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宗教の勧誘

 宗教の勧誘をする人たちは、とても熱心です。「ヒトの神概念は大脳辺縁系で作られるのですよ。」などと応えたところで、容易に引き下がりません。「では、なぜ神は人をそのようにおつくりになる必要があったか?」などと食い下がってきます。
 勧誘者は孤独な闇の中で光を見つけたのかもしれません。宗教の提示する概念を受け入れたその時、何らかの意識の変容が起きたのでしょう。たとえば、外界がよく見えず、不安にうずくまっているとき、めがねを差し出されたようなものかもしれません。そのねがめを掛けた瞬間、全てが輝いて見えました。こんなすばらしいものは他には無い、そう感じたのかもしれません。

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あるいは、「目には見えないけれど、この空の向こうに神様がいて、いつも自分を愛してくれている」と考えたとき、深い孤独が癒されたのかもしれません。
 そこで、他の人たちにも、このすばらしいめがねをかけるように勧めようと考えます。自分が素晴らしいと思うものは、誰にとっても素晴らしいに違いないと思う自己中心性があるのですが、それには気付いていません。
 大好きな饅頭をプレゼントしても、相手が甘党でなかったり、ダイエットしていては、喜ばれません。どれほど優れた抗鬱剤も、全ての人に同様の効力を発揮するわけではないのです。
 充実した日常を過ごしている人には、宗教に関わるニーズはありません。また、何らかの心理的な問題を抱えていても、一つの宗教のみがそれを解決すると考えるわけではありません。
 むしろ、勧誘者がそこまで宗教に依存するのは何故なのか理解に苦しみます。そして、自分の正当性や理屈を他者に押し付け同化させようとする姿勢に、怒りや恐れを抱くのです。
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カテゴリ: 共依存

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