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脱抑制型対人交流障害

 「脱抑制」とは、抑制がきかない状態ということで、愛着を示す行為を抑制できないことを意味します。通常、子どもは知らない大人には、人見知り的な態度を示すものですが、この障害のある子どもは、躊躇しません。初対面の人にも、自分から積極的に近づき、べったりとくっついたり、しがみついて甘えたりします。

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小児期の脱抑制型対人交流障害は、問題のある家庭環境で育った子供にも見られますが、乳児期から施設にいる子どもに、より顕著に表れます。
 一見すると人なつっこい子供に見えますが、養育者とそうでない大人の区別が付いていません。養育者が頻繁に入れ替わり、しかも、その養育が事務的、機械的で、情緒的交流がない場合、安心できる一人の養育者との愛着は育ちません。したがって、人見知りもないのです。
 人見知りな子供はシャイで臆病な印象を与え、人見知りしない子供は大胆で活発という第一印象を受けるものです。ですが、人に対して物怖じしない子供は、必ずしも積極的な性格ではありません。 情緒的な交流を知らずに育ってきたのですから、なれなれしく接してきても、心のふれあう関係性を相手に求めません。利害関係や、表面的な関係だけである場合が多いのです。
 長く交流していても、私的なことを話さず、まるで顔見知り程度の相手のような態度を示すことに、驚かされることもあります。
 ADHD、注意欠如・多動症と間違われることもありますが、環境の改善によって、適切な交流が持てるようになってくると言われています。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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