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虐待と脳

 成長期に虐待を受けた影響は、その後の人格形成に様々な問題をもたらします。ことばによる暴力、侮辱や非難、貶め、脅し、卑しめる、嘲笑、など等。こうした暴言を連日浴び続け、加えて、疎外されるなど、救いの手がどこからも差し伸べられないような場合、子供にとって生きているこの日常が地獄のように辛いものとなります。 そうした子供時代を過ごした人たちの脳を調べてみると、聴覚野を構成している領域に傷があることがわ...

平気で人を使う人

 自分の利益しか眼中になく、そのためなら周囲にいる人を平気で利用する人がいます。指図したり、命令したり、頼みごとをするのに、少しも躊躇しません。引き受けてくれる人を、だんだん顎でこき使うようになります。 さながら、他者は自分の用のために控えている道具であるかのようです。他人は、自分に仕えるために存在していると思っているかのようにも見えます。他者をどう使おうか、どれだけ自分に貢献してくれるかだけを基...

依存と怒り

 依存心の強い人は、他者から何かしてもらっても、当然と受け止めて、ありがたく感じません。よくしてくれる人には、さらに多くを要求します。そして、それが受け入れられなければ怒りを覚えます。 相手からすれば、こんなに時間や動力を相手のために使っているのに、足りないと言って、憤りを向けられるのは納得できません。ですが、依存心の強い人は往々にして、自分の身勝手さに気が付いていません。問題はあちら側にあると、...

自己愛憤怒

 他人を利用し、道具のようにこき使うこと当然としている人は、相手が期待通りに動いてくれないと、自己愛憤怒を起こします。これまで相手が自分に尽くしてくれたことが当然で、そうしてくれないのは相手が悪いと責めたてるのです。おかげで、こんなに困っていると、泣き落としで絡め取ろうとすることもあるでしょう。 そもそも、道具のように扱っている対象に、関心や理解や、ましてや、愛情があるわけではありません。内心では...

反社会性パーソナリティ-悪意を抱いた人

 「わたしの人生は不毛だった」失意の中で、そんなふうに感じることもあることでしょう。そんな時には、周りの人たちが幸福そうに見えるかもしれません。不運な人を見ると安堵する、そうした心境を覚えることもあるでしょう。 だからと言って、自分の手で誰かの足を引っ張り、引きずりおろそうなどとはしないものです。多くの人は。 悪意を抱いた人は、特定の誰かを執拗に攻撃します。ターゲットに選ばれるのは、反撃できない立...

断る勇気

 「頼りにしてるから」などと言われたら、誰しも、悪い気はしませんね。自分の価値が認められたような気がして、うれしいものです。 ところが、うまく人をおだてて、雑用にこき使う上司や同僚も、少なくありません。垂れ流すばかりで、責任を負わない「ことば」に、踊らされてはいけません。安易に引き受けてばかりいると、いつの間にか、雑用係扱いになってしまいます。 誰にとっても負担の大きい雑用は、減らしていく方向で検...

自己愛人間

 身勝手な人が、誰かを蔑んだり、さんざん利用した挙句、都合が悪くなると冷たい態度を取ったりという態度を示したら、いつかあなたにもそうした態度を取ることでしょう。今は仲がいいからといって、特別だとは思わないように。その人は、誰かに対して誠実であることよりも、自分の都合を満たすことを選ぶと予測する方が確実です。 自己愛の強い人は、心の中に絶対的に受け入れてくれる保護者像を、今も抱いています。養育者と、...

言いたいことが言えない

 あの時、ちゃんと言っておけば良かった。と、後になって悔しい思いをした経験は、誰にも一度くらい覚えがあることでしょう。これが、習慣になってしまうと、人間関係が苦しくなります。 雑談は平気だけれど、肝心なことが言えない、ことばを飲み込んで、我慢してしまう。こうした人は、何でも平気に口にする人から見ると、じれったく見え、その結果、なめられてしまうことになりがちです。 なぜ、言いたいことが言えないのでし...

泥仕合になる前に

 料理や家事やプレゼント.....あの人の喜ぶ顔が見たい! そう思って動力を惜しまずにいるのに、なぜか付き合いが進展しない、あるいは長続きしないことがあります。これまで、見返りを求めるような態度や発言をしたこともありません。にもかかわらず、なぜ? 自分がよかれと思ってやっている事柄も、もしかしたら、相手の望んでいる事ではないのかもしれません。さらに、相手の心理的負担になっているのかもしれません。 相手と...

あなたを裏切る人

 目の前にいない友人知人を貶したり、あざ笑ったり見下したりしている人は、陰ではあなたのことも同様に言っていることでしょう。面と向かって、見え透いたお世辞を言ってくれているからといって、安心してはいけません。自分は大丈夫、相手の役に立っているから、愛されているから、等と油断していても、状況は変わります。 つきあっても大丈夫かどうかを判断する基準は、個別の愛着ではありません。その人に、他者、他の生命に...

友人を必要としない人

 一見して明るく、テンションが高く、吸引力があり、周囲に人が集まることが多い人、そうした人に友人が多いとは限りません。顔も広く、交友関係も活発なのに、なぜか安定して長く付き合っている友人がいない、そうした人にはいくつかの特徴があります。その人自身が、知り合った人と友人になろうとしないのです。付き合いもそこそこ長く、相手が友人だと認識していても、自分の中では相手を「知人」程度にしか思っていません。友...

逆境と妄想

 妄想性人格障害の人は、現実見当識そのものが完璧に損なわれているわけではありません。ただ、他者の言動の背後に不穏なものを読み取ろうとする傾向が著しいのです。 妄想性人格障害の診断基準は、根拠もなく、他人が自分に危害を加えたり、だまそうとするのではないかという疑いを持つ傾向です。友好的な人に対しても、その誠実さや親切の意図を探ろうとします。吹聴されるのではないかと恐れて、自己開示できません。侮辱され...

自己中心的な人

 自己中心的な人は、他人にも都合や事情があるということがわかりません。いつも他者が自分の都合のために、動いてくれると考えています。 無理難題を言ってくることも多いものです。やんわりと断ろうとすると、通じないことも多々あります。 たとえば、自己中心的な人が会の参加者を募っているとします。その日は、仕事だと断っても、会社を休んで参加すべきだと説得されます。アルバイトなどの場合、当然有給休暇とはなりませ...