負の感情を抑える癖が身についてしまっている人も多いことでしょう。にこやかに感じよく人と接するのが、大人の分別であり、人に好かれるコツだと信じていたりします。
 そして、そうではない人に遭遇するたび、絶句するのです。なぜ、あの人はあんなにも怒りっぽいのだろう。相手に嫌われるばかりで、人間関係を築けない損な生き方でしかないのにと。
 確かに、いたずらに怒りっぽい人は敬遠されがちかもしれませんが、つねに愛想の良い対応にもリスクはあります。怒りのエネルギーが自分に向かうのです。
 抑え込んだ感情は決して癒されることなく、自分の中に蓄積されていきます。積もり積もって限界に達すると、爆発することになりかねません。それも、対決すべき相手ではなく、味方でいてくれている家族やパートナーに対して、八つ当たりという形で溢れてしまうことも珍しくありません。こうした不適切な爆発は、後悔と自尊心の低下をもたらすばかりです。

 怒りは溜め込まず、まだ小さな不満のうちに出しましょう、などとアドバイスされるかもしれません。ですが、上記のように表出することへの不安が強かったり、そもそも経験が乏しければ、なかなかできることではありません。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

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2014.04.26 (Sat)

潰されれない心

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 およそ他人を攻撃せずにはいられない人は、卑怯な人といえます。もっともらしい理由をつけて、自分を正当化し、罪悪感を他者に押し付けます。自らの独断と偏見を最良で正しいと信じて疑わず、その基準をもって人を裁き、相手に過ちの烙印を押すことも厭わないでしょう。時には脅したり、自分が被害者ぶったりと、口は達者で巧妙です。愛や寛容を説きながら、相手には愛も寛容のかけらも示しません。
 多くの場合、おとなしい人がターゲットに選ばれます。戦闘的な人も、反撃されて負傷する事態は避けたいのです。そこで、安全と思われる相手を、そのたぐいまれな嗅覚で嗅ぎ分けます。その人が持っているかわいらしさや素直さ、仕事の速さなどの優れた資質も、やっかみの対象になります。

 おとなしい人に欠けているのは、反撃力です。これまで「戦う」という生き方をしてこなかったのですから、無理もありません。そこで、自分の苦痛を理解してもらおう、和解しよう、などと考えがちです。ですが、そもそも、邪魔だから潰そうと考えている相手には、通じません。媚びたり下出に出ても、その態度をあざ笑うことしかできない人かもしれません。

 おとなしい人の中には、幼い頃から愛情を充分に受けていない人もいるかもしれません。親から人格を攻撃されてきた人は、攻撃的な人に出会うと、自分の性格を恥じて、自分で自分を守れません。やっぱり自分はダメなのだと、委縮してしまいがちです。自分を守ることとはどういうことなのかがわからないと、戦うことはおろか、逃げることもままなりません。捕食者の情けにすがろうとしたり、凍り付いたように立ち止まってしまうばかりです。

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16:24  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.25 (Fri)

頑張らない心

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 およそ、私たちの悩みは、今ここにピンで貼り付けられているようなものかもしれません。ここしかない、この人しかいない、そんな思いにとらわれて、苦しくても頑張ったりします。それだけに、明日、「もういいですよ、去ってくれてもいいですよ。」なんて言われたら、裏切られたような心境になりかねません。

 恋しい人が、冷たい視線しか投げかけてくれなくなった時、もう人生が終わったと感じるかもしれません。一生涯、消え去ることのない痛手に違いないと思うことでしょう。
 10年20年30年...時が過ぎたら、あれほど傷ついた場面を、もしかしたら覚えていないかもしれません。その人のいない世界で、その人がいなくとも、それなりに幸せに生きているかもしれません。あの日あの時の物語も、色あせた古い映画の断片のようです。

 久々に再会したその人は、年月の風化にさらされて、もうかつての甘い風貌を、どこにも留めていないかもしれません。そして、自分の中にも、かつての切ない情念が消え失せていることを発見するかもしれません。

 人も物も風景も、移り変わっていきます。かつて現実だと信じていたものは、今ではもう遠い夢です。その記憶すらなくしてしまったら、現実とはいったいなんでしょう。あの時、あれほど、頑張ってきたのに、跡形もないなんて。


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16:45  |  失恋の処方箋  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.22 (Tue)

脳機能と性格

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 パーソナリティ障害のある人と接して気づくことは、自己中心的で他人の気持ちに想像力が及ばず、とかく自分の都合次第で、人を道具のように利用しがちだということです。そして、思い通りにならないと不機嫌になり、逆切れしたり、日常的に嘘をついたり、約束を破ったりで、親しい人たちの信頼を裏切り、不信感や違和感を抱かれる人です。
 表面的には如才なく、一見温厚でやさしい人にも見えますが、その実、人間関係を維持する基本的なルールを知りません。ダメにした経験から学べないかのように、同じ過ちを繰り返します。自分の行動の結果を予測できないかのように見えます。
 また、普段は物静かで、凶暴さなど微塵も感じさせない人なのにもかかわらず、話し合っているうちに、他者への憐れみや同情心、良心の呵責を微塵も感じていないことに驚かされるような人もいます。自分の人生の不遇を延々と話し続けて、相手の同情を買おうとしながらも、身勝手で残酷で、家族に寄生するような生き方をしている人もいます。




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10:13  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.20 (Sun)

甘えすぎる人

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 人間関係でむしゃくしゃしたり、イライラしているとき、誰かにそのうっ憤を聞いてほしい、自分の言い分を解ってほしいと、誰しも考えることでしょう。誰なら受け止めてくれるだろうと、知り合いの顔をあれこれ思い浮かべる人もいるかもしれません。
 日ごろから交流のある気心の知れた友人ならば、あなたの立場に立って、あなたの味方になってくれることでしょう。普段から双方向の交流を続けている相手ならば、いつでも親身になってくれるかもしれません。
 ですが、用事を頼むときだけ、悩み事やうっ憤晴らしをしたいときだけ、友人でもない顔見知り程度の相手に電話したり、訪ねて行ったりでは、相手にとっては困った人、迷惑な人にすぎません。しかも、思い通りにならないと、相手を責めたり、暴言を吐いたりでは、あまりにも自己中心的で大人げないと言わざるを得ません。相手を利用したいときだけメールや電話で、押しかけるのは、それだけですでに相手の時間を奪っている行為なのです。




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2014.04.14 (Mon)

不満を言えない人

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 家族や長い付き合いの友人ならば、ネガティブな意見や感情も、躊躇うことなく口にできることでしょう。ところが、微妙な関係の相手だと、思わずことばを飲み込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
 関係を損なってしまうことへの恐れが、脳裏をよぎってしまうからかもしれません。確かに、褒め言葉は躊躇わずに、不満は控えめに、を常日頃心がけていると、多くの人間関係で対立を生じることは少ないことでしょう。
 問題は、自分の内側に生じてしまいます。飲み込んでしまった不満は、消えることなく、胸中に蓄積してしまうのです。溢れるほど溜まってしまうと、思わぬところで暴発してしまうかもしれません。


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2014.04.11 (Fri)

怒る男

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 毅然とした態度を表明する方がいいシーンは、多々あることでしょう。ですが、大の男が、女性相手に、徹底的にねじ伏せようとして、愛しているからこそ弱い立ち位置になっている相手に、容赦なく挑みかかるのはみっともない事です。いわく、「正しさを証明するため」いいえ、それは、愛の無さを証明しているに他なりません。加えて、自分の器の小ささも証明しています。
 相手が従順に自分に貢献してくれているときには支配欲を満たし、都合が悪くなると相手を責め、自らの不利益を回避しようとしているにすぎないことを、善悪論を持ち出すことによって、周囲の目からも自分の目からもごまかしているにすぎません。なんとしても優位に立とうとして酷い仕打ちをする男に、それでもすぐには愛着の絶ちがたい女は傷つき、苦しみます。修復しがたい状態になり、やっと別れを決意し、離れた後も、いつまでも癒えない記憶を、事あるごとに思い出すことでしょう。

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21:09  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.08 (Tue)

回避的パーソナリティと葛藤

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 自分の全てを受け入れ、愛してくれる人に出会いたい、等と願っていると、結果として対人関係を遠ざけてしまうこともあります。他者は期待通りにはならず、傷つくことも多いからです。深い人間関係を築きたいという気持ちと、傷つきたくないからと壁を作る、そんな二つの相反する気持ちで、絶えず葛藤が生じている状況にもなりがちです。
 中には複数の異性と付き合うことによって、一人の対象を失うことへのダメージを避けようとする人もいるでしょう。多くの友人知人と広く浅く関わることで、傷つくシーンを回避しようとする人もいます。これでは人と関わる喜びは生まれにくく、場合によっては相手を傷つけてしまいます。
回避的パーソナリティの人は、ありのままの自分が受け入れられるということに、どこかしら自信がありません。子供の頃、親からあまり褒められたことがない、という人も多いものです。また、いじめや疎外と言った心理的痛手から、自分に自信が持てない、そうした成育歴が背景にあるのかもしれません。
 繊細で、他者からの批判に過敏など、打たれ弱いところがあります。そのため、人といると気を使いすぎて疲れてしまう傾向もあります。過去のうまくいかなかった恋愛経験などから、前もって否定的な予想をしてしまい、新しい対人関係に積極的に踏み出せません。ですが、一人では寂しいので、そこに葛藤が生まれます。

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11:56  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.05 (Sat)

被毒妄想

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 被害妄想の一つで、自分が食べる食物に毒を盛られるのではないか、という思い込みに囚われて、家族と食卓を囲めない状態になります。家族が作った手料理でも、毒が入っているかもしれないという疑念から、口にすることができません。したがって、好きなものを買ってきて、家族は別に一人で別に食事を取るという状態になります。

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06:42  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.01 (Tue)

 心理的暴力と偽善

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  羊の皮をまとった狼、などと形容されるように、心理的暴力を振るう加害者のサディスティックな性格は、表面上は解りづらいものです。虐めのターゲットにされている当事者だけが気付いている場合もあることでしょう。
 本人は、自らの「棘」を見せびらかすような真似はしません。慎重に、それとは真逆な「愛」に満ちた言動で隠そうとしています。口はうまく、言い訳や嘘も巧妙です。その「愛」に満ちた言動の中に、本物の愛があるかどうかは、注意しないと見抜けません。
 立派な人を演じるために、好んで困っている人に手を貸すこともあるでしょう。ですが、相手の苦しい心境に対する想像力は欠けています。普通なら、相手の心境を察して、少しでも力になってあげたいという同情心が湧いてくるのですが、そうした共感は欠落しています。そのため、せっかくの善行も表面的で誠意がありません。しかも自分がした善行を、周囲に向かって声高に話さずにはいられません。目に見える親切を周囲は褒めますので、何かしてもらった人は、美談に利用されたような、何かもやもやした心境になるかもしれません。

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