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パワーハラスメント加害者像

立場上の優位をよいことに、部下に対して心理的嫌がらせを行うパワーハラスメント。他の社員や第三者の前でも、これ見よがしに繰り広げられるパワーハラスメント。昨今、大きな社会問題になっています。

 加害者のうっ憤に基づく八つ当たりの暴言は、ターゲットにされた人物ばかりでなく、目撃者の怒りを喚起します。怒りは、連鎖するのです。それは、当然、加害者に向けられた怒りです。
 なぜ、加害者は、自分の評判を傷つける結果にしかならないハラスメントを行うのでしょうか。それは加害者が短絡的思考であるからに他なりません。言質を取られないように、熟慮することなどできないのです。カッとなったら、その感情のままに、暴走せずにはいられません。そして、また、その暴走を許してしまうのが、加害者が身を置く立ち位置なのです。

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加害者は、そもそも、パワーゲームの愛好家です。人を見ると、自分より上か下かを判断します。社会的ポジションが、人の値打ちという価値観なのです。まとった権威が、横柄で支配的な態度を許容してくれることを知っています。ですから、それを手に入れるために挑み、失いそうになる時には、さらに激しく挑み、攻撃的になります。ハラスメント加害者が凶暴な時は、手負いなのです。ターゲットやギャラリーには、とてもそうは見えなくても。

 権力が、弱者からの搾取を許すことも知っています。権力の座に座る加害者は、傷つけられ、屠られる被害者の痛みも無念も、知ろうともしません。それは、蔑みの対象でしかありません。弱肉強食をモットーに、次なる闘争に挑むのです。
 その立ち位置が、権力が、暴挙の数々にもかかわらず、身の安全を保障しています。ですが、この保証は、永遠ではありません。その座から、滑り落ちる時がやってきます。そうしたときに、彼らは一層狂暴になり、無関係の弱者を襲う可能性があります。

 権威に奢った人、他者を蔑む人、自分の都合で次第で他者を振り回す人、感情をコントロールできずに無関係の他者に噛みつく人、これらの人は学歴や経歴がどうあろうと、人間として未熟です。いえ、生涯成熟できない腐熟と言えるかもしれません。そして、そのような人が、バイタリティを武器に、トップに躍り出るのを許すのが、この社会と言えます。
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テーマ: メンタルヘルス | ジャンル: 心と身体

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