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未熟な自我

 一生懸命頑張ったにもかかわらず、とんでもない結果に終わってしまった!こんな時、どのような心境になるでしょうか? たとえば、大きな荷物を踏ん張って運んでいたら、足元の小石に躓いて思いっきり転び、荷物を台無しにしてしまったような時です。 自分の不注意や非力さを責めて、落ち込む。あるいは、この石が悪いと、石に腹を立てる。誰だ、こんなところに石を置いた奴は!! 前者は自己責任を受け入れますが、後者は責任転嫁...

支配関係依存症

 支配的な人は、素直で従順な人を好みます。自分の差配や命令どおりに相手が動いてくれることで、力を感じられるからです。 この人なら、わたしを批判しないだろう。約束違反も些細なこととして見逃してくれるだろう。この程度の人を使ってあげてるのだから感謝されて当然、尊敬もされているはず。ひとりぼっちの人だから、苛立って怒鳴りつけても、離れてなんかいかないに決まっている。無意識のうちに働くこうした思惑から、気...

心理操作する人

 「ここだけの話だけど...」「誰にも話していないことだけど...」「あなただけに話すけれど..」などということばを真に受けて、信頼されているのだと思っていると、すでに多くの人が聞いていた、というような経験はありませんか。その人は、他者の心にフィットするツボを心得ていると言えそうです。 しかも、ここだけの話で、悪口を言っていた相手に、親しげに接していきます。社交辞令的な付き合いなら、大人の分別といえそうで...

ネガティブな関係

 人間関係は、喜びを与えてくれる一方で、憂鬱や悩みの種になることもあります。疲れた時には、少し時間を空けてみると、その関係性が客観的に見えてきます。下記のように感じる人はいませんか?たまにはゆっくり立ち止まって、忙殺されていたころには見えなかった部分も、見なおしてみましょう。...

要求ばかりする人

 面倒くさい雑用を、人に押し付けるばかりの人。こうした人たちは、引き受けてもらえそうなときは、見え透いたお世辞や感謝を述べるけれど、そこに本意や誠意は感じられません。調子のいい人といった印象でしょう。最初は些細なことだからと引き受けていると、だんだんやってもらって当然と考える様になり、要求が激しくなり、態度も横柄になっていきます。いつの間にか、上下関係のようになりかねません。 頼まれて何かをしてあ...

フレネミーとは

 フレネミーという言葉は、友達であるFriendと、敵であるEnemyが合わさった造語です。毒になる友人といったところでしょうか。 一見、表面的には明るくて、テンションが高く、人当たりも良く、知り合ってすぐに打ち解けられそうな、親しみやすさを持っています。ところが、付き合いが長くなるにつれ、その内面が見えてくると、意外性に戸惑うことが多くなります。 その特徴は、支配欲であり、フラットな友人関係ではなく、利用...

妄想ポジションと躁的防衛

 誰にとっても、自分の失敗とその結果に向き合うのは、辛い作業です。いい大人が、それなりの社会的地位のある人が、自分の非を指摘され、逆ギレして憤慨したり、しらを切ったり、他の誰かに責任転嫁するという醜態を見せる場面も少なからずあります。まるで、責任を指摘してくる相手に反逆することは、自己愛を守る聖戦であるかのようです。 ストレスによって、人はこうした未熟な防衛に退行してしまう場合もあります。そして、...

統合失調症の知覚障害

 知覚とは、感覚器官を通して、外界を捉える働きです。統合失調症では、この知覚にも異常をきたします。 嗅覚の異常では、幻嗅が生じます。実際には何の匂いもしないのに、妙な匂いがすると感じます。被害妄想が基底にありますから、この部屋の空気はおかしい、毒を撒かれているという発想になります。被害妄想と幻嗅は、互いに強化し合っているのです。 また、味覚にも異常を生じます。変な味がするという感覚異常が、食べ物に...

自己犠牲を強いる人

 「人のために尽くしましょう」「与える生き方をしましょう」などと、よく耳にします。確かに、人のために奉仕し、相手の役に立てたと知るのは、自己有能感を高め、気分のいいものでしょう。ただし、それが、自分の余裕の範囲内に留まるのであれば。たとえ、良いことであっても、過ぎるのはよくありません。 自分の事を二の次にして、誰かの世話を焼いてばかりいると、自分の生活に余裕がなくなってきます。ほどほどにして、自分...

命令する人

 上下関係のない仲間との集いは、本来楽しいものです。一緒に調理して、共に食卓を囲み.....ですが、その中に一人、矢継ぎ早に指示命令して仕切りたがる人がいると、楽しさは一変します。職場の上司ですら、仕事を離れたところで、こんな風に人をこき使ったりしないものを!!と。 手を洗おうとしていたら、「クッキー、テーブルに持ってきて!」はいはいと持っていけば、「お茶をこぼしたから、タオル持ってきて!」「私のカップは...

反社会性パーソナリティとADHD

 パーソナリティ障害の人は、誰しも発達障害でもある可能性があります。不注意で衝動的なADHDの人は、反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害といったパーソナリティとして人の目に映ります。 ADHDでは、反社会性パーソナリティ障害の特徴と一致することが多いものです。物事の理解が表層的で、自己中心的、活発さは強引さとなり、他者の権利を踏みにじり、相手の痛みに気付けません。...

自分を恥じる人

 自分の意見が無視されたとき、賛同を得られなかったとき、さほど気に止めない人もいますが、羞恥心を覚える人もいます。自己評価が、他者の同調に依存しているのです。 恥を覚えると、だんだんと自分の意見を言えなくなってきます。人づきあいも、苦痛になってしまいます。周囲に同調すると、孤立を免れるので、迎合的になる人もいるでしょう。 自分の意見を言えると楽なのに、自己主張する勇気が持てません。そうした自分を責...