Sponsored Link

FC2ブログ

共感力のない人

 共感とは、相手の気持ちを想像し、相手の状況を理解する能力です。このような能力を持たない人もいます。
 相手の立場を想像し、配慮しようとすることで、相手との情緒的なつながりが生まれます。共感力のない人は、傍にいる人がどういう人生を、現実を生きている人か、知ろうとしません。他者の心情に無関心なのは、他者の情緒の動きを察知する感性の乏しさから生じているものかもしれません。感情を理解する能力が乏しく、したがって、他人の感情など興味がないのです。
 いつも傍にいる人の身に一大事が起きても、無関心です。同情や心配の感情は起こりません。当然、気遣いの言葉も出ません。それでは都合が悪いと学習すると、口先だけの社交辞令は言えるようになりますが、そこに心はありません。情のなさは、すぐに相手に悟られてしまいます。
 情緒を介さない対人関係は、表面的でビジネスライクなものになります。友人関係も、その時その時で、自分の役に立つ相手をチョイスするといった具合に。 
 共感力のない人は、自己中心的です。自分の仕事、関心事で、常に頭の中はいっぱいです。自分の望みをかなえるために、他人を操作し、利用しようとします。やってもらいたいことのある時だけ、すり寄ってきます。逆に、こちらから要件があって電話する場合など、面倒だと思うと電話に出ません。

Sponsored Link

つい、同僚Aさんの愚痴を言ってしまったときなど、こちらの心情を察する言葉がなく、逆に同僚Aさんを弁護したり等、この人と話すと傷つくと感じるような場合、その人と情緒的なつながりを感じられません。共感力のない人は、こうした、目の前の人の心情にコミットしない会話が目立ちます。やみくもに相手に味方しているわけではなく、第三者が居た場合など、同僚Aさんの肩を持った方が周囲の受けがいいだろうと判断するのです。
 共感を欠く人は、あなたの感情や思考を無視します。自分のメリットを第一に考えます。自分のために、他者も状況も利用します。
 この人の行為には、周囲からの評価狙いという下心が常にあります。メリットがある場合には、おだてたり、泣き落としにかかったり、さらには、相手の罪悪感を刺激しようと責め立てたり、メリットがなければ、よそよそしく接して近づきません。相手によって替えるのではなく、同一の相手に対しても、状況によって変えます。一見、人当たりはいいですが、フレンドリーではありません。仲良くしたい、繋がりたいという意思は感じられず、ただ、都合よく利用したいという意図ばかりが目立ちます。

 共感は、人と人を情緒的に繋げます。そこに、人は安心や幸福を見出します。それは、人に見せびらかす必要のないものです。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する