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成熟未満

 人は年齢とともに幾多の経験を積み、人格も成熟してくるものと信じたいところですが、経験から学べず、対人関係が長続きしない未成熟なパーソナリティの人も、けっして少なくありません。 未成熟さの特徴は、自己中心性です。他人は自分の付属物、あるいは道具みたいなものと考えているかのようです。しかも、愛着を持って手入れを怠らない道具ではありません。動かなくなったら取り替えるだけの使い捨ての道具です。 思いやり...

自尊心を取り戻す

 自尊心は、成長期の経験の積み重ねの中で、構築されていきます。自尊心が育たなかった原因は、身近な人の影響を強く受けてしまったからといえます。 親が子供のためにと行った行動が、子供の心を傷つけてしまうことは少なくありません。たとえば、スポーツや楽器の習得を子供に無理強いすることなど。子供は、やりたくないことをやらされ、うまくできないことから、自尊心を蝕まれていきます。自分の興味のあることを否定され、...

無理のある関係

 いつも、相手を優先したり、周りに合わせて自分を抑えてばかりいると、次第に心に疲れが溜まっていきます。協調性や、相手を受け入れる姿勢は、人間関係においてとても大切なことですが、限度があるのです。他人の価値観に、異議を唱えず、いいね!と言いつづけていては、ホントのことを言わせて!!と、心が絶叫しそうになることでしょう。 新しく入った集団に早く溶け込みたい、始まったばかりの恋を成就させたい、そうした願望...

言いたいことを言うために

 できることなら、人間関係に波風を立てたくないものです。そう思うと、小さな不満や怒りをぐっと堪えて、気にしない態度を示してしまいます。 なぜ、言いたいことを言えないのだろうと、悶々として苦しんでいる人もいるかもしれません。性格だから仕方ないと、諦めている人もいるかもしれません。 とはいえ、外の対人関係で我慢の多い人も、家族や親しい友人たちの間では、我がままに振舞えるものです。そうした態度を取ったと...

表層滑り

 表層滑りを起こしてしまう人は、思慮が浅く、物事の深層を理解しようとしません。表面に現れている事だけを捉えて、流してしまいます。人を見る目のない人ともいえます。経験から学ばず、同じ失敗を繰り返す人でもあります。 口だけは達者で、一見して仕事のできるタイプに見えることもありますが、打てば響く対話が成り立ちにくく、ラポールが形成できません。心を開いて、ここだけの話を打ち明けても、返ってくるのは、真実味...

犠牲になる人

 他者に犠牲を強いる人がいる一方で、犠牲になりやすい人もいます。居合わせた人から、「ちょっとお茶入れて」など、ちょっとした用を言いつけられて、素直に従ってしまう人です。 職場の上司から雑用ばかりさせられたり、友人に足元を見られてつけ込まれたり、付き合っている恋人からも利用されてばかり、というように、複数の相手から、ドアマットのように踏みつけられてばかりいると感じることはありませんか。だとすれば、次...

支配と軽蔑

 自己愛的な人は、絶えず誰かを軽蔑しています。そうでなければ、自分の有能感が保てないかのように。 その軽蔑は、自分よりも明らかに能力や経験が下と思われる対象に向かいます。相手の人間性や、時には相手の家族や友人までが軽蔑の対象となります。 軽蔑は皮肉な冗談の形を取ることもあります。軽蔑するほどそりの合わない相手ならば、付き合わなければよいのですが、モラハラ加害者は自分からそうした相手にも近づきます。...

愛の欠如

 一個人のできることには、限りがあります。他の人がその一部、あるいは全部引き受けてくれたら、これほど楽なことはありません。他人を利用するタイプの人は、これを熟知しています。そして、他者を手配し配置することが主な仕事となるのです。 集団では人を指図して使う人、動かされる人の構図ができてきます。強引であつかましく、少々拒否されてもへこたれない人が、リーダーシップを取っていきます。上に立とうとする人はま...

自己愛・誇大妄想ハラッサー

 自己愛ハラッサーは、常に自分のことばかり考えています。周りに、同僚や友人などがいても、周りの人は重要でもなければ、関心もありません。 このタイプの人は、他人の権利を尊重しません。他人の個性の良さを認めず、他者を貶めます。相手の負担や苦痛など省みず、人を上手く利用することばかり考えているのです。自分の思うようにならないと、相手が悪いと感じて、怒りをぶつけます。...

集団的いじめ

 「いじめっ子」の典型は、『ドラえもん』のジャイアンではないでしょうか。とはいえ、ジャイアンタイプのいじめっ子には、他者の苦痛をもてあそぶような、怨念を感じるようなサディズムはありません。お山の大将でいたいガキ大将で、知らずに周囲を傷つけている場合が多いのです。 確信犯的ないじめは、もっと巧妙で陰湿です。いじめること、それ自体を楽しみ、周囲に対する支配力として行使します。 ターゲットには、反撃でき...

無条件の愛

 恋愛でも友人関係でもパートナーシップでも、二人の関係が上手くいっているときには、お互いが満足感や楽しみを感じています。そうした関係性は、無意識のうちに、対等な関係、お互いの立場や感情への配慮、共感に裏打ちされています。 そうした対等な関係がないということは、人間関係に優劣や上下意識が存在しているということです。虚構的な自己愛を持った人は、他人の人格への尊重を欠いた態度や共感性の欠如、他人を一方的...