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完全主義と強迫性人格障害

 完全主義者には以下のような傾向がよく見られます。
1. 細部へのとらわれ。規則などに必要以上にこだわり、本来の目的を見失ってしまう。
2. 完全主義。完全性を求めるあまり、課題の達成が妨げられる。僅かな落ち度でもあると、そのために課題を丸ごと投げ出してしまう。
3. 余暇や友人関係を犠牲にしてまで仕事と効率性にのめり込む。
4. 過度な良心性。道徳、倫理、ある価値観にとらわれ過ぎて融通が利かない。このマイルールに反する対象を許さず、過度にコントロールしようとする。
5. 特別な思い出があるわけでもないのに、使い古したもの、価値のない物を捨てられない。
6. 自分のやり方に従わない限り、他人に仕事を任せられない。または一緒に仕事をすることができない。
7. 過度のけち。金銭的に自分に対しても他人に対してもケチ。金銭は将来の破局に備えて貯めておくべきものと思っている。
8.頑固で融通が利かない
この8つのうち、4つ以上が当てはまると、「強迫性人格障害」と見なされます。

 強迫性人格障害では、完全主義にとらわれるあまり、融通性を欠いてしまうのが大きな問題です。臨機応変な対応が難しいのです。
 何でも真に受けて、ユーモアのセンスに乏しく、気軽な人間関係を持つのが困難。また、失敗や周囲の目を恐れる余り、自分の意思や欲求のままに決断を下せず、他者にもマイルールを押し付け、不寛容といった傾向も見られます。


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 状態のよいときは、社会のルールに適応して、感じの良い人ですが、年齢と共に硬直化して、頑固で融通が利かない完全主義的な症状が強くなってしまうと、外部との摩擦を生じ、うつ病や解離性健忘などを併発する場合もあります。
ストレスが強い状況下では、完全主義の傾向がより強くなり、物事を暗礁に乗り上げてしまうこともありますので、自分で自分を追い詰めてしまわないことがたいせつです。
強迫性人格は、傍目には下記のような印象を与えます。
・規則や権威に対して従順。
・既存の価値規範への同調。
・自らの属する組織への盲従。
・権威を傘に着る。
・過度な自己批判。
・禁欲的。
・保守的。
・感情を抑制して表面に出さない。
 さしずめ、前例がないからという理由で、個別の対応ができず、門前払いしてしまう規則一辺倒な公務員といったイメージでしょうか。これらの根底にあるのは、安全嗜好への過度の傾倒です。安全を脅かされたくないから、従順に、既存の価値規範に同調します。規範に依存しすぎて、すべてその物差しで計り、物事の受け止め方、対処が表面的です。
 これは、変化をネガティブに受け止め、恐れすぎる傾向が強すぎるといえます。このため、安心感を得るために、上位の相手には同調的である一方、下位のものに対しては、権威を傘に着て支配しようとします。
 周囲を困らせますが、本人に逸脱の自覚は乏しいといえます。
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コメント

ジルさん こんにちは
コメントありがとうございます。
完全主義者の人は、がんばりすぎてる気がします。
いっぱいいっぱいに張り詰めた弦みたいです。
もうちょっといい加減でも大丈夫!って
自分にささやきかけるといいのかもしれませんね。

2008/10/11 (Sat) 21:21 | 美優 #- | URL | 編集
凄い共感出来ました

5つ当てはまりました。
やっぱり完璧主義ってのは精神的にきやすいんですね…
しかも自分の場合実力の無いのに完璧主義だからなorz
もうちょっとポジティブで広い心を持ちたいものです。

2008/10/10 (Fri) 13:58 | ジル #F3j5fJXU | URL | 編集

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