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宗教の構図

 宗教は、人間の概念の産物です。神は、私たちの意識の中にしか存在しません。同じ神を、世界中の人々が共有しているわけでもありません。 ある地域の一定の人々が、同じ概念を共有すると、そこに一つの宗教が生まれます。それらの人々にとってのみ、その神は存在するのです。 その神が、自然を超越する力を持っていると考えたならば、その思想もそれらの人々に共有され、教えとして広められます。この幻想が、共通観念であり、...

自己犠牲と偽善

 相手が望むことをやってあげ、相手の喜ぶ顔を見ることで幸せを感じるのなら、何も問題はありません。問題は、不本意なことを、自分に命じてしまうことです。やりたくない事をやってあげているという行為です。 この場合、何らかの見返りを期待していますから、期待が裏切られると不満が募ります。ただ単に好意から出たものではなく、相手の利用価値に対しての自己犠牲だったということになります。ですから、与えれば与えるほど...

孤独

 誰とも繋がっていない、独りぼっち。孤独は長くなるにつれ、心身を蝕みます。うつ病のリスク、免疫力の低下等など。 孤独ではなかった頃は、何か人間関係の問題が生じると、親しい人にあれこれ話して憂さ晴らししていたことでしょう。孤独になると、このガス抜きできなくなってしまうのです。不穏なままに、ストレスとして心の中に積もっていきます。 世の中は、独りでは解決できないことだらけです。周囲の力を借りたり、話す...

そのままでいい

 厄介な問題を解決できないでいる自分。チキンハートな情けない自分。 そのままでいいんです。あなたができない課題、できる人もいるでしょうが、できない人はさらに大勢いるはず。自分をダメだと責めないで、今日まで頑張ってきたことを褒めてあげてください。 もう、これ以上頑張れないって心が叫んでいます。これ以上、過酷な状況に置かれたら死んでしまうと叫んでいます。いたわってください。人に引っ張られたからと言って...

自己犠牲を美化する

 自分の命を守りたい。困っている友人を支えたい。どちらも人に備わっている自然な性質です。家族や恋人、友人の力になりたいという思いは、慈愛から出るものであり、そのためにエネルギーを使ったとしても、「自己犠牲を払った」という感覚にはなりにくいでしょう。 犠牲感の下には、無理している、不本意だという本音が隠れています。だからこそ、犠牲を強いる人は、美化したがるのかもしれません。 利他的行為は、情から滲み...

暴走老人

 怒りの感情は、その人の権利や安全が脅かされたときに生じるものです。自分を守ろうとして生じるものですから、恐怖心を伴っています。瞬時に心拍数や血圧が上昇し、筋肉を緊張させ、戦闘に備えます。 この状態で相手を理解し、許し、なされるがままに被害を受け入れるのは難しいといえます。自分を守らねばならないのですから、寛容になどなれません。 怒りは防衛感情ですから、被害者意識が強い人ほど怒りは強くなります。自...

恨むデメリット

 人間関係には、多種多様ないざこざが絶えません。時を経ても、心の傷はなかなか癒えない場合も多いものです。それなのに、自分に苦しみをもたらした人物が、幸福に暮らしている様を見ると、できるものなら復讐してやりたいという感情も芽生えることも稀ではありません。 ところが、恨むという感情は、相手よりも自分自身に、多くの弊害をもたらしてしまいます。心が、そこにフォーカスされてしまうと、他の恵まれている部分が見...

心的外傷を起こす脳

 心的外傷後ストレス障害に陥り、一向に回復しない人の脳では、前部帯状回を含む前頭皮質が機能不全に陥っています。そのため、扁桃体の活性を制御できず、恐怖の条件付けが起き、消去できません。幼少期からのストレスによって前部帯状回や海馬の体積の減少し、機能不全を起こしやすい脳になっていると考えられています。 感情の記憶は、扁桃体が中心的な役割をになっています。海馬に長期記憶として登録され、前頭前野が、その...

人を当てにする生き方

 一人では心細い。支えてくれる人が欲しい。心の奥底に、そうした願いはないでしょうか。 支えてほしいあの人には、気に入られたい。仲のいい存在になりたい。そう意識して行動に移したら、いつしかあなたはその人に、奴隷のように扱われるかもしれません。少なくとも、角を立てたくないから、本音が言えなくて、言葉を濁してしまうなら、それは楽しい付き合いとは言い難いでしょう。 人を当てにする人と、自分の事は自分で何と...