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ボーダーパーソナリティの外見と中核

 ボーダーパーソナリティの人は、一見礼儀正しく、いわゆる「いい人」が多いようです。そのため、親しくなって巻き込まれ、後になってやっと相手の問題点に気付く事も少なくないかもしれません。
 一見、何かと人の面倒を見る親切な人という印象を受けることも多いでしょう。いつも、何か問題を抱えて困っている人を探し出しては、献身的にその人の面倒を見て、そこに自分の存在価値を見出そうとしているかのようです。
 ひたすら他人や、他人の問題に関わり、貢献することが善であるいう思い込みも強くあります。そのために、ときには他の人たちに対しても、自分の物差しで計り、そうするべきなのに、あの人たちはそうしてはいないと、やたらと批判がましくなります。自分の方が人格として優れており、相手は劣っているという判断が働くのです。陰では『お局様』と呼ばれていたりします。
 問題を抱えている人に関わるのが好きなので、相手が自立して、離れていくと、寂しさを覚えます。この辺が、ボーダー的ではない人の親切とは違っているところです。

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知人が悩み事を抱えて頻繁に電話を掛けてきたことはありませんか?あまり頻繁だと時間を取られすぎるので内心迷惑に感じながらも、邪険にはできません。身の上相談に耳を傾けます。そして、立ち直ってくれると、やれやれと、ほっとするものです。改めて、付き合うなら元気なその人と付き合いたいものだと感じたことはありませんか?
 ネガティブな雰囲気は、周囲をも曇らせてしまうのです。ところが、世話女房タイプの人の中核をなしているのは、このネガティブな雰囲気が好きだというところです。元気な人、優しい人、何かに優れた人には、自分が劣っていることを見せ付けられてしまうのです。そうした人たちには、激しく嫉妬心を掻き立てられてしまいます。目を光らせて、いたらぬところを見つけては、批判せずにいられません。
 回復の見込みのない精神的問題を抱えた人たちの傍を、活躍の場所として選びます。その人たちが、どんな風にいたらないか、関わるのがどれほど大変かを第三者にぼやきながらも、真っ先に駆けつけ、進んで関わるのです。相手が回復し、自分を必要としなくなることを密かに恐れていますから、相手を自分に依存させるようコントロールしようとします。
 自我の確かな人は、このコントロールを不快に感じますので、距離をとるようになります。すると、裏切られたような心境になり、相手に対して、激しい憤りを覚えてしまいます。
 また、その怒りを胸にしまっておくことができません。しかし、裏切りの対象が、依存し、癒着しているパートナーであるような場合、真実を見つめることができません。あの人は悪くない、そそのかされたのだと、他者をスケープゴートに仕立てて責任転嫁し、攻撃する一方、失いたくないパートナーに対しては、よりいっそう美化し、献身的に尽くします。
  見捨てられ不安が強いですから、パートナーにも、けっして自分を見捨てそうもない人を選びがちです。にもかかわらず、常に見捨てられる不安を抱えています。パートナーが他の異性と話しているだけで、激しく嫉妬心を掻き立てられ、間に割り込んで、邪魔をせずにいられません。相手の異性を、自分のパートナーを横取りする存在と見なして、容赦なく攻撃することもあります。こうして、一見世話好きな人であるにもかかわらず、人間関係は暗転しがちです。
  そのせいか、「永遠の不変」を夢見ているところもあります。自分のすべてを受け入れてくれ、永遠に変わらぬ愛を注いでくれる対象を乞い求めます。ありのままの現実に目を背け、愛されているという確信にしがみつく傾向も強いといえます。
 他者に関わりすぎ、感謝されない不遇の生き方を改めるには、自分の好きなこと、したいことを見つけ、それに熱中するのが一番といえます。
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テーマ: 不安定な心 | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 妄想性人格障害

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