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サイコパスの前途

 他者に、危害を加えたり、損失を与えたり、暴言で精神的ダメージを与え続けたり、そうした行為を積み重ねても、法に触れなければ裁かれることはありません。そこで、上位に立てる選ばれしものは、そうでないものを踏みつけてもかまわないのだとする不心得な人物が現れることも多々あります。実際、そうした人々のスキャンダルが連日マスコミを賑わせています。良心を忘れた人たちです。
 良心とは、愛着に基づく相手への責任感や道徳心です。では、見知らぬ他者には生じないのかといえば、そうではありません。自分自身の感情に照らして、罪悪感を生じる行為には及ばないものです。
人は協調して生きていくものだという感覚が、成長過程で育っているからです。

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ところが、サイコパスには協調はありません。常に、自分ひとりです。他者の心境を、感性で感じ取ることができません。感受性レーダーが鈍いのです。わが身に降りかかってくる危機に対しても、恐怖感が乏しいと言われています。この鈍さのゆえに、他者に痛みを与えるのだとも言えます。
 他者と同じ時を分かち合う喜びも、稀薄です。人は、この人から雑談が苦手な印象を受けるかもしれません。人と自然に交流できない人は、それを装うので、ぎこちない印象を与えます。質問ばかりして、その応えに興味も持たず、何か目的があって、情報収集しているかのようです。
 多くの人にとって、対人関係は大きな関心事ですが、人間関係の機微に関心のないこの人は、心揺れることもなく、最大の悩みは、退屈することでしょう。幼児のように退屈し、より強い刺激を求めます。
 この人にとって、他者は、ともに今を分かち合う仲間ではありません。人と居ても対人関係を持たないこの人にとって、他人は、自分の欲望を満たすために用いる道具です。他人を従わせ、 思い通りに利用する事を、ゲームのように楽しむ人もいます。
 このゲームに参加し、この人に従う人は、そうすることで利益にあずかりたいと期待しているなどの、何らかの理由から、参加していることが大半でしょう。愛からではありません。そうした絆は、情緒的絆に比べるとはるかにはかないといえます。
 サイコパスは、次々と人を変え、支配ゲームを繰り返すことになります。そのゲームの参加者から、優秀は人材は、次第に少なくなっていくことでしょう。
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