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カルトの世界

 全ての創造主たる唯一無二の『神』がいるとする概念は、科学の発達とともに、衰退してきました。かつて、未成熟な社会では、全ての物事の成り立ちと結末を、神の技として一件落着としました。世の中は、様々な不条理に満ちていますから、神の計らいとして受け入れるしかない、人の悲しみも見てとれます。 伝説が、故人を神の座に持ちあげます。後世の人々の理想が、幾重にも書き加わって、いつの間にかバイブルは、荒唐無稽なも...

日常の中のサイコパス

 「ここだけの話だけれど」と、自分が知りえた他人の秘密を口外する人は、複数の人に同様の手口を使っています。自分は信頼されている、選ばれた存在だ、などと思うと、後で、裏切られた心境になることでしょう。「ここだけの話だけれど」と、悪口を言っていたその相手と会うと、親しく接することができることにも驚かされることでしょう。第三者に愚痴らねばならないほどの人物なら、なるべく疎遠にしたいと考える感性の持ち主に...

精神病質-サイコパス

 サイコパスの脳は、他者の感情に共感する部位が、発達していません。他者の感情に鈍感であるからこそ、他者を傷つける発言や行為を、無頓着に繰り返してしまうのでしょう。 感情の起伏が少ないので、退屈を感じやすいという特徴があります。それ故に、より強い刺激を求めて、前後の見境なく、衝動に屈してしまう傾向が顕著です。なぜ、後で問題になり、不利益を被るようなことを、やってしまうのか。抑制の取れた人には理解しが...

DVから逃げない女

 壁に叩きつけられ、階段から突き落とされ、首を絞められ、命の危機にさらされながらも、駆けつけた警察官に「転んだだけ」と告げて、夫をかばう女性。なおも暴力夫の傍に留まり続ける女性。 「なぜ?」と、誰もが疑問を投げかけるでしょう。心配し、忠告する友人たちに、「人それぞれ、生き方がある。」と背を向け、友人を失っても、夫を選ぶのはなぜでしょうか。「親密な距離」の範囲外にいる第三者には、とうてい理解できませ...

感じのいい人の憂鬱

 人と接する時は、にこやかな笑顔を心掛ける。これが、人に好印象を与え、受け入れられる基本でしょう。 ですが、いつも、いつまでも微笑みをもって人に接するのは、付き合いが長くなるにつれ、苦痛になってきます。 相手が、自分の感情を傷つけた時、平気なふりをして微笑んでいると、相手はこちらの痛手に気付けません。その結果、相手は、同様の態度を取りつづけることになります。...