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ADHDの加害者像

 ADHDにとって、他人は家族、使用人、外敵に分かれているかのようです。家族は大切にします。そして、周囲の人は、都合よく利用できる存在です。それを拒む人は、部外者となります。誰かに心情的に深くコミットメントすることは、あまりありません。替わりの人が見つかれば、それでいいのです。 感謝、謝罪、共感や同情は、欠け落ちています。他者の感情を察知する部位に、発達障害があります。したがって、経験から学ぶことが難...

善意を要求する者

 誰しも、ささやかな善意を周囲に振舞いたい、ささやかな行為で物事が良くなるのを見るのはうれしいと考えることもあるでしょう。それは、決して強制されて行うような類のものではありません。 ところが、受け取る側が、受け取り続けているうちに、何か勘違いしてしまうこともります。自分が他人から、善意の施しを受けるのが当然だと思ってしまうのか、「もっと....すべき」と不足を言うのです。 さらに、力になってくれる人、...

良いパートナーシップの条件

 この人の笑顔が見たい、私と付き合うことで幸せを感じてほしい、あなたが私を見捨てようと、私は決して見捨てたりしない、支えたい、味方でいたい。あなたはその人に対して、こうした思いを抱くでしょうか。それとも、私に尽くしてほしい、私の思い通りに動いてほしい、私に与える喜びを知ってほしい、などと感じることが多いでしょうか。後の方なら、その人にとって良いパートナーとは言えません。 良いパートナーシップには、...

支配と依存

 一般に、他者から支配されやすい人は依存心が強く、支配的な人は独立心が強いと思われがちですが、実は、支配は依存の手段です。依存するために、支配したがるのです。他者は、自分のニーズに応えるために存在しているという自己中心性が、その胸中にあります。要求に応えてくれたとしても感謝はなく、相手がそのために支払った動力など考えることもなく、断られた場合には、憤りを覚えます。  ある人と関わったあとで、苛立ち...

支配したがる人

 他者を支配したがる人は、相手の都合を考慮しません。自分のスケジュールしか頭になく、他者は意のままに動くロボットであるかのごとくです。 多くの人たちからサービスされることに慣れきっているのかもしれません。相手のコストなど省みることなく、頼み事をします。そしてまた、引き受けてもらっても、当然であるかのように、お返しなど考えません。相手の動力をねぎらう気持ちすらありません。頼みごとを引き受けてもらう「...

いい人の憂鬱

 いい人は、相手が嫌な顔をしそうな頼みごとなどしません。それなのに、人が迷惑な頼みごとを持ってきたとき、抗議できません。断ることに慣れていないので、ついつい条件反射的に引き受けてしまうのです。 こうした人は、平気で人を利用しようとする人の犠牲になりがちです。内心、不満や憤りを感じても抗議できないので、やがて生きているのが辛くなります。鬱状態になってしまうのです。 どうしてこんなことになってしまった...

苦しい人間関係

 人間関係は、フィフティフィフティ、フラットであることが原則です。「ギブ&テイク」ともいいますが、どちらかがギブし続け、もう片方がテイクするばかりでは、やがてその関係は破綻します。 ところが、人はテイクすることに慣れてしまうと、こうした感覚がマヒしてしまうのかもしれません。そして、相手が疲れて、求めたことに応えてくれないと、強い憤りを感じます。やがてその不満が一気に爆発して、関係性自体の崩壊を招く...

うわべの魅力

 のちにハラスメント加害者としての本領を発揮する人の初期の印象を、多くの人はこのように語ります。「魅力的な人だった。」 多くの場合、魅力は、その人の生まれ持った個性ではありません。後天的に身に着けたスキルなのです。満面の笑顔は、必ずしも好意を表現しているわけではありません。好意を示そうとする意図を表しているといえます。 好意的に見えるものから好意的ではないものを感じとる能力を、誰しも本能的に備えて...

心の健康

 心の健康は、人をどう扱うかに現れます。遠くにいる人ではなく、傍で自分を支えてくれる人に対する態度に出るのです。 何らかのストレスがかかった時、人はその苛立ちを身近な人にぶつけやすくなります。それは、解ってほしい、気遣ってほしいという身勝手な叫びに他なりません。 八つ当たりされた人が不快さや恐れから宥め役を買って出ると、何か思い通りにいかないことがあると、烈火のごとく怒る、相手を口汚く罵ることもあ...

怒りと自尊心

 怒るのはみっともない、大人げないと、沸き上がる怒りを恥じてしまう傾向はありませんか?すると、あの人もそれほど悪い人間じゃない、だとか、許さなくてはいけないと、怒る自分を尊重できません。 怒りは、傷つけられたり、攻撃された人の、当然の健全な反応なのです。にもかかわらず、怒りを見せると人格を疑われたり、周囲の人たちが引いてしまうのではないかと、封印してしまう人は少なからずいます。 確かに、怒りは、周...

搾取されやすい人

 あなたは、自分が得意としていること、喜んでできることで、他者に貢献していますか?それとも「嫌だけど仲間はずれにされたくないし」「他にやってくれる人がいないし」といった理由で、憂鬱な思いを堪えて、しぶしぶ、誰かの頼みごとや誘いを引き受けていませんか? 自分を優先するのは自己中、人の役に立つのが立派なことだという哲学が幅を利かせている世の中かもしれません。確かに、自分が得意なこと、気軽にできることで...

境界性パーソナリティ障害との接し方

 境界型パーソナリティの人は、他人を表面的な印象だけで判断し、決めつけてしまう傾向があります。誰しも、テレビを見ながら、芸能人に対して、この人は優しそうだとか頼りがいがありそうだという印象を持つことはあるでしょう。そうした印象を持ったとしても、その人が自分を支えてくれるとは思いません。見ず知らずの人なのですから。 ところが、境界性パーソナリティの人は、職場や地域などで、顔を見かける程度の人でも、優...

子供の自尊心を蝕む親

 幼い子供を連れたママ友たちの会話、何気ない日常の会話です。「うちのB子、跳び箱を飛べないの。運動音痴で、情けないわ、ほんとに。お宅のAちゃんは、運動神経抜群ですごいよねぇ。」 傍にいる子供たちも聞いています。そんな恥ずかしいこと、ばらさなくてもいいのに、といたたまれない心境になります。 いつも、人前で子供を貶す人は、それが謙遜だと思っています。決して子供に対する愛情がないわけではありません。「B子...

批判的な人との付き合い方

 職場などで、ハラスメント加害者となりがちな人の性格傾向は、★ 他者の人格やその人なりの人生ドラマを尊重できない。★ 思いやりや誠実さに欠ける。★ 他者を低く見積もることで、自分を大きく見せたいという心理が強い。 こうした権力志向や支配欲の背景には、臆病さが潜んでいます。後輩に抜きん出られる、部下に侮られる、自らの器量に不釣り合いなポジションにつくと、こうした不安や恐怖心から職権を乱用する人もいます...

自己愛の傷

 最近、子供をコントロールしたがる親が増えているといわれます。子供を認めず、信頼して任せようとせず、過干渉過保護で、子供の健全な自律心を阻害してしまう親です。 親にとって、とかく干渉したくなる子供は、育てにくい子供だったり、親の理想や周囲の標準とは違っている子供だったりすることでしょう。親自身も生活があり、子供に注意が行き届いているとは限りません。そこで、ともかくも自分の定めた枠に子供を合わせよう...