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自己愛障害と事実彎曲

 子供のころには、空想の世界の扉が、簡単に開きます。日常の友人関係で傷ついたとき、意のままにならないとき、アニメの主人公や芸能界のアイドル達と付き合っている状態を、ありありと脳裏に浮かべて、楽しいひと時を過ごせるのです。成長するにつれ、不都合な現実に耐え、対策を考えたりできるようになり、空想の扉はいつしか閉ざされていきます。 自己愛性パーソナリティの人は、一見普通の人に見えますが、何か問題が起きた...

指図したがる人

 人が集まると、どのような場所でも、指示命令したがる人が現れます。名指しされて、「あれ、持ってきて。」「これ、片付けといて。」と矢継ぎ早に命令されるのでは、たまったものではありません。なぜ、自分のことは自分でやらないのか。こちらだって、暇にしているわけではないのに。それに、他の人もいるのに、なぜ、いつも自分を名指ししてくるのか。だんだん、怒りが溜まってきます。「いったい、なぜ、この人はこんなにも、...

万能感と他者コントロール

 他人を攻撃するような態度を取ったことのない、逆に攻撃されて悩むことの多い自制心のある人には、攻撃的な人の心理がさっぱり解りません。「なぜ、矢継ぎ早に名指しで命令して、つまらない雑用ばかりやらせようとするのか。こちらだって遊んでいるわけじゃない。忙しく立ち働いているのは、見て解るだろうに。」と、憤懣やるかたない心境にもなります。 命令ひとつで、他者が自分の言葉通りに動いてくれるなら、思い通りに他人...

ポジティブ姿勢

 くよくよと過去を引きずる暗い性格は、多くの人に好まれない。何事もポジティブに受け止めて対処するのが良いことだ。誰しも、多少なりとも、こうした価値観を持っているかもしれません。 確かに、ポジティブな人は、明るくエネルギッシュで、リーダー気質です。物怖じせず、行動力も抜群で、周囲の人を引き付ける力を持っています。 ですが、こうした人と付き合うと、疲れを覚える人も少なくないことでしょう。ポジティブ一点...

強迫的考え

 人間関係で嫌な思いをすると、その相手と顔を合わせる集まりから、ちょっと距離を置き、自然と疎遠になってしまうのは、ありがちなことです。ところが、強迫的考えの持ち主は、それは逃げることだ、逃げてはいけない、と踏みとどまります。 傷ついて逃げ出してしまう自分を、許せずにいるのです。何事に対しても、逃げ出してはいけないと自分に言い聞かせ、ポーカーフェースで傷ついていないふりを装います。何か対策があればい...

気分良く過ごすために

 こんなことを言ったら、したら、人はどう思うだろうか? 陰で非難などされないだろうか? などと考え、拒絶に合わないために、人に受け入れられそうな言動を予測して、自分の行動を決めていると、だんだん辛くなります。人に喜ばれそうだと、自分がやりたくないことばかり行っていては、自分を喜ばすことができないのですから。 あれやこれやをやってほしいと、人から押し付けられ、気の進まない行動を取っていると、その相手が...

依存されやすい人

 誰に対しても笑顔で接する好感度の高い人は、困った人たちに寄ってこられるという悩みを抱えていることがあります。未熟なパーソナリティの人たちから、依存されやすいのです。 数回顔を合わせただけのよく知らない人から、電話が頻繁にかかるようになり、しかも長電話。内容は第三者の悪口や愚痴ばかり。慰めようとすると、気に入らなかったのか逆ギレし、怒涛のように罵詈雑言を浴びせてくる。いったい、この人はどうなってい...