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被害者ぶる加害者

 パートナーや我が子に加害行為を取ってしまったとき、ひどいことを言ってしまった、してしまったとは自覚できずに、「あの子はほんとに、何度言っても言うこと聞かないんだから!」と、自分が被害者のように感じてしまうことは、ありがちなことです。
 相手に対して好意や愛情を感じなければ、同僚であろうと、家族であろうと、利用価値でしかありません。そして、「道具」の痛みには鈍感なものです。

 夜を共にした相手が、自分の社会的立場を脅かす敵に見えてしまう人もいます。そうなると、もう手加減なしです。相手を破壊せんと望むほどの勢いで、かつて情を交わしたであろう相手に立ち向かいます。

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恋人、パートナー、親、愛情を注いでほしい対象からの暴力は、振るわれる者の心を砕きます。愛が欲しいから、なお、すがろうとする態度を見せることでしょう。そして、さらに打ち砕かれます。
 
 加害者は、被害者を憐れむ心を持ち合わせません。被害者が息絶え、それによって自分の生活が苦境に陥った場合には、存在のありがたさにやっと気づきますが、自分が「被告」になってしまったら、話は別です。自己防衛と保身から、ますます、愛を乞いながら死んでいった被害者は、憎しみの対象となります。「あいつさえ死ななければ、私は虐待者にされ、法廷に立たされずに済んだ」と。なんて私は不幸なのだろうと、自己憐憫の涙を流します。「ごめんなさい」の言葉と共に。
 謝ることで、今までのことをなかったことにしてもらい、のど元過ぎれば元の木阿弥。それが、支配したがる人の共通の特徴です。
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