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2014.08.30 (Sat)

傷つきたくない症候群

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 学校や職場は、限られた人員だけで構成された閉鎖空間ですから、いじめやハラスメントは、ともすれば長期化する危険性があります。すると、ターゲットになった人は、他者に対して助けを求めたい一方で、援助を得られない経験を積みやすく、他者不信に陥りやすくなります。
 年齢が幼ければ幼いほど、現実を離れて、想像の世界に逃避する傾向が生まれます。漫画やアニメの虚構の人物、あるいは有名なアイドルやミュージシャンなど、直接関わることのない世界とのふれあいに没頭し、現実の辛さを埋め合わせようとするのです。そこにいる人々は、自分を傷つけることなどありませんから。
 それでも、年齢が上がるにつれ、周りの人たちと良い関係を築きたいと望むようになります。どうすればうまく小集団に受け入れらえるかとと考え、他者に同調して仲間に入れてもらえることを覚えます。これで成功すると、この方向性が習い性になります。
 ですが、これは、自分を抑圧し続けることですから、開放感がなく、時に自尊心の痛みも感じます。
そもそも、あまり楽しくなく、疲れます。
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

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2014.08.28 (Thu)

渇愛症候群

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 子供のころ、親から人格を否定されず、ありのままの存在を受け入れられ、愛されてきた人は、世の中は安全なところだという、根拠のない信頼を持っています。一方、暴力や不和、貧困や混乱の中で育った人は、他者に対して信頼感を持ちにくく、孤独感から、不安に取り憑かれやすくなってしまいます。
 人に不信感を抱きやすい人ほど、実は強く愛を求めています。そのような人が、意中の相手と交際を始めると、犯しやすい間違いがあります。その相手に、強く依存してしまうのです。こでまでの凍った荒野を歩いてきたような自分の人生を、その人に温めてもらいたい、そう願ってしまうのです。人は皆、自らの欲求に従って生きているという事実にも気付かないほど、ロマンスへの期待に酔ってしまいます。それほどに、救い主を求めているのです。
 私は、こんなにもあなたを愛しています。そう告白すれば、感動して愛を返してくれる、尽くしてくれると考えがちです。そのために、自ら進んで相手に奉仕することもあるでしょう。
 にもかかわらず、思わしくない展開になると、あなたなしには生きていけない、死んでしまうと訴えることもあります。相手が、反省して戻ってくれることを期待しているのですが、残念ながら、こうした依存心の強い恋は、相手の重荷となり、破綻することが多いものです。あっけなく破綻する方が、まだ幸いかもしれません。たちの悪い相手につかまって、破産してしまうよりは。

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2014.08.25 (Mon)

妄想性パーソナリティからの回復

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 疑い深く、キレやすく、他者に対しては冷淡で、共感や同情を示さない。妄想性パーソナリティ障害の数々の特徴は、点在する点ではなく、糸のように繋がっています。スムーズに人と関わることができず、傷ついて不信感を抱き、他者を脅迫者とみなしてしまっている状態といえます。
 他者と分かち合う喜びを知らず、身構えすぎてしまっている人たちの姿は、周囲の目には、陰湿で卑屈で、自己中心すぎる危険な存在と映り、共感や同情を得ることは難しいものです。
 強すぎる警戒心と依存心は、ワンセットです。周囲が信頼できないから、不安は強く、守ってくれる存在を欲しています。家族やパートナーが、理解者として選ばれますが、家族も充分には理解しえず、自分たちにも向けられる不信感と、過ぎたる依存心に疲弊してしまいがちです。そのために、パートナーを失うのではないか、他に誰か心を通わす人がいるのではないかといった疑念も生じてきます。 

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2014.08.22 (Fri)

依存心の特徴

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 恋人やパートナーや、友人などに、尽くしすぎてしまうと、往々にして人間関係がうまくいかなくなってしまいます。そうした人は、誰に対しても尽くしすぎてしまうのかといえば、決してそうではありません。問題が起きてしまう相手には、共通点が見られます。借金や私ごとの頼みごとなど、多くの人が躊躇うような依頼を躊躇わない、依存的な人である場合が多いものです。そして、何気なく気軽に引き受けているうちに、気が付いてみると、与える側与えられる側のパターンに陥ってしまっています。
 これくらいならと引き受けていた頼まれごとも、度重なると消耗してしまいます。相手が節度ある人なら、そこまで他者を都合よく使ってしまうことはありません。

  依存的な人は、何でも一人で決められないといった弱弱しい印象を持っているわけではありません。リーダーシップをとるような強い個性に見える場合もあります。依存心の特徴は、依存対象を支配しようとする姿勢なのです。
 支配的な人は、従順そうな人に、自分の必要を満たしてもらおうとします。他者が自分に服従することを、求めるのです。従って、要求を受け入れるほどに、さらに支配的になっていきます。尽くされることを当然として、感謝を忘れ、まだ不足を言います。
 限界に達した相手が離れていこうとすると追いかけ、戻ってくるとまた、同様に支配しようとします。一方、応えてしまう人には、一人でいることの不安や孤独から、そうした関係性にも耐えようとする傾向があります。

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2014.08.19 (Tue)

つながりを感じられない時

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  たいせつな誰かと、あるいは周囲の人々と、つながりを感じられない時、孤独感や寂寥感が忍び込んできます。傍目には、友人知人に恵まれているように見えても、ひとりぼっちと感じている場合も少なくありません。わたしは気遣われていない、たいせつにされていない、受け入れられていないという感情がそこにあります。

 一本の電話でもいいのです。心配してかけてきてくれた、気遣ってくれたと感じるとき、人は絆を意識します。「わたしは、ひとりじゃない」と感じるのです。
 気遣われるうれしさや喜びを知らずには、人は心から他者を気遣うことはできません。孤独感や寂寥感の中で、誰とも繋がれていないひとりぼっちの苦しさのままに、他者を気遣う時、それはコミュニケーション・スキルに終始しがちになるのです。頑張って、マニュアルどおりに働いています。「こうした状況では、こうすべき」と、自動思考も働きます。自らの感情は、封印されたままです。寂しい、苦しい、とネガティブな叫びばかりですから、解放できません。ひとりぼっちの絶望感を封印したまま、善意の行為や行動を発信し続けます。そして、次第に疲れてしまいます。

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2014.08.15 (Fri)

疑心暗鬼

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 妄想性パーソナリティなど、被害妄想を抱きやすい人は、他者の表情や言動から、相手の感情を読み取る直観力が乏しいといえます。相手が何を感じ、考えているか解らない不安は、緊張感を、ひいては警戒心をもたらします。空気が読めずに、周囲から浮いてしまったり、疎外されてしまったという負の経験は、いっそうその傾向に拍車をかけることでしょう。そして、危機から身を守ろうと身構えるあまりに、外界を実際よりも危険なものと認識しやすくなるのです。

 疑心暗鬼は、誰の心にも忍び寄ります。日ごろ交流のない隣人や親族の言動を不審に感じたり、恋人や友人の心がちゃんと自分に向いているか気になったり。そんな時には、自分の心の中をちょっと点検してみてください。きっと、「不安」があることでしょう。
 自分の健康状態に不安を抱いているとき、また、対人関係に傷ついているとき、疲れている時など、わたしたちは、他の事柄に対しても疑心暗鬼を生みやすい精神状態にあるといえます。こうした時は、周囲からのサポートや慰めが欲しいときなのです。
 ところが、周囲からの理解は得難く、私情にかかわらず仕事はスマイルでこなさねばならず、といった状況が続くと、他人のちょっとした態度にも過敏になってしまいます。何でもない言動を、自分への非難と受け取りやすくなるのです。

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2014.08.11 (Mon)

他者優先の限界

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 見返りを求めずに、相手に与えること、合わせること、これはコミュニケーションの王道とされています。その人の都合や好みに合わせたり、希望やニーズに沿おうとしたり、相手の良さを探してそれとなく褒めたり、相手の話題に付き合ったり、相手の生活のサポートをしようとしたり。特に恋愛感情のある場合には、相手に受け入れられたい、失うのが怖いといった心理からこうした傾向がいっそう強化されがちです。
 しかも、与えるばかりで、充分に見返りを受け取っていない時、与える事をやめられません。究極の場合、自分を投げ出してまでも、尽くしてしまいます。その先に、相手からの愛の照り返しがあることを信じて。相手の態度がつれなかったり、身勝手だったりしても、相手の心情や事情を汲んで、許し受け入れようと努めます。辛い、寂しい、もっと一緒に過ごしたいのに...そんなに好きじゃないのかな。そうした心の声を封印します。
 すると、自分の痛みに鈍感になってしまいます。あの時、あんなにも傷ついていたんだと、ずっと後になって気付くような次第です。

 相手からの愛の照り返しに幸福を求めていると、喜びも落ち込みも相手の一挙一動次第です。相手の気分や言動に振り回されてしまいます。この時の傷ついた感覚は、与えることと受け取ることのバランスが取れていないことを告げています。それでも、無いよりはましと我慢しているのです。ですが、我慢も募ると、いっそ、無い方がましと別れも考えるようになります。

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2014.08.07 (Thu)

平穏主義の人

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 平穏主義の人は、「和を持って尊し」という価値観を持っています。すると、どうしても、批判的な意見を口にすることが躊躇われます。他者の悪口になりそうな発言は、もちろん慎重に慎みます。 とはいえ、相手の落ち度に気付かない不注意さや、何でも許してしまう無条件の寛容さを持っているわけではありません。平穏を乱しかねない自分の言動に対して、強い抑圧をかけています。
 すると、平気で言いたい放題言っている人が理解できません。調和を崩し、やがては自分自身への不利益となって返るかもしれないことを、なぜ不注意に口にするのだろうと。
 そうした人に比べ、自制心の強い自分自身に対して、満足しているかといえば、そうとも限りません。抑圧は強いストレスとなるのです。
 本音を吐露して、相手を怒らせ、関係がぎくしゃくするかもしれないことに対する恐れが、自制心の根底にあります。ですから、対等な関係性であるはずのパートナーや友達に対しても我慢することが多く、苦言を呈することができません。

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2014.08.05 (Tue)

PTSDと眼窩前頭皮質

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 眼窩前頭皮質は、感情の制御の他に、特に激しい苦痛や恐怖をもたらした記憶を消してゆく働きもします。目から額の奥に位置するこの部位に機能低下があると、ある日ある時の苦痛や恐怖に満ちた情景が、いつまでも昨日のことのような鮮烈な映像として、記憶に留まり続けます。
 その結果、苦痛をもたらした他者や場所、状況に対する恐怖心や憤りが長く続きます。それほど恐れる必要はないと冷静な判断を下せていても、その人、その場所に近づけなくなることもあるでしょう。
 どれほど辛いことも嫌なことも、人は歳月の中で自然に忘れ去っていくことで、立ち直っていかれるものです。この忘却装置が働かなくなると、壊れたレコードのように、繰り返し繰り返し、記憶の中でその出来事を再演してしまいます。記憶は思い出すほどに強く刻印されますから、ますますその記憶に縛られます。時の流れが止まってしまうのです。

 自動的に繰り返される記憶の反芻、また同等の被害を受けるのではないかといった不安も当事者を苦しめます。蛇恐怖症の人は、小さな無害の蛇でも、その姿を見ただけでパニック反応を起こします。理性の合理的判断に従えません。一定の個人から暴力を受けたような場合にも、その人物の姿を遠目に見ただけで、あるいは声を聞いただけで、恐怖のスイッチが入ります。命を取られるほど危険な相手ではないと解っていても、情動的解釈では、相手は太刀打ちできない危険な大蛇に他ならないのです。恐怖の暴走が、合理的判断で食い止められなくなっています。

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2014.08.02 (Sat)

ADHDの対人関係

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 熟慮することの乏しさが、ADHDの特徴です。これは脳の覚醒機能の障害に、原因があるとされています。そのために、退屈しやすく刺激を求めます。スリルや危険に満ちたスポーツやゲームを好む傾向があります。
 他者に対しては無関心、親しく付き合っていても相手への理解は、表面的に留まりがちです。相手の心情に、深く肉薄するのは不得手です。
 そこで、自分の意見の源を「世間」や「権威」といった超自我に求めがちです。間違いのない、絶対的な正しさに丸投げするのです。

 たとえ、道ならぬ恋だとしても、人にはどうしようもないこともある、などという心理は理解しがたいかもしれません。それに手を出してはいけないと知りつつも、その時の絶望的な心理から、つい......といった依存症の心理も解らないかもしれません。
 他者の問題行動だけを見て、劣った人として、非難の対象にしがちです。ADHDの人は、いくつになっても世間知らずの若い人のように、他者の痛みを理解しません。他者の一面だけを見て、簡単にレッテルを貼る場合もあることでしょう。
 この表面的認知によって、多くの他者が、自分よりも格下に位置づけられます。その一人一人の人生の重さを知ることなく、コケにし侮りがちです。誰に対しても、常に上から目線です。時には、気になる相手よりも優れている事を示すために、大勢の前でことさら差異を明言し、顰蹙を買います。一方で、自分が勝てないと思う「権威」には媚びます。

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