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2015.04.29 (Wed)

イヤなことばが忘れられない

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 ことばは、時に刃物のように、人の心を切りつけます。なぜ、そんなことを言われなきゃならないの?そんないこ、いわれる筋合いはない!
 不当な批判や攻撃に、怒り心頭に達した経験は、誰しも一度くらいあることでしょう。早く忘れたいイヤな経験ほど、記憶に留まり、いつまでも立ち去ってくれません。
 的を得た非難や攻撃ほど、わたしたちの心に深く突き刺さります。そうした批判をされる自分を、自分自身不安や不満に思っているからに他なりません。「背が低い」「色が黒い」と言われても、傷つかない人もいます。相手に、悪意はなくとも、密かに抱いているコンプレックスのゆえに、傷ついてしまうのです。
 一方で、他人を非難してばかりいる人もいます。決して人を褒めず、傍にいる人を蔑み、意地の悪い行動を取りつづける人、それはその人の人格の問題です。
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テーマ : 人生を豊かに生きる - ジャンル : 心と身体

16:00  |  認知と癒し  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.25 (Sat)

奪うコミュニケーション

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 相手から何かを奪おうとすれば、その人は奪われないように身構えます。付き合うことでメリットのある相手を人は歓迎し、損失を受ける相手は避けようとします。金銭的な損失を受けたり、大事なものを奪おうとする相手を、人は嫌います。
 自分から何かを奪おうとしている人の話など、聞きたくありません。利益を得るために、もっともらしい正当な理由をつけて、説得にかかっているなと思われると、そこにはもう対等な関係がありません。
 相手から金銭や時間や動力、さらには相手の自尊心を奪おうとしていると、どういうコミュニケーションを駆使しようと、うまくいきません。うまく相手を丸め込めても、そのつけは思わぬところからやってくることもあるかもしれません。

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2015.04.24 (Fri)

別れの危機

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 より好きになったサイド、相手と親密になりたいと願っているサイドが、「依存」の位置にいます。それほどではないけれど、あれこれ尽くしてくれてありがたいので、適度に付き合っているサイドが「自立」です。感情のポジションによって、上下関係ができてしまうのです。
 より好きな側は、相手に気に入られたくて、いつも従順です。相手の言動にも敏感になるし、愛情がほしいが故に、振り回されもします。不安や寂しさなどの感情に揺れながら、それでも相手のために尽くしたいと、情熱も抱いています。
 一方、好かれている側は、余裕があります。相手ほどには相手を求めていないので、自分の逢いたいときにだけ逢ったり、相手からの差し入れにもありがたみはあまり湧きません。恋愛感情が乏しい分、退屈や空しさを感じやすいものです。

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09:18  |  パートナーシップ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.22 (Wed)

回避性パーソナリティ

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 その人と付き合うことが楽しければ、得るものが多ければ、人はその人と関わりたいと望みます。逆に、苦痛が多ければ避けるようになります。相手との関係がいい状態というのは、互いに与えあう関係性が維持されています。これが、奪い合う関係性になってしまうと、当然崩壊を招きます。自分から相手を遠ざけるときは、そこに付き合い辛さを抱えた状態なのです。

 わたしたちは、周りの人たちを選んでいますが、同時に周りからも選ばれています。相手から友人として、親密な相手として選ばれないという経験は、人の心にダメージを与えます。一人の方が気楽と、人を前もって避けてしまう心理には、傷つくことへの防衛が働いている可能性があります。そうした人は、一見、社交的で、交友関係が広くとも、あまり自己開示しないなどの傾向があるかもしれません。

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15:37  |  抑うつ・不安障害  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.20 (Mon)

陰湿な攻撃

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 加害者は、面と向かって敵意をむき出しにしてくる人ばかりとは限りません。第三者には善意を装いながら、目当ての人物を陰湿に痛めつけ、密かに攻撃を加える人たちもいます。
 周囲に第三者がいると、こうした人たちは攻撃を仕掛けません。むしろ親切を装います。実に巧妙です。たとえば、「手伝ってあげる。送ってあげる。」などと周囲に善意を吹聴しながら、二人きりになれるチャンスをうかがいます。二人きりの時に、どのような攻撃を受けたかを話しても、周囲は信用しません。周りからは、その邪悪さは見えにくいのです。むしろ、「送ってあげている」善意の人と認識されがちです。
 本人が、自分の残酷さに充分に気付いていないこともあるでしょう。自分は被害者だ、これは当然の防衛なのだ、そんなふうに正当化しているかもしれません。

テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

16:49  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.17 (Fri)

人を利用する人

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「ちょっと手伝って!」
「これ、運んでくださいね」
「あなたに、人の役に立つ喜びを知ってほしいの」
 相手からのお願いに、つい「Yes」と答えてしまう習慣のある人は、要注意です。「あの人なら、なんでも引き受けてくれる」と、甘く見られます。せっかくの好意も、動力も、相手との友好関係の持続にはつながらず、ただ「都合がいい人」に終わってしまいかねません。
さすがに、「人の役に立つ喜びを知ってほしいの」などと言われたら、「その言葉、そっくりお返しします」と言いたくなるでしょう。その人は、他者を便利に使うだけ使って、お返しの少ない人でしょうから。

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11:46  |  DV-モラルハラスメント  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.16 (Thu)

転換性障害

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 不安は身体に現れます。転換性障害は、身体症状が主体です。  
転換性障害の症状。
1.随意運動障害 立てない。歩けない。声が出ない。ことばがうまく出ない。筋力の低下。不随意運動(チックのような運動)
2.感覚障害 知覚過敏、知覚異常。
 転換症状は主として随意運動障害、あるいは感覚障害として現れます。身体に何らかの病変を伴わないことが特徴です。
 精神的な葛藤を、身体が代わって表現表現しているともいえます。立てない、歩けないは、歩く事で果たさねばならない事がらへの拒否の表現であったり、失声は話したくないと語っています。
 こうした症状があったとしても、転換性障害とは診断されません。身体に原因がないかどうか、充分に検査を行い、身体疾患が否定されることが必要になってきます。

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09:42  |  脳と精神  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.04.14 (Tue)

人間関係の利害

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人間関係に悩んでいるということは、往々にしてその関係性から充分なメリットを受け取っていないということなのでしょう。「見返りを求めない愛」「無償の愛」などという言葉が声高に叫ばれるのも、それが現実には得難いものだからに他なりません。
 仕事を離れたフラットな対人関係も、その人と仲良くすることで、自分にどんなメリットがあるかという利害のバランスの上に成り立っています。何気ない日ごろの付き合いも、金銭や動力の負担が平等であり、なおかつともに過ごすことに楽しさがあるという法則の上に成り立っているように思います。このギブ&テイクのバランスが釣り合っているときはいいのですが、一方的にどちらかに負担がかかるようになると、おのずとその関係性も崩れてゆきかねません。
「もう少し感謝してくれてもいいはずだ」
「あの人と関わることに、どれだけメリットがあるんだろう」
「もっと尊重して欲しい」
 こうした要求が胸に溢れるときは、その関係性が一方的になりすぎているのかもしれません。

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2015.04.10 (Fri)

感謝と幸福感

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 「人に感謝しましょう」などと言われると、感謝する材料がないと感じる人もいることでしょう。大変なことは山積み、貧しさはお馴染み、この状況で、誰に何を感謝しろというのだろうかと。
 失恋したり、失業したり、病苦に苛まれたり、こんな時に、誰かから「お大事に」と声を掛けられたところで、痛みが消えるわけではありません。
 火災現場にコップの水では、役に立ちません。役に立たないことに、感謝できそうもありません。足りないと、不足を言いたくもなるでしょう。
 ささやかな贈り物に対して、3倍ものお返しをすることになった。これも、もしかして感謝できないことがらかもしれません。

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2015.04.09 (Thu)

心的外傷後ストレス障害

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 心的外傷後ストレス障害は、恐怖体験がもたらす脳の機能障害だと考えられています。恐怖を伴う強い精神的衝撃が原因で、その後も著しい苦痛や、生活機能の障害が続くストレス障害なのです。生命や身体の危機に遭遇した場合や、日常の中で虐待、恫喝など、恐怖感によって精神機能が混乱をきたすような原因によって生じます。
 強い恐怖や、無力感、精神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状、原因に関連する人物や出来事を回避する傾向、当時の出来事がありありと蘇る追体験(フラッシュバック)などの症状が一か月以上続きます。

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2015.04.06 (Mon)

都合のいい存在

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 人は慣れてしまう生き物なのでしょう。愛されることにも慣れ、いつしか、それが当然になってしまいます。
 ほんの少し、何かを手伝ってあげるような場合、相手は恐縮したり、ありがたがって感謝しますが、2度、3度と重なると、いつしか手伝ってくれるのが当たり前、手伝わないと非難されたりして、驚くこともあるでしょう。
 友人だと思っていたら、いつの間にか、使いパシリばかりさせられていたり、お金を出すのはいつも自分、といった不満も溜まってきます。関係を終わらせるか、修復するかしなければと悩むときでしょう。
 人は、満たされると、感謝できなくなってしまうかのようです。感謝できるのは、一人で頑張っているとき、ほんの少し力づけてくれたり、手を貸してくれて、さっといなくなる、そうした対象かもしれません。そうした時、人は、一人じゃないと実感できるのかもしれません。
 尽くしても尽くしても雑に扱われるのなら、相手の中で、平等な関係性ではなくなっているのかもしれません。愛を返してほしいからと、さらにさらに与え続けていると、もっともっと安い存在になってしまうかもしれません。

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2015.04.05 (Sun)

疲れる人間関係

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 人間関係の黄金律として、異口同音に言われている事がらがあります。相手の必要に答える。役に立つ人になる。笑顔。愛想よく接する。場の空気を読む。愚痴、悪口は言わない。人の過ちを許す。人の役に立つ事を自らの喜びとする、など等。
 つまり、自分のニーズや欲求を封印して、相手や周囲の要望に合わせるということでしょうか。確かに、周囲からは「いい人」という印象を得られるかもしれません。ですが、こうした態度を、何処でも誰に対しても続けていては、いつかその抑圧の重圧で、自滅してしまいかねません。表面上は対立も諍いもなく、良い関係が築けているように見えますが、内心はストレスいっぱいになっているからです。

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2015.04.03 (Fri)

元気を与える人 奪う人

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 この人と話すと、なんだか元気になれると感じる、そんな人がいます。いつもパワフルでエネルギッシュな人とは限りません。パワフルな人が、必ずしも、人を勇気づけられるわけではないのです。
 相手が抱えている痛手など気にもとめず、一人ではしゃいでいる人の周囲では、多くの人が疲れを感じていることもあります。自分が元気だから、他者の疲れが解らないというのでは、他者に元気を与えようがありません。パワフルな人は、往々にして、周囲の人を引きずりながら進み、いっそう疲れさせてしまいがちです。
 元気を与えられる人は、相手の痛みに気付ける人です。その痛みに手を添えられる人です。「手当」という言葉は、相手の身体の痛むか所に手を当てること。それで身体の病が治ることはなくとも、気遣ってくれる人がいる、その安堵感が人を癒します。

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2015.04.02 (Thu)

恐怖症とパニック

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 特定の人物や状況に対して、どんどん恐怖心がエスカレートしてしまう恐怖症。なりやすい人には、一定の傾向があるようです。神経質な人、変化を恐れる人、まじめで責任感の強い人、他人の評価を気にする人、内向的な人。
 多くの人たちが恐怖症で苦しんでいます。珍しい症状ではありません。恐怖を引き起こす人物や場所、状況から逃れようとすることによって、平安を得ようとします。社会生活を犠牲にしてしまうこともありがちです。
 恐怖症は心身に様々な影響を与えます。不眠症、動悸、不整脈、食欲不振、抑うつ。これらの多彩な症状が、激しい恐怖によるものだということは、一般内科などでは発見されないかもしれません。患者が、激しい恐怖心とそれにまつわる出来事を積極的に話そうとしないかぎり。

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2015.04.01 (Wed)

自分の主になる

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 自分の人生の主人公は、言うまでもなく自分です。人はみんな、自分の得意とする領域で、誰かの役に立ち、役立つ喜びを感じます。
 ところが、自分らしく生きられる人は、そう多くありません。まるで脇役や端役であるかのように感じて生きてしまう人も大勢います。
 自分を抑えて、世の中のルールに従うのが、大人になることだと、子供のころ教わったかもしれません。そう望まれるから従うという生き方は、一見成熟した考えのようにも思えますが、自分の外側に意思決定権があります。超自我に占拠されている状態といえます。
 外から押しつけられたルールを鵜呑みにするのではなく、それが自分を苦しめていないか、自分を生かしうるのかを検証してみる必要があります。自分にふさわしくないルールで生きていると、本領を発揮することができず、理不尽だ、みじめだと嘆くことになりかねません。
 たとえば、幸福や成功は、世間の価値観ではなく、自分で感じるもの。パワハラ上司の中には、そこそこの成功を収めながらも、自らは不遇だと感じて、関係のない部下に辛く当たっている人もいるかもしれません。

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