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DV-盗聴

 まだ固定電話が主流だった頃、電話の盗聴はありがちなことでした。普通の家庭のとりとめもない会話が、盗聴の対象となるのです。
 盗聴するのは家族や親密な関係にある相手です。常日頃、充分会話しているであろう相手が対象なのです。
 聞かれていることに気付いて、やめてくれるよう訴えても、やめません。
 家族のことを充分把握しておく必要がある。あるいは権利がある。というのが、その言い分です。
 電話ばかりでなく、郵便物も家族宛のものを勝手に開封します。見せて良い悪いを勝手に判断して、本人の手に渡らないこともあります。これらがプライバシーの侵害であるなどと言った感覚はありません。
 パートナーや成人した子どもが、友人と出かける打ち合わせなどをしているような場合、止めておけといった、内容に関する干渉をしてくる場合も多々あります。

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 妄想性人格障害等の人格の偏りのある場合、こうした陰湿な行動に出る傾向が見られます。相手の全てを把握しておきたい、もっとべったり依存したいという欲求を、相手からの拒絶によって阻まれるために、自分の知らない相手の世界を確実に知る方法として、これらの手段が選ばれます。ですから、勝手に見るな、聴くなと言われても、止められません。
 当然の展開として、相手の態度がさらに硬化すると、卑屈に徹して、ご機嫌を伺おうとします。そうした態度もまた、相手にとってはうっとうしいのですが、当人にとってはストレスの溜まることですから、ある日突然、キレて激昂するといった場面を迎えます。
 こうした行動によって、もっとも依存したい相手の心を遠ざけてしまうのです。
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カテゴリ: 妄想性人格障害

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