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迎合する癖

 周りの人たちを理解し、受け入れようとする協調性は、社会生活を送る上で大切です。ですが、そのために自分の気持ちを抑えすぎると、自分を苦しめることになります。

 迎合する人は、温厚で素直な人が多いものです。特に、その相手に気にいられたいという意図を持っているわけではなくとも、争いを好まず、平和を愛する気持ちも強いようです。
 他者を不快にしないよう、心配りをするのは当然、といったポリシーを持っていることも多いでしょう。そして、その温厚さで、周囲と良い関わりを持つことに成功してきたはずです。成功体験は、強化されていきます。

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周囲の人たち誰もが、同様に配慮があって協調的であれば、何も問題はありません。ただ、迎合的な人を都合よく利用する人がいると、配慮や協調性は報われません。
 その人物も、利用してやろうという悪意を持っているわけではなく、あつかましさという癖を持っているだけかもしれません。悪意が感じられないからこそ、ドライに断れずにいると、相手の要求は激しくなり、あなたは、どんどん自分の気持ちを押しころすことになっていくでしょう。

 我慢などせずやりたいことをする人は、あなたが良好な人間関係を築くために我慢を重ねていることなど、気付かないものです。従順な人、自分がない人、だから、何を押し付けても大丈夫と決めつけてしまう可能性は大きいでしょう。意見がないのではなく、言わないだけだと配慮できないのです。その結果、相手の都合よく扱われ、振り回されることになりかねません。
 しかも、犠牲の大きさにもかかわらず、尊重されることがありません。いつの間にか、対等な立場ではなく、格下の扱いになっていることに気づいて、愕然とするものです。これが、何年もの努力の結果なのかと!!

 「相手が気を悪くするようなことを言ってはいけない。」迎合する人には、この強い禁止令があります。ことばで人を傷つけるのは悪だ、という思いが強いのです。
 逆に、心にもない同調や共感のことばは、相手を傷つけるかもしれないなどという不安は感じません。「本当のことを言って!」と、相手が怒りを露わにすると、「なぜ怒ってるの?こんなに気を使っているのに!」と理解しがたいことでしょう。

 波風立てないために吟味したことばで築かれるのは、薄っぺらな関係でしかありません。本音を出して、それでも続く関係こそ、大切にしたい関係なのです。
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