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人を顎で使う人

 人を顎で使う人が上司である場合、仕事だからと割り切って考える人も多い事でしょう。ところが、友人知人や後輩の場合、「何様?」と、憤懣やるかたない心境になるものです。
 顎で使う人は、自分がやりたくない仕事を押し付けてきます。本来ならば、助けてもらってありがたいという感謝の念や、相手に対する申し訳なさが湧いてくるものですが、この人には、湧きません。自分がやらせた雑用に従事する他人を見て、湧いてくるのは優越感と、「相手を支配することができる自分」への自己有能感です。指図してお茶を入れさせたり、お菓子を持ってこさせたりして、もりもり自信が湧いてくるのです。
 簡単なことも、面倒がって、自分でやらずに人にやらせます。いやな事は人に任せればよい、やってくれそうな人を利用すればよいと考える傾向があります。「お茶入れて」と、たまたま訪問したお客さんに平気で頼むのも、日常的です。
 何でもかんでも人にやらせるので、当然、スキルが身につきません。人に丸投げするからできないのか、できないから指図してやらせるのか・・・。いずれにせよ、自分がやるべきことをやらずに、他人をこき使ってやらせる人は自信がありません。

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人は、大切な人には、相手が嫌がる行為はしないものです。他人を顎で使うのが習い性になっている人も、自分の家族にはさせません。友人知人が、まるで上司のようにお茶くみをさせる?自分の仕事をやらせようと、薄気味の悪い猫なで声ですり寄ってくる?その人は、あなたを大切には思っていません。自己有能感を堪能するための道具です。
 
 人を支配したい、相手を支配下に置きたいという気持ちの強い人ですので、油断すると、あれこれ私生活にも口出ししてきます。結婚すべきだ、別れるべきだ、等々。自分の価値観が、唯一の正解だと思っているかのように。結婚せずに同居を始めたカップルのもとに乗り込んで、「ふしだらだ。もう絶交!」と怒鳴り散らしたという逸話もあります。
 面倒な雑用を押し付けた相手が、何時間もかけてやり遂げてくれたのに、その人にマニュアル通りのお礼を言った後、陰で見下す言葉を吐く。「あの程度の事に、3時間もかかるなんて、ねえ~?」と、周囲の賛同を求めるも、周囲は沈黙。居合わせた人は、誰も発言しない。「だったら自分でやれよ」と言いたいのを我慢している、という逸話も。

 顎で使う人は、自分よりも立場や年齢が下、反発しないおとなしい性格の人を好みます。何らかの発達障害があるために、うまく社会適応できないような人を、蔑みながらも、身近に置き、利用します。一方で、メリットがある相手には、丁重にすり寄っていきます。
 顎で使う人は、相手の立場や心情を考えません。いつも自分しか見ていません。相手はどう思うだろう、と考える良心がないのです。良心は、自分以外の生命への慈愛の念から生まれるので、この人は、他者への思いやりがありません。
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