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嫌なことが忘れられない

 幸せは、何気ない日常の中にあります。朝起きて、体中、どこにも痛む場所がない。おいしく朝食が食べられる。それだけでも、かなり幸せなことでしょう。 なのに、心は、昨日あった嫌な出来事を繰り返し反芻して、朝から苦虫を噛みつぶしたような顔で、ため息ばかり。家族や、身近な人に、つい当たり散らして、その人をも不幸な心境にさせてしまいます。 暴言や理不尽な態度を取られることなど、誰の日常にもあることでしょう。...

適当な嘘を繰り返す癖

「どうしてそんな嘘をつくのだろう?ほんとのことを言えばいいのに。」と不思議に感じるような、どうでもいいような些細な嘘を日常的に繰り返す人、あなたの周りにもいませんか? たとえば、集まりに誘われると、「会いたくないメンバーがいるから」とか「会費が高額だから」という理由で断りたいにも関わらず、「その日は予定が入っているから」と答えてしまうようなことは、誰にも記憶にあることでしょう。本当の理由を言ったら...

コミュニケーション障害

 人は、会話しているとき、相手の言葉のみに焦点を合わせているわけではありません。声のトーンや表情、微細な体の動きと会話の内容を照合して、妥当性や相手の真意を推し量っています。 他人とのコミュニケーションが上手くとれない人は、相手の言葉以外の要素に注意を払うことが苦手です。そのため、相手の感情の動きが表現されている言葉と異なるとき、戸惑います。相手が不誠実な人に見えて、信頼できなくなってしまうことも...

加害者的な人

 無自覚のうちに、ともすれば加害者になる人には、次のような傾向があります。 一見、明るく社交的で、人の注目を集めることができます。表面的な気配りは、むしろ他の人よりも習得しています。ですが、継続的に近くで接すると、心が伴わない表面的な対応に気付き、周囲の人は表層と内面の乖離を感じるようになっていきます。感謝のことばも謝罪も俊敏にできるのですが、マニュアル通りのような、血の通わない表現に終始しがちで...

まじめな人

 まじめな人は、頼まれごとをすると、できないことでない限り、やってあげようとします。そうすることで、相手との間に良い関係性が構築できると信じているのです。 ところが、あの人に頼めば何でも引き受けてくれるとばかりに、どんどん雑用を押し付けてくるだけの人もいます。優しさには優しさを、ちゃんと返してくれる相手でなければ報われないのです。 面倒なものは、他人に押し付けよう、あの人なら暇そうだから、ノーと言...

自己愛性パーソナリティと依存

 人から評価されたい、認められたい、周囲から抜きんでる存在になりたい。自分の中に欠乏感があると、そうした欲求が生まれます。 他者からの高評価は、身体の一部にスポットライトが当たったようなものです。手入れをした髪には自信があるけれど、シェイプアップが必要なお腹周りを見られたら、人は去って行くに違いない。そうした不安が潜んでいると、完璧な衣でカバーしなければなりません。自分は特別な、選ばれた存在である...

自己重要感と嗜癖

 弱い立場の相手を見下したり、蔑んで憂さ晴らしをする人は、大人げないものです。そうした人は、虚勢を張ってはいても、胸中深く、自己重要感の低さを隠し持っているものです。周囲は迷惑しますが、本人も生き辛さを抱えていることでしょう。 他人を低く評価し、相対的に自分を持ちあげるといった心理ゲームを繰り返したところで、自分の絶対的価値が上がるわけではありません。むしろ、他者にやさしくないその態度から、家庭で...

モラハラと自己愛性人格障害

 モラハラ加害者は、執拗に対象となった人への否定を繰り返し、相手の自信を奪おうとします。一見そうは観えませんが、自信が乏しく、自分より下とみなした存在を周囲に置くことによって、自分を保とうとする特徴があります。被害者に、自分がいたらないからと思わせようとする傾向が強いものです。実際、自分自身は、相手を自分よりも劣った存在と認識しているからです。 人使いは荒く、友人知人であろうと使用人のように扱いま...

サイコパス-捕食者

 精神病質的パーソナリティの人は、一見普通の人に見えます。ところが、親しく付き合ってみると、合理的ではないところや、場合によっては、非常に暴力的な面も見られます。統合失調症のような妄想や幻覚に翻弄されているわけではなく、外界の出来事を事実として経験する能力を持っています。言語能力も高く、普通の人よりも魅力的に見えることも多々あります。 ところが、ある面は、幼児のように未発達です。衝動的で我慢を知ら...