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あつかましい人

 気を利かせて、相手の望んでいそうな、ちょっとしたことをしてあげる。相手からの好感を得、自分の株を少し上げるために。 こうした経験は、誰にでもあるかと思います。ところが、この気遣いを繰り返しているうちに、それは日常化し、習慣化し、相手はそれに甘え、尽くされることが当然なのだと勘違いをしているかのように振る舞うようになっていきます。相手が自分の為に行動するのが当たり前になってしまい、してあげて、感謝...

虐待のメカニズム

 思いどおりに誰かを動かしたい、そうした支配欲求は、誰の心にも多少存在しているといわれます。そして、日常の中で、ストレスがかかると、そうした傾向は強くなります。他の誰かから被った苛立ちを、安全な誰かに向けて吐き出すことで消化しようとします。 こうした傾向は、閉鎖的な環境で持続しやすいものです。また、暴走しやすくもなります。差配し、命令して、相手を自分の役に立たせようとする人は、相手の境界に越境し、...

過剰同調性からの回復

 自分がやりたくないことを、相手に懇願されて渋々引き受けてしまう。こうした展開が繰り返されると、自分としては、大きな犠牲を払っている心境になります。 にもかかわらず、相手は引き受けてくれたのだからOKなのだと、軽く受け止めています。無理だといわれたので、そこを何とかともうひと押しすれば引き受けてくれた、良かった!!と素直に喜んでいます。苦しいのは、自分だけなのです。 相手の犠牲に気付けないのは、自分が...

過剰同調性

 相手の迷惑を省みず、自分の手足のように都合よく使おうとする人に使われて疲弊してしまう人、その人は過剰に他者に同調する傾向があるのかもしれません。 子供時代、いじめにあったり、家庭が暴力に満ちていたり、ストレスの多い成長期を過ごした人にありがちです。常に自分を抑圧し、相手に同調することで、味方を得て生き延びてきた人といえます。心には常に抑圧がかかっているので、その疲れが体に現れ、慢性疲労症候群に陥...

信頼未満

 付き合っている彼が、向こうからあまり連絡もくれないし、頻繁に逢おうとしないような場合、「彼にとってわたしって何?」と一人で悶々と悩んでしまう人もいることでしょう。もう、この辺で見限って、他の誰かを探した方がいいのでは。そうした心境になるかもしれません。どう考えても、愛されているようには思えなくて。 自分の方から積極的にアプローチして、やっと交際が始まったような場合には、特にそう感じやすいかもしれ...

犠牲になる人 犠牲を強いる人

 人に迷惑をかけてはいけない。多くの人はこう考えることでしょう。 ところが、優しい人は、誰かが自分に迷惑をかけても、抗議できません。嫌なことがあるたびに夜中に電話をかけてきて、八つ当たりして怒鳴り散らす人に、「いい加減にして!」とぴしゃりと電話を切れません。なんとか励まそうとして、八つ当たりされ続け、疲れ果てます。 人に迷惑をかけない人は、世の中には平気で迷惑をかける人が少なくないことを知りません...

ハラスメントの構図

 職場では、上司というパワーで武装して、人使いの荒い人は、自らの態度を正当化しがちです。職場以外だけではありません。親族や何らかの集会でも、口うるさい人は、どこにでもいることでしょう。 そうした人たちは、そもそも、なぜ、指図したり命令して、他者を嫌な気分にさせるのでしょうか?そうする事で、相手を思い通りに動かし、自己有能感を感じたいからに他なりません。場を取り仕切るのは、自分の役割だと考える傾向が...

都合よくこき使われる人

「素直な人、従順な人、協調的な人。」相手からこのように評価されるとき、その人は、その場所、そのシーンでは、建前で生きているともいえます。皆がやっているから、約束だから、と私たちは、義務感で自分を縛り、本音とは裏腹な言動を取ることも多いものです。 約束を破ったり、逃げだしたりサボったりして、したくないことをしないで済むなら、それに越したことはありません。その後に待ち受けるものが怖いのです。相手の好意...

有害な人に利用されるのはなぜ?

 真面目に誠実に生きているにもかかわらず、なぜか、モラハラ加害者のような有害な人に好まれてしまう。そうした経験が2-3重なったら、自分の中の何が、相手に好まれているのか検討してみるのがいいかもしれません。その人たちが、あなたの有能さに脅威を感じて、今のうちに潰そうとしているのか、あるいは、御しやすい相手だと高をくくっているのか。いずれにしても、その人たちの存在は、あなたを悩ませることでしょう。 柔...

健全な境界線

 境界線とは何か、等と、わたしたちは常日頃考えることは少ないかもしれません。ですが、自他の境界線があいまいだと、押しすぎたり、押されすぎたりと、人間関係が煩わしいと感じるような不愉快なことがらが起きてきます。 押されすぎる人は、無理な頼みごとをされても、きっぱり「ノー」が言えません。やんわりと断ろうとしているうちに、相手の勢いに押されて、いつの間にか引き受けてしまっている、という事態になりがちです...

尽くしすぎる人

 好きな人を幸せにしたい、幸せを感じてもらいたい、そもそも、始まりはそうした純粋な愛情です。その人の笑顔が見たい、自分にできることなら、惜しまず与えたい。望むことなら、叶えてあげたい。そうした愛情発信に伴うやさしさから、自分を抑えて、相手を優先させてしまいます。もちろん、そこには、この人と、これからの人生を歩みたいという夢もあります。 ところが、相手がそれに応えてくれるとは限りません。答えがNOなら...