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未熟な親

 脳機能が不完全で、精神障害を抱えている親は、親の役割が果たせません。そもそも、働いて子供を養うという責任感がありません。自らが、パートナーに養われている状態です。だからといって、家事を引き受けるわけではありません。仕事に出ているパートナーの留守中に、乳幼児をケアできるわけでもありません。子供は、放置されます。そもそも、子供と同じように、扶養される位置に居ます。
 仕事の能力がないわけではなく、対人関係のスキルが未熟すぎるがゆえに、社会適応ができません。自分以外の他者、妻子への愛情も希薄です。大切な者を守り、愛を与えることはできません。そればかりか、自分のケアを子供に求める親もいます。子供が、自分の手足のように指示命令通り動くことが子供の価値なのです。思い通りにならなければ、癇癪を起します。「子供なんか持ったって、なんの役にも立たん!」と言い放ちます。

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配偶者に寄生して、養ってもらいながらも暴力を振るう親は、思春期に達した子供に見捨てられます。すでに小学校高学年ごろから、親と子の位置関係は逆転してしまうからです。子供にとって、その親は、居てくれない方が望ましい存在です。なぜ母が、そのような父と別れず、かいがいしく世話を焼いているのか、子供には理解できません。
 狂気と貧困と、暴力の中で、まだ独立未満の子供は育っていくしかありません。だからといって、親の狂気や未熟さを、子供は遺伝的に相続するわけではありません。傍に居ながらも、両親の生き方を理解できないでいる子供は、そのどちらにも似ていません。別の心を持ち、別の生き方を選んでいきます。
 ただ、それでも、機能不全家庭で育った傷跡は残ります。身体的暴力とは異なり、身体に傷がつくわけではありませんが。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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