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ボーダーラインと共依存

 「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態」
 現在では、アルコール依存者とそのパートナーだけでなく、広くこのような状態が、共依存として定義されています。暴力を振るう男性とそれに耐える女性、回避的、あるいは支配的な男性と愛情飢餓でしがみ付く女性、相手から愛されたいために、理不尽な扱いにも耐える恋愛関係など、全く正反対に見えて、双方には同じ問題があるといえます。
  仕事や他の異性に回避し、パートナーと心理的に向き合おうとしない男性のパートナーなる女性は、他者を操作する境界性人格障害である傾向が多いといえますが、同様に男性側も見捨てられ不安のある自己愛性人格や強迫性人格であるケースも多いものです。
 もっとも、そうした人と接したために、巻き込まれてしまう可能性は誰にでもあります。共依存の問題点は、それが容認され、さらにサポートされることで、日常化、正当化されていくことです。、さらに、自分たちの論理に、関わる人たちを巻き込んでいくことになります。
 回復には、自分が美化し正当化している行動の裏に潜む自己中心性に気付く必要があります。

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 献身的にパートナーの世話を焼く女性は、他の人間関係においても、世話好きタイプであることが多いものです。困っている人や援助の必要な人を、どこからか探し出してきては、面倒を見たり、相談に乗ります。
 それは、一見周囲の目には好ましく見え、良い評価を得ることも多いものです。 ですが、本人が自覚していないその心理に、周囲が気付いてしまうことも、また少なくありません。博愛主義を演じてはいるけれど、心底相手の痛みに共感し、自らに与えられるだけのものを好意から与えているわけではないという心理に。
困っている人や弱者を必要としているからこそ、そういう人を捜し出すのが上手で、何をさておいても、駆けつけるのだという事実に。
 問題を抱えて困っている人は、支えを必要としているので、自分のアドバイス(支配とコントロール)を受け入れ、自分を必要としてくれる(依存してくれる)かに見えます。
 自分自身のことを二の次にして人助けしているのですから、相手が自分のアドバイス(支配とコントロール)よりも、自分自身の判断や欲求に従うことを選ぶと、惨めさと怒りを覚えます。
 自分の利益を優先するのは人間の持つ悪徳だといった倫理観を持ち、他人や社会のために貢献し、他人にもその価値観を押し付け、自分のために生きている人を、人格として未熟だと、裁きます。
 このような人は、問題を抱えた人をパートナーに選びがちです。
「私がいなければ、この人はダメになってしまう」
と、献身的に世話を焼くのですが、その人が回復し、もう必要とされなくなることを恐れます。
 自分が相手にしがみついているので、相手にも自分にしがみつくように無意識的に操作してしまうのです。依存の対象を失いはしまいかという不安を、常に抱えています。ですから、二人の間に第三者が入ってくると、パートナーを横取りされるではないかという過剰な疑いを持ち、パートナーを操作、誘導して第三者を排除させたり、自らも第三者に攻撃を仕掛けて、二人だけの排他的、閉鎖的な関係を築くことに執着しがちです。
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テーマ: 恋愛依存症? | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

コメント

さちこさん
コメントありがとうございます。
たいへんでしたね。
でも、距離をあけることができたようで、何よりです。
もしかしたら、そのご夫婦は、さちこさんをスケープコートするという共同作業を通して、
より親密になれたのかもしれませんが、
また第三者の女性が登場すると、巻き添えにして、同様のドラマを繰り返してしまう可能性もありますね。
それはその方たちの問題ですので、たとえ非難されたとしても、ご自分をあまり責めないでくださいね。

2008/08/13 (Wed) 21:36 | 美優 #- | URL | 編集
とても同感です。

私は、こういった関係の夫婦と関わってしまい、
恐ろしい目に遭いました。
夫にいいよられ、妻に憎まれました。
夫は妻の本音を私から聞きだそうとし、
回避することばかり考え、妻は私に「友達」と言いながら、
私を常に監視・疑惑の目で見続けていました。

本当に最悪な夫婦でした。
そのため、体調を崩し、相手を怨み、泥沼状態で絶縁しました。
現在、その時の憎悪から抜け出そうと必死です。

2008/08/13 (Wed) 14:28 | さちこ #kLCZl7R6 | URL | 編集

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