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迎合する人

 成長期にいじめや虐待を経験した人は、ありのままの自分は人から愛されないのだという認識を形成してしまいます。そのため、受け入れてもらうために、自己を演出するようになります。
 中でも、相手の意見や趣味に同調し、迎合することは、成功しやすい手段と言えます。成功体験は強化されますので、他者への迎合は、習い性になり、他人に受け入れられる方法であるという確信も持ちます。

 一方で、素のままの自分を開示すると、相手は離れて行ってしまうと信じています。自分が素のままでいた幼いころ、耳にタコができるほど毎日毎日繰り返し、人格否定されてきたのですから。

 迎合するということは、ありのままの自分を封印し、相手の望む人物像を演出することですから、疲れます。
 愛される、受け入れられる自分になりたいという、好意や好感への渇望がそこにあります。ですから、自分が内心嫌っている相手からも好かれたいと望み、迎合的にふるまうのです。誰からも好かれる自己像を目指して。ひとり疎外され、否定される子供時代を過ごしてきたのですから、それも無理からぬことです。

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このような状態のまま恋に落ちると、その対象への依存心は強いものになります。その人に愛されて、魂をハグされて幸せになりたいと切望するのです。
 「あの人が好き。愛している。」は、愛されたい欲求に他なりません。これまでもらえなかったありのままの自分を受け入れらり、許される経験を、その人からもらいたいのです。
 その願いは、当然、相手には迷惑なものになります。愛されたい渇望のステージのままでは、恋の成就はむつかしいのです。
 まだ誰かを愛したことのない頃には、激しい情熱的な恋に落ちやすいのも、この愛されたい渇望の故と言えそうです。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

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