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2018.06.11 (Mon)

愛してくれる人を傷つけたい人

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 ちょっと声をかけただけなのに、噛みつくような口調で絡まれた。この人と話していると、こちらまで、ぐわ~っという激しい怒りがわいてくる。このような不快な経験はありませんか?
 なぜ、関係のない相手に、絡んで暴言を吐いたり、辛く当たったりするのでしょうか。その人の心の中を察してみたいと思います。
 共通する特徴として、周囲から認められず、人間関係がうまくいかず、そのせいで、仕事も転々とした経歴が浮かび上がってきます。劣等感が染みつき、認められたい渇望も、当然持っていることでしょう。

 では、共感を示してくれ、優しさを注いでくれる家族や恋人、配偶者など、たった一人でもいい、理解者がいれば、愛を知り、自分もまた、愛を注げる存在になるのでしょうか。

【More・・・】

そういう意見もありますが、実際には、攻撃してこない優しい他者をうっぷん晴らしにするDVも少なくありません。愛されても、尽くされても、氷結した魂は、溶解しないのです。
 マイナスにしか目を向けない心が、その原因です。日常の80パーセントが平穏でも、ひとつふたつ気がかりなことがあれば、そこにフォーカスしてしまいます。
 この人においしいものを食べてもらいたいと、配偶者が丹精込めて作った手料理を口にしながら、考えるのは職場で言われた「あの一言」ばかり。劣等感が刺激され、受け入れてくれない同僚に怒りがつのり、世界一不幸な自分が出来上がります。「味はどう?」と聞くパートナーに、「うるさい。どんだけ、おいしいってバイザイすりゃいいんだ!!」と怒鳴る始末。相手をうんざりさせます。この人は、私を愛していないのだと。

 そう、たとえ、尽くしてくれる人が傍にいても、心の中には自分しかいません。受け入れられたい、愛されたい、自分しかいません。受け入れてくれている恋人や友人ではなく、否定的なあの同僚に受け入れられたいのです。プライドが高く、また、打たれ弱いのです。その同僚にフォーカスしているのですから、パートナーに対しては、尽くしてくれるのが当たり前すぎて、相手の気持ちになって考えることができません。

 ちょっとした困難で、すぐに人生が嫌になり、厭世観に囚われます。短命を望んでいるような言葉を、家族に向けて、日常的に口にします。自分の人生は、こんなに大変なのだから、もっと支えてくれという要求に他なりません。ですが、家族や恋人は、すでに生活を支えたり、金銭を工面したりと、通常の家族ではありえないほど、支えているものです。

 それが、どれほど恵まれた状態であるか、この人は知りません。たえず、わが身の不幸にため息を漏らし、イライラを募らせて、支えてくれる唯一のその人に噛みつくばかりです。愛するものを守るために、立ち上がろう、働こうなどとは、ゆめゆめ考えません。それ故に、弱いのです。弱さゆえに、暴力が、より無防備なものに向かいます。
 神のような無限の力に守られたい、愛されたいと望む心に、他者に注ぐ愛は持てません。自分一人をも守り切れずにいるのですから。愛しいもの、小さきものを支える力が自分にあると思える時、人は強くなるのです。
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テーマ : メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

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